日本の文学賞

← ホームに戻る

川田 絢音

かわた あやね

Kawada Ayane

プロフィール

性別
女性
生誕
1940-09-22 (満洲・斉斉哈爾(現:中国黒竜江省チチハル))
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
満洲(斉斉哈爾)出身 → 日本(活動) → イタリア在住

経歴

職業
詩人
活動期間
1969年〜

学歴

武蔵野音楽大学
国: 日本
中退

受賞歴

萩原朔太郎賞
2015
対象作品: 雁の世
主催: 萩原朔太郎賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

萩原朔太郎賞 2回登壇
  1. 受賞作: それは 消える字

    『それは 消える字』は川田絢音による現代詩の受賞作。言葉の響き、身体感覚、記憶の揺らぎを重ねながら、詩集全体で独自の声を形づくる。

    『それは 消える字』は、川田絢音の作風と受賞年の評価を伝える一作である。

    現代詩言葉の感覚
  2. 受賞作: 雁の世

    川田絢音の詩集。遠い土地から届く声、雁の群れ、歩行や光の感覚を通じて、孤独と世界へのまなざしを静かに結晶させる。

    遠い場所から、かすかな声が明るく立ち上がる。

    79ページ
    現代詩越境孤独光と声

作品

代表作

空の時間 詩集

1969年 詩集

初期詩集。抽象的なイメージと日常の断片を織り交ぜる作風が見られる。

時間イメージ

ピサ通り

1976年 詩集

都市の風景や記憶をテーマにした作品群を収めた詩集。

都市記憶

雁の世

2015年 詩集

晩年の代表作の一つ。移動や記憶、孤独を繊細に描写し、2015年に萩原朔太郎賞を受賞した。

移動記憶孤独

白夜

2017年 詩集

自然と内面世界を往還する短詩を集めた作品。

自然内面

全著作

  • 空の時間 詩集(蜘蛛出版社, 1969)
  • ピサ通り(青土社, 1976)
  • 悲鳴 川田絢音詩集(紫陽社, 1982)
  • サーカスの夜 川田絢音詩集(青土社, 1984)
  • 朝のカフェ 川田絢音詩集(青土社, 1986)
  • 空中楼閣 夢のノート(書肆山田, 1991)
  • 球状の種子(思潮社, 1993)
  • 川田絢音詩集(思潮社 現代詩文庫, 1994)
  • 泥土(アリス舎, 2000)
  • 雲南(思潮社, 2003)
  • それは消える字(ミッドナイト・プレス, 2007)
  • 流木の人(ミッドナイト・プレス, 2009)
  • ぼうふらに掴まって(ミッドナイト・プレス, 2012)
  • 雁の世(思潮社, 2015)
  • 白夜(書肆子午線, 2017)
  • 揺れる船(アーツアンドクラフツ, 2022)
  • こうのとりの巣は巡る(アーツアンドクラフツ, 2023)

作風・主題

文体
抽象的・象徴的なイメージ短詩的な断片性内的風景の描写
頻出モチーフ
鳥(雁)移動・旅水・流れ記憶

評価・遺産

戦後から現代にかけて活動を続ける詩人。晩年に至っても独自の詩世界を広げ、2015年に萩原朔太郎賞を受賞するなど高く評価されている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(所蔵)

豆知識

  • 2015年に『雁の世』で萩原朔太郎賞を受賞。受賞時の年齢74歳は同賞の最高齢受賞記録とされる。
  • 満洲(斉斉哈爾)生まれ、現在はイタリア在住。
  • 武蔵野音楽大学を中退している。