日本の文学賞

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金井田 英津子

かないだ えつこ

Kanaida Etsuko

プロフィール

性別
女性
生誕
1955 (群馬県桐生市)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
版画家, 装幀家, 造本家
活動期間
1980年〜

学歴

筑波大学
卒業年: 1980
国: 日本
大学院修了

受賞歴

赤い鳥さし絵賞(第18回)
2004
対象作品: 人形の旅立ち(挿画)
主催: 赤い鳥さし絵賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 人形の旅立ち

    神社の大楠の根もとに捨てられた雛人形が、満月の夜に木のうろへ消えていく。山陰の町を舞台に、子どもの目に映る不思議と別れを連作ファンタジーとして描いた作品集。

    大楠のうろの向こうには、子どもだけが出会える海が広がっている。

    206ページ
    児童文学山陰人形子どもの不思議

作品

代表作

人形の旅立ち

2003年 児童書(挿画)・装丁

長谷川摂子の作品『人形の旅立ち』の挿画・装幀を担当した絵本・児童書向けの仕事。温かみのある木版風の表現で物語世界を補強している。

人形旅立ち児童文学

猫町(萩原朔太郎 著・挿画)

2012年 詩集(挿画)・装幀

萩原朔太郎の詩集『猫町』の新版で挿画と装幀を担当。詩の持つ夢幻性を生かした版画作品が特徴。

都市の幻想

夢十夜(夏目漱石 著・挿画)

2012年 小説(挿画)・装幀

夏目漱石の『夢十夜』の新版で挿画と装幀を担当。古典的な日本の幻想性を引き出す版画表現を用いている。

幻想古典文学

冥途(内田百閒 著・挿画)

2013年 短編小説(挿画)・装幀

内田百閒の短編『冥途』を収録した版で挿画を担当。ユーモアと不条理を併せ持つ作風に寄り添う図像を制作している。

冥界ユーモア不条理

画本 厄除け詩集(井伏鱒二 著・挿画)

2012年 詩集(挿画)・装幀

井伏鱒二の詩を集めた『厄除け詩集』の画本で挿画と装幀を担当。伝統的な和のモチーフを用いた版画作品が多く見られる。

祈り伝統和の美

全著作

  • 人形の旅立ち(長谷川摂子著、福音館書店、2003年)
  • 猫町(萩原朔太郎・長崎出版、2012年)
  • 夢十夜(夏目漱石・長崎出版、2012年)
  • 冥途(内田百閒・長崎出版、2013年)
  • 画本 厄除け詩集(井伏鱒二・長崎出版、2012年)

作風・主題

文体
木版や銅版を思わせる細密な版画表現詩的で幻想的なイメージ装幀を意識した構成的な紙面設計
頻出モチーフ
人形夢の風景和風モチーフ

評価・遺産

金井田英津子は版画技法を軸にした挿画・装幀で知られる現代の造本家・版画家であり、児童書や古典の新版などで独自の幻想的な世界観を提示している。装丁と挿画の両面で高い評価を受け、絵本や詩集における視覚的再解釈に貢献している。

豆知識

  • ISNI、VIAF、WorldCat 等の典拠識別子が登録されている(ISNI: 0000000378551382 等)。
  • 群馬県桐生市出身。