日本の文学賞

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谷 賢一

たに けんいち

Tani Kenichi

プロフィール

性別
男性
生誕
1982-05-11 (福島県郡山市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福島県石川町(幼少期) → 千葉県柏市(育ち) → 東京都(創作活動拠点) → 福島県双葉町(居住開始 2022年)

経歴

職業
劇作家, 演出家, 翻訳家
活動期間
2005年〜
所属
DULL-COLORED POP(主宰), Théâtre des Annales(代表), 青年団(演出部所属 歴)
影響を受けた人物
ウィリアム・シェイクスピア, ハロルド・ピンター

学歴

明治大学
文学部 / 演劇学専攻
学位: Bachelor of Arts
期間: 2001–2005
卒業年: 2005
国: 日本
在学中に渡英、明治大学シェイクスピアプロジェクトで演出経験あり
ケント大学(カンタベリー)
演劇学
期間: 短期留学(在学中)
国: イギリス
在学中に短期留学して演劇学を学ぶ

受賞歴

小田島雄志・翻訳戯曲賞(第6回)
2013
対象作品: 『最後の精神分析』翻訳・演出
主催: 小田島雄志・翻訳戯曲賞選考委員会
結果: winner
文化庁芸術祭賞(優秀賞・演劇部門) 第68回
2013
対象作品: 翻訳・演出等の舞台活動(『最後の精神分析』等)
部門: 演劇
主催: 文化庁
結果: winner
鶴屋南北戯曲賞(第23回)
2020
対象作品: 『1986:メビウスの輪』(福島三部作より)
部門: 戯曲
主催: 鶴屋南北戯曲賞選考委員会
結果: winner
岸田國士戯曲賞(第64回)
2020
対象作品: 『福島三部作』(1961年・1986年・2011年)
部門: 戯曲
主催: 岸田國士戯曲賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 1986:メビウスの輪

    『1986:メビウスの輪』は、谷賢一による受賞作。人物の選択、時代や場所の空気、語りの余韻を通じて、読後に残る問いを描く作品として整理した。

    『1986:メビウスの輪』は、受賞歴と書誌情報をあわせて読むことで輪郭が見えてくる作品である。

    文学人生記憶

作品

代表作

福島三部作(1961年:夜に昇る太陽/1986年:メビウスの輪/2011年:語られたがる言葉たち)

2019年 戯曲

福島県を舞台に世代や記憶、災害とその余波を描く三部作。地域の歴史と個人の記憶を重ね合わせながら問いを投げかける作品群。

福島記憶災害家族

最後の精神分析(翻訳・演出)

2013年 翻訳劇

海外作品を翻訳し日本で演出した作品。翻訳演出が高く評価され受賞につながった。

精神分析アイデンティティ

くろねこちゃんとベージュねこちゃん

2012年 戯曲

家族や日常のズレを描く群像劇的な作品。複数都市で上演された。

家族日常人間関係

マクベス(翻案・演出)

2019年 翻案劇

シェイクスピア原作を翻案して演出した大規模上演。大学時代からのシェイクスピアへの関わりが反映される仕事。

権力運命暴力

全著作

  • 『従軍中の若き哲学者ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインがブルシーロフ攻勢の夜に...』
  • 『福島三部作』
  • 『演劇』
  • 『人類史』
  • 『丘の上、ねむのき産婦人科』
  • 『TOKYO LIVING MONOLOGUES』

作家による翻訳

  • 『モリー・スウィーニー』翻訳・演出
  • ハロルド・ピンター作品(翻訳)

作風・主題

文体
斬新な手法と古典的素養の融合群像的・断片的な語りを用いる演劇的構成
頻出モチーフ
福島と記憶家族と世代間の断絶トラウマと再生

評価・遺産

現代日本演劇を代表する若手作家の一人として、翻訳・演出の両面で高い評価を受けてきた。福島を題材にした戯曲群で複数の主要戯曲賞を受賞した一方、近年はセクシュアルハラスメント告発と訴訟、及び和解により評価と活動に影響が生じている。

引用

  • 斬新な手法と古典的な素養の幸せな合体。
    出典: 永井愛(演出家)寄稿 (2014年)

豆知識

  • 在学中に渡英しケント大学で演劇学を学ぶ経験がある。
  • 2010年代に翻訳・演出した作品で演劇界の注目を集めた。
  • 2022年に福島県双葉町へ住民票を移し活動拠点を置いた。
  • 2022年に劇団所属の女優からセクシュアルハラスメントの告発を受け、東京地裁での訴訟後に和解が成立した(和解条件は非公表)。