日本の文学賞

← 日本文学大賞に戻る

日本文学大賞 にほんぶんがくたいしょう

第18回(1986年)

小説文芸評論詩歌戯曲

受賞者

4名
北杜夫 きた もりお 受賞

『輝ける碧き空の下で』第二部は、北杜夫がブラジル移民の夢と現実を描いた二部作の完結篇。広大な異国の大地に新しい生活を求めた人々の希望、挫折、家族の時間を追う。

ブラジルの青空の下で、移民たちの夢と現実が交差する。

314ページ
移民ブラジル家族近代日本夢と挫折
野上彌生子 のがみ やえこ 受賞

『森』は野上彌生子の未完の遺作。明治生まれの女性作家が、自身の時代経験と内面を長い射程で見つめ直す、自伝的要素の濃い晩年の長編である。

百年近い生の記憶が、未完の森のように広がっていく。

513ページ
自伝的長編女性作家明治から昭和記憶未完
角田忠信 かくた ただのぶ 受賞

『脳の発見 脳の中の小宇宙』は角田忠信による脳と文化をめぐる著作。左右の脳の働き、聴覚、言語、文化差への関心をもとに、人間の脳を小さな宇宙として捉え直す。

脳の働きから、言語と文化の深い結びつきを探る。

162ページ
脳科学言語聴覚文化差人間理解
NHK取材班 えぬえいちけー しゅざいはん 受賞
21世紀は警告する(1~6)

『21世紀は警告する』はNHK取材班による全6巻のドキュメンタリー・シリーズ。環境、家族、電子社会、資源、人口など、20世紀末の視点から21世紀に向けた課題を追った。

未来への警鐘として、社会と地球規模の課題を多角的に描く。

ドキュメンタリー未来予測環境家族社会問題