日本の文学賞

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金子 きみ

かねこ きみ

Kaneko Kimi

ペンネーム: 金子きみ作品で使用された筆名(本名と同じ)

プロフィール

性別
女性
生誕
1915-02-12 (北海道湧別町)
死没
2009-06-23 (奈良県大和郡山市(病院)) 94歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
北海道湧別町 → 東京都(姉夫婦宅に滞在) → 奈良県大和郡山市

経歴

職業
小説家, 歌人
活動期間
1938年〜2009年
影響を受けた人物
並木凡平, 宮崎信義
影響を与えた人物
光本恵子

学歴

上芭露小学校
国: 日本
上芭露小学校卒業後、農業に従事

受賞歴

婦人生活懸賞小説
1957
対象作品: 裏山
主催: 婦人生活(雑誌)
結果: First prize
平林たい子文学賞
1982
対象作品: 東京のロビンソン
主催: 平林たい子文学賞選考委員会
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 東京のロビンソン

    大都市に生きる人間の孤独を、孤島の物語になぞらえて描く小説。都市のざわめきの中で自分の場所を探す姿が印象に残る。

    東京のロビンソンは、金子きみの表現世界を知るうえで重要な小説である。

    東京孤独都市生活

作品

代表作

藪踏み鳴らし

1965年 小説

出版情報のみが残る作品。短編集または小説集の可能性がある。

農村生活自然

砂丘

1967年 小説

刊行年のみが確認される作品。詳細不明。

自然風景

雪と風と青い天

1967年 小説

刊行記録がある作品。内容の詳細は不明。

季節自然

ブラジルの霜

1978年 長編小説

長篇小説として刊行された作品。設定や筋の詳細は限定的にしか記録されていない。

移住異郷

東京のロビンソン

1982年 小説

都市における孤立や生活を描いた小説。第11回平林たい子文学賞受賞作。

都市生活孤独女性の視点

草色の蛇

1988年 小説

1988年刊。作品の詳細は限定的にしか記録されていない。

自然象徴

草の分際(金子きみ歌集)

2005年 歌集

金子きみの短歌をまとめた歌集。金子晴彦編。

短歌自然農村

金子きみ短歌作品集 夢の中のはしご

2012年 歌集

遺稿や既刊歌集をまとめた作品集(2012年刊、追補的刊行)。

短歌回想

全著作

  • 藪踏み鳴らし
  • 砂丘
  • 雪と風と青い天
  • ブラジルの霜
  • 東京のロビンソン
  • 草色の蛇
  • 草の分際(金子きみ歌集)
  • 金子きみ短歌作品集 夢の中のはしご

作風・主題

文体
口語自由律短歌農民短歌飾りの少ない語り
頻出モチーフ
自然農村の生活季節孤独

評価・遺産

口語自由律短歌を早くから手がけた歌人であり、小説でも農村や自然を題材にした作品を残した。1957年の婦人生活懸賞小説での一位受賞、1982年の平林たい子文学賞受賞など評価を受け、光本恵子による評伝も刊行されている。額安寺に墓所がある。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著者レコード/典拠)
  • Library of Congress(識別子存在)

豆知識

  • 北海道湧別町出身。両親は山形県からの入植者。
  • 上芭露小学校卒業後、農業やハッカ(ミント)製造に従事した。
  • 10代から口語自由律短歌を作り、並木凡平の「新短歌時代」に寄稿した。
  • 1957年に小説『裏山』で『婦人生活』懸賞小説一位となり文壇デビュー。
  • 1982年に『東京のロビンソン』で第11回平林たい子文学賞を受賞。
  • 2009年6月23日、奈良県大和郡山市内の病院で肺炎により死去。額安寺に眠る。
  • 義兄は中山正男で、彼の縁で編集者と結婚した経緯がある。