日本文学大賞
1回登壇
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第18回(1986年) 受賞受賞作: 脳の発見
『脳の発見 脳の中の小宇宙』は角田忠信による脳と文化をめぐる著作。左右の脳の働き、聴覚、言語、文化差への関心をもとに、人間の脳を小さな宇宙として捉え直す。
脳の働きから、言語と文化の深い結びつきを探る。
162ページ脳科学言語聴覚文化差人間理解
つのだ ただのぶ
Tsunoda Tadanobu
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京医科歯科大学 | 医学部 | 耳鼻咽喉科 | 医学士 | 1945–1949 | 日本 |
| 東京医科歯科大学 | 大学院(医学系) | 耳鼻咽喉科学 | 医学博士 | 1951–1957 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1986 | 日本文学大賞(学芸部門) | 脳の発見 脳の中の小宇宙 | 学芸部門 | 新潮社 | 受賞 |
| 2016 | 瑞宝小綬章 | — | — | 内閣府 | 受章 |
『脳の発見 脳の中の小宇宙』は角田忠信による脳と文化をめぐる著作。左右の脳の働き、聴覚、言語、文化差への関心をもとに、人間の脳を小さな宇宙として捉え直す。
脳の働きから、言語と文化の深い結びつきを探る。
日本人の聴覚的・認知的特性を、脳の左右機能の観点から論じた一般向け解説書。自然音に対する日本人の感受性などを提示し社会的議論を呼んだ。
左右脳の機能差とそれが文化に及ぼす影響について事例や実験結果を基に述べた著作。
脳の構造や機能をわかりやすく解説し、『小宇宙』としての脳の同期現象やツノダテストの結果などを紹介した。学術部門の文学賞を受賞した。
人の脳幹が地殻の歪みや地磁気の変化に敏感に反応するとする観察と理論をまとめ、個人を用いた地震予知の可能性を提唱した。
晩年の著作で、言語と脳、感性と理性の関係や時間・地磁気との関連性を再検討した一冊。刊行後も議論を呼んだ。
角田忠信は一般向けに脳科学の考察を広め、日本人論と結びつけた著作で大きな読者を得た一方、学術的手法や結論に対して専門家からの厳しい批判も受けた。公共の議論を刺激した点が評価される。
日本人は自然音に対する特異な感受性を持ち、それが文化や感性の基盤になっている。