毎日出版文化賞 まいにちしゅっぱんぶんかしょう
第45回(1991年)
文学・芸術部門人文・社会部門自然科学部門企画部門特別賞
受賞者
6名『明治の彫塑:「像ヲ作ル術」以後』は、中村伝三郎による近代日本彫刻史研究。明治維新後に西洋彫刻が流入するなかで、日本の彫塑がどのように形を変えたかを追う。
明治という転換期に、像を作る技術と思想がどのように日本へ根づいたかを描く。
270ページ
明治美術彫刻史西洋受容近代日本
『六ヶ所村の記録』は、鎌田慧が青森県六ヶ所村の核燃料サイクル基地問題を追ったルポルタージュ。開拓地の歴史、地域社会、国家的開発の圧力を長期取材で描く。
核燃料サイクル基地の足元で、村の暮らしと開発の論理がぶつかり合う。
270ページ
ルポルタージュ六ヶ所村核燃料サイクル地域社会
『箸の文化史:世界の箸・日本の箸』は、一色八郎が箸の歴史、作法、信仰、生活文化を広くたどった文化史。日本だけでなく世界の箸文化も視野に入れる。
毎日の食卓の道具から、信仰と身体と生活文化の歴史が見えてくる。
237ページ
箸食文化民俗生活史
『日本近代歌謡史』は、西沢爽による近代日本歌謡の大規模研究。演歌、読売唄、軍歌、流行歌などを歴史的にたどり、近代社会と歌の関係を体系化する。
近代日本の社会の動きが、歌われた言葉と旋律の歴史として立ち上がる。
歌謡史近代日本演歌流行歌
義太夫年表〈近世篇〉
『義太夫年表〈近世篇〉』は、義太夫節・文楽研究の基礎となる年表資料。近世の興行記録、外題、上演情報を整理し、浄瑠璃史をたどるための土台を提供する。
近世浄瑠璃の興行記録を積み上げ、文楽研究の時間軸をつくる。
義太夫節文楽年表近世演劇
角川日本地名大辞典
『角川日本地名大辞典』は、竹内理三らが編纂に関わった全国地名辞典。都道府県別に地名の由来、歴史、行政変遷、関連資料を整理する大型参考図書である。
日本各地の地名を、歴史と行政と地域資料の交点から読み解く。
地名辞典日本史地域史参考図書