日本の文学賞

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法月 綸太郎

のりづき りんたろう

Norizuki Rintaro

ペンネーム: 法月 綸太郎商業デビュー時に使用しているペンネーム。吉川英治『鳴門秘帖』の隠密名に由来する。

プロフィール

性別
男性
生誕
1964-10-15 (島根県松江市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
京都市

経歴

職業
小説家, 推理作家, 文芸評論家, 評論家
活動期間
1988年〜
所属
日本推理作家協会, 本格ミステリ作家クラブ, 探偵小説研究会
所属団体
日本推理作家協会, 本格ミステリ作家クラブ, 探偵小説研究会
影響を受けた人物
カート・ヴォネガット, トマス・ピンチョン, ジョン・バース, ロス・マクドナルド, 柄谷行人, エラリー・クイーン
ノミネート
1992年『一の悲劇』 - 日本推理作家協会賞(長編部門)候補, 1993年『重ねて二つ』 - 日本推理作家協会賞(短編・連作短編集部門)候補, 1995年『二の悲劇』 - 日本推理作家協会賞(長編部門)候補, 2003年『法月綸太郎の功績』 - 本格ミステリ大賞(小説部門)候補, 2012年『キングを探せ』 - 本格ミステリ大賞(小説部門)候補, 2014年『ノックス・マシン』 - 本格ミステリ大賞(小説部門)候補

学歴

京都大学法学部
法学部 / 法学
学位: 学士(法学)
国: 日本
京都大学法学部卒業。大学在学中に京大推理小説研究会出身。

受賞歴

日本推理作家協会賞(短編部門)
2002
対象作品: 都市伝説パズル
部門: 短編
主催: 日本推理作家協会
結果: 受賞
本格ミステリ大賞(小説部門)
2005
対象作品: 生首に聞いてみろ
部門: 小説
主催: 本格ミステリ作家クラブ
結果: 受賞
本格ミステリ大賞(評論・研究部門)
2025
対象作品: 死体置き場で待ち合わせ 新保博久 法月綸太郎 往復書簡
部門: 評論・研究
主催: 本格ミステリ作家クラブ
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 『生首に聞いてみろ』は、法月綸太郎が名探偵法月綸太郎を登場させる本格ミステリである。石膏像の頭部切断を端緒に、芸術家一族の関係と過去の秘密が論理的に解きほぐされていく。

    切断された石膏像の頭部が、家族の秘密と論理の迷宮へ導く。

    492ページ
    本格ミステリ名探偵芸術家一族石膏像論理

作品

代表作

密閉教室

1988年 推理小説

デビュー作。閉ざされた空間での密室トリックを用いた推理小説。

密室論理的トリック探偵役と作家の関係

生首に聞いてみろ

2004年 推理小説

複数のトリックと構築を重視した長編で、本格ミステリ大賞受賞作。

伝統的本格推理複雑なトリック

ノックス・マシン

2013年 推理小説

論理や推理の構成をテーマに据えた短編・中編集の要素を含む作品。

論理の可視化パズル性

全著作

  • 密閉教室
  • 雪密室
  • 頼子のために
  • 一の悲劇
  • 法月綸太郎の功績
  • 生首に聞いてみろ
  • キングを探せ
  • ノックス・マシン
  • 法月綸太郎の消息

翻案

  • 一の悲劇(テレビドラマ)
  • 都市伝説パズル(漫画)

作品の翻訳

  • 都市伝説パズル — 英訳収録 (An Urban Legend Puzzle)
  • 怪盗グリフィン、絶体絶命 — 中国語訳(怪盗格里芬)

作風・主題

文体
本格派推理構築性を重視した文体論理的で冷静な筆致
頻出モチーフ
密室論理パズル探偵と作家の二重構造

評価・遺産

新本格ミステリの代表的作家の一人として評価され、評論活動でも知られる。密室トリックや論理構成における研究的アプローチが後進に影響を与えている。

関連学会

  • 日本推理作家協会
  • 本格ミステリ作家クラブ

豆知識

  • ペンネームは吉川英治『鳴門秘帖』の隠密「法月弦之丞」に由来する。
  • エラリー・クイーンの熱烈な愛好者で、作品中にクイーン風の設定を取り入れている。
  • 大学時代は京大推理小説研究会出身で、綾辻行人らと同期。
  • 愛猫の名はミドロ。