日本の文学賞

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梶原 さい子

かじわら さいこ

Kajiwara Saiko

プロフィール

性別
女性
生誕
1971-01-16 (宮城県気仙沼市唐桑町)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
歌人, 高校教員
活動期間
1997年〜
所属
塔短歌会
所属団体
塔短歌会
影響を受けた人物
河野裕子, 梶原しげよ(大叔母)

受賞歴

抒情文芸 最優秀賞
2006
対象作品: ざらめ
主催: 抒情文芸
結果: 受賞
宮城県芸術選奨 新人賞
2010
主催: 宮城県
結果: 受賞
現代短歌評論賞
2011
対象作品: 短歌の口語化がもたらしたもの - 歌の「印象」からの考察
主催: 現代短歌評論賞選考委員会
結果: 受賞
塔短歌会賞
2011
主催: 塔短歌会
結果: 受賞
葛原妙子賞
2015
対象作品: リアス/椿
主催: 葛原妙子賞選考委員会
結果: 受賞
宮城県芸術選奨
2014
主催: 宮城県
結果: 受賞
日本歌人クラブ東北ブロック優良歌集賞
2021
対象作品: ナラティブ
主催: 日本歌人クラブ東北ブロック
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 短歌の口語化がもたらしたもの-歌の『印象』からの考察

    梶原さい子による短歌評論。口語短歌が歌の読後印象や感情の伝わり方にどのような変化をもたらしたかを、作品読解と調査の視点から考察する。

    口語表現が短歌の印象をどう変えるのかを問う評論。

    短歌評論口語短歌表現論
葛原妙子賞 1回登壇
  1. 受賞作: リアス/椿

    東日本大震災後の故郷と日常を、短歌の時間感覚で見つめる歌集。失われた町筋、海、椿、祈りの姿を通じて、被災地に生き続ける感情を静かに刻む。

    リアス/椿は、震災短歌を軸に読者を作品世界へ導く。

    202ページ
    震災短歌故郷喪失と祈り

作品

代表作

ざらめ

2006年 短歌

第一歌集。日常の観察を繊細な言葉で紡いだ短歌を収めるデビュー作。

日常郷里人間関係

あふむけ

2009年 短歌

第二歌集。言葉の抑揚と口語表現の工夫が見られる中期の作品集。

言葉記憶家族

リアス/椿

2014年 短歌

第三歌集。東日本大震災以後の風景や海、郷里へのまなざしを織り込んだ重要作。写真とのコラボレーションでも紹介された。

震災郷里喪失と再生

梶原さい子歌集

2018年 短歌

収録歌をまとめた文庫版的な歌集。これまでの作品の集成。

変遷回想

ナラティブ

2020年 短歌

第四歌集。物語性や語りの要素を重視した作品群で評価を受け、受賞対象となった。

語り記憶震災の余波

アルカリ色のくも(宮沢賢治の青春短歌を読む)

2021年 評論・鑑賞

宮沢賢治の青春期の短歌を読み解く評論的著作(編著)。

詩歌鑑賞宮沢賢治

落合直文の百首

2023年 解説

歌人入門シリーズの一冊として、落合直文の百首を選び解説した入門書。

入門歌人解説

全著作

  • ざらめ
  • あふむけ
  • リアス/椿
  • 梶原さい子歌集
  • ナラティブ
  • アルカリ色のくも(宮沢賢治の青春短歌を読む)
  • 3653日目〈塔短歌会・東北〉震災詠の記録(共著)
  • 落合直文の百首

作風・主題

文体
口語短歌の活用叙情的でありながら観察的な描写ナラティブ(物語的)要素の導入
頻出モチーフ
震災郷里・気仙沼家族・日常の細部写真と短歌の対話

評価・遺産

地域に根ざした短歌表現と震災をめぐる作品群で評価され、複数の賞を受賞。日本現代詩歌文学館や仙台文学館などで企画展示が行われるなど地域の文学活動にも貢献している。

記念館・博物館

  • 日本現代詩歌文学館(常設・展示) 岩手県北上市
  • 日本近代文学館(展示参加) 東京都(展示会場)
  • 仙台文学館(展示参加) 宮城県仙台市

関連学会

  • 日本歌人クラブ

資料所蔵先

  • 日本現代詩歌文学館 資料
  • 日本近代文学館 展示記録
  • 仙台文学館 展示資料

豆知識

  • 詩人の梶原しげよは大叔母にあたる。
  • 実家は早馬神社に関係がある。
  • 自身の歌集は写真家とのコラボ展示が行われたことがある。
  • 朝日新聞みちのく歌壇の選者や、短歌入門講座の講師を務めるなど地域の文壇活動にも関与している。