日本の文学賞

← ホームに戻る

建畠 覚造

たてはた かくぞう

Tatehata Kakuzō

プロフィール

性別
男性
生誕
1919-04-22 (東京府)
死没
2006-02-16 86歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京 → サイゴン(当時 仏領インドシナ) → フランス(パリ)

経歴

職業
彫刻家, 大学教員
活動期間
1941年〜2006年
所属
多摩美術大学, 行動美術協会(彫刻部設立)
所属団体
行動美術協会
影響を受けた人物
ヘンリー・ムーア
影響を与えた人物
日本の抽象彫刻の後進

学歴

東京美術学校(現・東京藝術大学)
彫刻科 / 彫刻科
卒業年: 1941
国: 日本
旧制・東京美術学校を卒業。現行の学位表記は資料により異なる。

受賞歴

芸術選奨文部大臣賞
主催: 文化庁
結果: 受賞
文化功労者
2005
主催: 文化庁
結果: 顕彰
高村光太郎賞
結果: 受賞
中原悌二郎賞
結果: 受賞
長野市野外彫刻賞
主催: 長野市
結果: 受賞
ヘンリー・ムーア大賞展特別賞
主催: ヘンリー・ムーア大賞展実行委員会
結果: 受賞(特別賞)

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 〈WAVING FIGURE〉

    建畠覚造の〈WAVING FIGURE〉は、戦後日本の抽象彫刻を代表する作家が追求した立体作品の系列。見る角度によって形の関係が変化し、硬質な素材の中に波や運動の感覚を生み出す。

    静止した立体の中に、角度ごとに揺らぐ波と身体の気配を宿す抽象彫刻。

    抽象彫刻戦後美術形態視点運動感

作品

代表作

1941年 彫刻

東京美術学校在学中に制作され、1941年の新文展に出品して特選を受賞した初期作品。具象から抽象への転換期を示唆するもの。

抽象空間と実体の関係具象からの転換

WAVING FIGURE

1998年 彫刻

1998年制作。島根県立美術館に所蔵され、公共空間に設置された代表作の一つ。幾何学的造形とユーモアを併せ持つ。

人体モチーフ幾何学的造形公共設置

作風・主題

文体
明確で論理的な構成を重視する造形無駄をそぎ落としたミニマリスティックな美学ブロンズや鉄、アルミ、アクリル、セメント、合板など多様な素材の採用
頻出モチーフ
空間と実体の関係性胴に穴のある造形(ムーアの影響)ユーモアの挿入幾何学的形態

評価・遺産

第二次大戦後の日本における抽象彫刻の先駆者の一人。多摩美術大学教授として後進を育て、国内外で多数の賞を受け、公共空間に多くのモニュメントを残した。2005年に文化功労者として顕彰された。

記念館・博物館

  • 島根県立美術館 島根県松江市

関連学会

  • 行動美術協会

大衆文化への影響

  • 各地の広場や学校に設置されたモニュメントとして一般に親しまれている。

豆知識

  • 1944年にサイゴンの日本文化会館に派遣され、敗戦後に現地で4か月の抑留を経験している。
  • 父は彫刻家の建畠大夢である。
  • 長男の建畠朔弥は彫刻家で日本大学芸術学部教授を務める。
  • 次男の建畠晢は詩人・美術評論家で、国立国際美術館長や京都市立芸術大学学長を歴任した。
  • 妻の島村嘉は京都出身で、1944年に結婚した。