日本の文学賞

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春名 徹

はるな あきら

Haruna Akira

プロフィール

性別
男性
生誕
1935-12-13 (東京府)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
ノンフィクション作家, 歴史研究者, 翻訳者, 大学講師
活動期間
1959年〜
所属
中央公論新社(勤務), 國學院大學(講師), 学習院大学(講師), 調布学園女子短期大学(教授、現・田園調布学園大学短期大学部)
所属団体
史学会, 日本文芸家協会, 日本ペンクラブ

学歴

東京大学文学部
文学部 / 東洋史学科
期間: 〜1959
卒業年: 1959
国: 日本

受賞歴

大宅壮一ノンフィクション賞
1980
対象作品: にっぽん音吉漂流記
主催: 大宅壮一ノンフィクション賞選考委員会
結果: winner
日本ノンフィクション賞
1980
対象作品: にっぽん音吉漂流記
主催: 日本ノンフィクション賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 尾張の船乗り音吉が、宝順丸の漂流をきっかけに北米、マカオ、上海へと渡り、開国前後の東アジア外交の周縁を生きた軌跡を描くノンフィクションである。限られた記録から一人の漂流民の生涯を掘り起こし、モリソン号事件や通商、宣教、通訳の歴史を結び合わせて、幕末日本を外側から照らし出す。

    望郷だけでは語りきれない漂流民の生涯から、幕末外交のもう一つの入口が開かれる。

    289ページ
    漂流民幕末外交音吉モリソン号事件通訳と越境

作品

代表作

にっぽん音吉漂流記

1979年 ノンフィクション(歴史・漂流記)

日本人漂流民・音吉の体験を追ったルポルタージュ風の歴史ノンフィクション。江戸期の漂流史に関心を寄せた作品。

漂流異文化交流江戸時代史

世界を見てしまった男たち

1981年 ノンフィクション(歴史)

江戸時代の人物たちが異郷で体験した出来事をまとめたドキュメンタリー風の作品集。

海外体験歴史的人物文化接触

漂流 ジョセフ・ヒコと仲間たち

1982年 ノンフィクション(伝記的)

ジョセフ・ヒコ(ジョセフ・ヒコ)の漂流とその仲間たちに焦点を当てた歴史ルポ。

伝記漂流日米交流史

北京 都市の記憶

2008年 ノンフィクション(都市史)

北京の都市史と記憶を追った論考。現地観察と史料を織り交ぜた一冊。

都市史記憶中国研究

細川三代 幽斎・三斎・忠利

2010年 歴史

細川家三代の生涯と業績を通して戦国から近世への変貌を描く歴史書。

武士史家系史戦国・江戸時代

全著作

  • にっぽん音吉漂流記
  • 世界を見てしまった男たち
  • 漂流 ジョセフ・ヒコと仲間たち
  • 大いなる海へ
  • 中浜万次郎 世界をみてきたジョン=マン
  • 音吉少年漂流記
  • マルコ=ポーロ
  • 島の旅島の人
  • 細川幽斎 栄華をつかんだ文武両道の才
  • 北京 都市の記憶
  • 細川三代 幽斎・三斎・忠利

作家による翻訳

  • 紫禁城の黄昏(入江曜子共訳・岩波文庫)
  • 翻身 ある中国農村の革命の記録(W. ヒントン 共訳)
  • 百日戦争 清華大学の文化大革命(W. ヒントン 翻訳)
  • 朝鮮・琉球航海記(ベイジル・ホール翻訳)

作風・主題

文体
ルポルタージュ風ノンフィクション史実に基づく叙述現地調査重視
頻出モチーフ
海と漂流異文化交流個人史と社会史の交差

評価・遺産

江戸期の漂流民や海外体験を扱ったノンフィクション作家・研究者として評価される。翻訳や教育活動も行い、史学とルポルタージュを結ぶ仕事を残した。

関連学会

  • 史学会
  • 日本文芸家協会
  • 日本ペンクラブ

豆知識

  • 妻は作家の入江曜子である。
  • 1979年刊『にっぽん音吉漂流記』で1980年に大宅壮一ノンフィクション賞と日本ノンフィクション賞を受賞した。
  • 東京大学文学部東洋史学科を卒業し、中央公論新社勤務後に作家活動に入った。