日本の文学賞

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生田 武志

いくた たけし

Ikuta Takeshi

プロフィール

性別
男性
生誕
1964-06-02 (千葉県千葉市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
千葉市(千葉県) → 倉敷市(岡山県) → 釜ヶ崎(大阪)

経歴

職業
社会運動家, 著作家, 評論家
活動期間
1982年〜
所属
野宿者ネットワーク(代表), ホームレス問題の授業づくり全国ネット(共同代表)

学歴

同志社大学
文学部 / 数学史
国: 日本

受賞歴

群像新人文学賞
2000
対象作品: つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?
部門: 評論部門
主催: 『群像』編集部
結果: 優秀作

受賞・候補エディション

作品

代表作

『<野宿者襲撃>論』

2005年 社会学/評論

野宿者に対する襲撃や暴力の実態を論じ、メディアや地域社会、制度の問題点を分析する評論的著作。

ホームレス暴力社会的排除メディア

『ルポ最底辺ーー不安定就労と野宿』

2007年 ルポ/ノンフィクション

日雇いや不安定就労、野宿の現場を取材したルポルタージュ。現場の声を通して社会的背景を明らかにする。

不安定就労日雇労働ホームレス貧困

「フリーター≒ニート≒ホームレスーーポスト工業化日本社会の若年労働・家族・ジェンダー」

2007年 論考/学術寄稿

ポスト工業化社会における若年労働、家族、ジェンダーの問題を論じ、フリーターやニートとホームレスの関係性を考察する論考。

若年労働家族ジェンダー社会構造

『貧困を考えよう』

2009年 入門書/社会問題(岩波ジュニア新書)

子ども・若者向けに貧困の構造や現場をわかりやすく解説する入門書。

貧困教育社会福祉

『おっちゃん、なんで外で寝なあかんの?ーーこども夜回りと「ホームレス」の人たち』

2012年 児童向けノンフィクション/社会教育

子どもたちの夜回り活動を通じて出会ったホームレスの人々の暮らしを描き、共生や理解を問いかける一冊。

教育ホームレス共生

『子どもに「ホームレス」をどう伝えるか』

2013年 共著/教育論

教育現場や日常で子どもにホームレスの問題を伝える方法や注意点を、実践的にまとめた共著。

教育ホームレスコミュニケーション

『釜ヶ崎からーー貧困と野宿の日本』

2016年 ノンフィクション/ルポ(増補改定版)

釜ヶ崎(通称)を中心に、日本における貧困と野宿の実態を現場から描いた増補改定版。

釜ヶ崎貧困野宿労働

『いのちへの礼儀ーー国家・資本・家族の変容と動物たち』

2019年 エッセイ/社会思想

国家や資本、家族の変容を考察しつつ、人間と動物をめぐる倫理や『いのち』の扱いを問い直す論考集。

生命倫理家族資本動物

全著作

  • 『<野宿者襲撃>論』(2005年、人文書院)
  • 『ルポ最底辺ーー不安定就労と野宿』(2007年、ちくま新書)
  • 「フリーター≒ニート≒ホームレスーーポスト工業化日本社会の若年労働・家族・ジェンダー」(2007年、フリーターズフリー1号)
  • 『貧困を考えよう』(2009年、岩波ジュニア新書)
  • 『おっちゃん、なんで外で寝なあかんの?ーーこども夜回りと「ホームレス」の人たち』(2012年、あかね書房)
  • 『子どもに「ホームレス」をどう伝えるか』(2013年、太郎次郎社エディタス、共著)
  • 『釜ヶ崎からーー貧困と野宿の日本』(2016年、ちくま文庫)
  • 『いのちへの礼儀ーー国家・資本・家族の変容と動物たち』(2019年、筑摩書房)

作風・主題

文体
ルポルタージュ的な現場密着の記述批評的・論考的な分析当事者の声を重視する語り口
頻出モチーフ
ホームレス貧困労働(不安定雇用)家族社会的排除動物と生命倫理

評価・遺産

釜ヶ崎をはじめとする現場での支援活動と著作を通じて、ホームレス問題や貧困に関する教育・社会政策の議論に影響を与えている。実践と批評を結びつける実務的な作家・活動家として評価される。

豆知識

  • 1964年6月2日生まれ。千葉市出身で1974年に倉敷市へ転居。
  • 同志社大学文学部卒(専攻は数学史)。
  • 大学在学中から釜ヶ崎の支援活動に携わり、卒業後も日雇労働者として働いた経験がある。
  • 2000年に『つぎ合わせの器は、ナイフで切られた果物となりえるか?』が群像新人文学賞(評論部門)で優秀作に選ばれた。
  • 著作はホームレスや貧困、労働、教育に関するルポや評論が中心。