日本の文学賞

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鎌田 慧

かまた さとし

Kamata Satoshi

プロフィール

性別
男性
生誕
1938-06-12 (青森県弘前市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
青森県弘前市 → 東京都

経歴

職業
ルポライター, 社会活動家, ジャーナリスト, ノンフィクション作家
活動期間
1959年〜2025年
所属
シューレ大学(アドバイザー)
所属団体
九条の会(呼びかけ人)

学歴

早稲田大学
第一文学部 / 露文科
期間: 1960 - ?
国: 日本
青森県立弘前高等学校
国: 日本
卒業後上京し工場などで就業経験あり

受賞歴

新田次郎文学賞
1990
対象作品: 反骨——鈴木東民の生涯
結果: Winner
毎日出版文化賞
1991
対象作品: 六ヶ所村の記録
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 反骨 鈴木東民の生涯

    『反骨 鈴木東民の生涯』は鎌田慧によるノンフィクション・評論系の作品。人物、社会、歴史、文化を題材に、対象を具体的な叙述でたどる。

    『反骨 鈴木東民の生涯』は、鎌田慧の表現を新田次郎文学賞の文脈で読むための重要な対象である。

    歴史社会人物
  1. 『六ヶ所村の記録』は、鎌田慧が青森県六ヶ所村の核燃料サイクル基地問題を追ったルポルタージュ。開拓地の歴史、地域社会、国家的開発の圧力を長期取材で描く。

    核燃料サイクル基地の足元で、村の暮らしと開発の論理がぶつかり合う。

    270ページ
    ルポルタージュ六ヶ所村核燃料サイクル地域社会

作品

代表作

自動車絶望工場——ある季節工の日記

1973年 ルポルタージュ

トヨタなどの期間工としての経験をもとに、工場労働の過酷さや合理化がもたらす人間への影響を綿密に描いたルポルタージュ。

労働問題企業合理化労働者の視点

反骨——鈴木東民の生涯

1989年 伝記

鈴木東民の生涯を丹念に追った評伝。反権力の姿勢とその生涯を取材に基づき描く。

伝記社会運動反権力

六ヶ所村の記録

1991年 ルポルタージュ

核燃料サイクル基地の現場である六ヶ所村を取材し、住民や地域の状況、基地計画の実態を記録したルポルタージュ。

原発問題地域社会環境

椎の若葉に光あれ——葛西善蔵の生涯

1994年 評伝

葛西善蔵の生涯と作品を追った評伝。文学史的な位置づけと人物像を明らかにする。

伝記文学史

全著作

  • ドキュメント隠された公害——イタイイタイ病を追って
  • 死に絶えた風景——日本資本主義の深層から
  • 自動車絶望工場——ある季節工の日記
  • 労働現場の叛乱——8企業にみる合理化と労働の解体
  • 反骨——鈴木東民の生涯
  • 六ヶ所村の記録
  • 椎の若葉に光あれ——葛西善蔵の生涯
  • 沖縄(ウチナー)——抵抗と希望の島
  • 叛逆老人は死なず

作風・主題

文体
徹底した現地取材に基づくルポルタージュ的文体明確で批判的な論調人間の声を重視するナラティブ
頻出モチーフ
労働現場被災・被害地域原発問題反権力の人物像

評価・遺産

鎌田慧は日本を代表するルポライターの一人であり、労働問題・原発・人権問題など現場に根ざした取材で広く知られる。ジャーナリズムと市民運動を結びつける活動も長く続け、社会的影響力を持つ。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館蔵書
  • 早稲田大学図書館所蔵

大衆文化への影響

  • 東京新聞「本音のコラム」連載(2006年〜)
  • YouTube番組『デモクラシータイムス』等への出演

豆知識

  • トヨタ自動車などで期間工として働いた経験があり、それを基に『自動車絶望工場』を執筆した。
  • 2006年から東京新聞で週1回のコラム『本音のコラム』を連載している。
  • 三里塚闘争や反原発運動など、長年にわたり市民運動・社会運動に参加している。
  • 新田次郎文学賞(1990年)や毎日出版文化賞(1991年)などを受賞している。