日本の文学賞

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長谷川 潮

はせがわ うしお

Hasegawa Ushio

プロフィール

性別
男性
生誕
1936-10-20 (東京都)
死没
2022-09-29 85歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
児童文学評論家, 図書館員, 研究者, 著者
活動期間
1962年〜2022年
所属
国際基督教大学 図書館(勤務), 日本児童文学者協会(選考委員等)
所属団体
日本児童文学者協会

学歴

東京都立三鷹高等学校(定時制)
国: 日本
定時制課程を修了
法政大学 文学部(通信制)
文学部(通信制)
国: 日本
通信課程を修了したとされる(年次不明)

受賞歴

高山賞(佳作)
1962
対象作品: 芥川龍之介童話論(投稿評論)
主催: 日本児童文学者協会(高山賞論文募集)
結果: 佳作
日本児童文学者協会賞
2006
対象作品: 児童文学のなかの障害者
主催: 日本児童文学者協会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 児童文学に描かれた障害者像を読み解く評論。作品に現れる身体、社会、差別、共生の表象を通して、子どもの本がどのように人間理解を形づくるかを考える一冊です。

    児童文学の中の障害者像から、子どもの本が持つ倫理と想像力を読む。

    214ページ
    児童文学批評障害者像共生表象

作品

代表作

死の海をゆく―第五福竜丸物語

1984年 児童向け物語 / ノンフィクション

第五福竜丸を題材にした児童向けの物語。被爆とその影響を扱う。

戦争被爆記憶

ロスアラモスの小さな石

1985年 児童文学 / 被爆・核

原爆や核をテーマに据えた児童向けの論考・物語集の一編。

戦争倫理

日本の戦争児童文学 戦前・戦中・戦後

1995年 研究・評論

戦前から戦後にかけての日本の児童文学における戦争表象を史的に整理した研究。

戦争文学歴史児童文学研究

児童戦争読み物の近代

1999年 研究・評論

児童向けの戦争読み物を近代的視座から検討した研究書。

近代化児童文学戦争の語り

戦争児童文学は真実をつたえてきたか

2000年 評論・論考

戦争を描く児童文学が事実とどのように向き合ってきたかを問う評論集。

事実と創作倫理戦争記憶

児童文学のなかの障害者

2005年 研究・評論

児童文学に描かれる障害の表象を分析し、表現のあり方を問う研究。

障害表象児童文学包摂

子どもの本に描かれたアジア・太平洋

2007年 研究・評論

近現代における子どもの本の中のアジア・太平洋像を論じた研究。

地域イメージ児童文化歴史認識

少女たちへのプロパガンダ――『少女倶楽部』とアジア太平洋戦争

2012年 研究・評論

雑誌『少女倶楽部』を通じて見える戦時期における少女向けプロパガンダを分析。

プロパガンダメディア史女性像

全著作

  • 死の海をゆく―第五福竜丸物語
  • ロスアラモスの小さな石
  • 日本の戦争児童文学 戦前・戦中・戦後
  • 児童戦争読み物の近代
  • 戦争児童文学は真実をつたえてきたか
  • 児童文学のなかの障害者
  • 子どもの本に描かれたアジア・太平洋
  • 少女たちへのプロパガンダ――『少女倶楽部』とアジア太平洋戦争

作風・主題

文体
批評的・学術的史的・実証的アプローチ
頻出モチーフ
戦争と子ども事実と創作の境界障害の表象アジア太平洋のイメージ

評価・遺産

戦争児童文学と児童文学における障害表象の研究で知られる児童文学評論家・研究者。大学図書館に長年勤務し、評論・研究活動を通して児童文学研究の重要な論点を提示した。

関連学会

  • 日本児童文学者協会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(所蔵データあり)

豆知識

  • 父は歌人・編集者の長谷川誠一で、『日本児童文学事典』(河出書房、1954年)の企画・編集を行った。
  • 国際基督教大学の大学図書館に1962年から1997年まで勤務した。