日本の文学賞

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ケラリーノ・サンドロヴィッチ

ケラリーノ・サンドロヴィッチ

Kerarīno Sandorovitch

別名: ケラ / KERA / 小林 一三
ペンネーム: ケラ音楽活動で使用される芸名

プロフィール

性別
男性
生誕
1963-01-03 (東京都渋谷区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都渋谷区

経歴

職業
劇作家, 演出家, 映画監督, 音楽家, 俳優
活動期間
1976年〜
所属
ナイロン100℃(主宰), キューブ(所属事務所), ナゴムレコード(インディーズレーベル運営)
影響を受けた人物
マルクス兄弟, 喜劇映画・古典コメディ
影響を与えた人物

学歴

日本大学鶴ヶ丘高等学校
期間: 1979-1981
卒業年: 1981
国: 日本
演劇部に所属
横浜放送映画専門学院(現:日本映画大学)
期間: 1981-1985
卒業年: 1985
国: 日本
映画・演劇を学ぶ(在学年度は出典により変動)

受賞歴

岸田國士戯曲賞
1999
対象作品: フローズン・ビーチ
主催: 白水社(選考委員会)
結果: 受賞
東京都千年文化芸術祭優秀作品賞
2000
対象作品: ナイス・エイジ(ナイロン100℃)
主催: 東京都
結果: 受賞
朝日舞台芸術賞
2002
対象作品: 2001年の活動全般
主催: 朝日新聞社
結果: 受賞
鶴屋南北戯曲賞
2002
対象作品: 室温 〜夜の音楽〜
主催: 光文社
結果: 受賞
読売演劇大賞(優秀演出家賞等)
2002
対象作品: 室温 〜夜の音楽〜
部門: 優秀演出家賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
読売演劇大賞(最優秀作品賞)
2007
対象作品: ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?
部門: 最優秀作品賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
菊田一夫演劇賞
2014
対象作品: パン屋文六の思案/三人姉妹(演出)
主催: 菊田一夫演劇賞選考委員会
結果: 受賞
読売演劇大賞(最優秀作品賞)
2016
対象作品: グッドバイ
部門: 最優秀作品賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
芸術選奨文部科学大臣賞(演劇部門)
2016
対象作品: グッドバイ
部門: 演劇部門
主催: 文化庁
結果: 受賞
紀伊國屋演劇賞(個人賞)
2016
対象作品: ヒトラー、最後の20000年〜ほとんど、何もない〜/キネマと恋人
部門: 個人賞
主催: 紀伊國屋演劇賞選考委員会
結果: 受賞
読売文学賞(戯曲・シナリオ賞)
2016
対象作品: キネマと恋人
部門: 戯曲・シナリオ賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
ハヤカワ「悲劇喜劇」賞
2017
対象作品: キネマと恋人
主催: 早川清文学振興財団
結果: 受賞
読売演劇大賞(最優秀演出家賞)
2017
対象作品: 8月の家族たち(August: Osage County)
部門: 最優秀演出家賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
紫綬褒章
2018
対象作品: 脚本・演出活動に対して
主催: 内閣府
結果: 受章
読売演劇大賞(最優秀作品賞)
2019
対象作品: 百年の秘密(ナイロン100℃)
部門: 最優秀作品賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
読売演劇大賞(優秀演出家賞)
2025
対象作品: 桜の園
部門: 優秀演出家賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: フローズン・ビーチ

    『フローズン・ビーチ』は、ケラリーノ・サンドロヴィッチによる戯曲。受賞対象となった作品で、題名が示す人物、場所、記憶、社会的状況を軸に読ませる。

    フローズン・ビーチは、戯曲としての輪郭とケラリーノ・サンドロヴィッチの関心が重なる作品。

    受賞作戯曲現代文学
  1. かつて惨殺された少女をめぐる記憶を中心に、家族、知人、加害者が交差するホラーコメディ戯曲。恐怖と笑いのあわいで、人間の欲望、正気と狂気、善悪のゆらぎをバロックな調子で描く。

    室温~夜の音楽~は、ケラリーノ・サンドロヴィッチの受賞作として作品世界を凝縮して伝える。

    183ページ
    戯曲ホラーコメディ家族記憶狂気

作品

代表作

フローズン・ビーチ

1999年 戯曲(舞台) 120ページ

ナイロン100℃で上演された戯曲。幻想的かつブラックユーモアを帯びた家族劇の要素を含む。

家族記憶現実と幻想

グッドバイ〜嘘からはじまる人生喜劇〜

2015年 戯曲(舞台)/映画化作品 160ページ

KERA・MAPで上演された作品。人間関係の機微をユーモアとシニカルさで描いた群像劇。のち映画化された。

嘘と真実人間関係喜劇
映像化・舞台化
  • [映画] グッドバイ(映画) / ケラリーノ・サンドロヴィッチ (2019)

1980

2003年 映画(監督作品)

ケラリーノ自身の初監督映画。1970-80年代の若者文化や郷愁を題材とした作品。

ノスタルジア音楽青春

全著作

  • ケラの遺言
  • 私戯曲
  • フローズン・ビーチ
  • グッドバイ
  • 労働者K
  • 映画嫌い 『1980』から『罪とか罰とか』まで

翻案

  • グッドバイ(舞台→映画)
  • ナイロン100℃の舞台作品の一部は映画化・映像化

作風・主題

文体
ブラックコメディシュールなユーモアポップで都市的なセリフ回し
頻出モチーフ
家族の崩壊都市の風景と下町性ノスタルジアと記憶

評価・遺産

現代日本演劇を代表する劇作家・演出家の一人で、ナイロン100℃を主宰し舞台・映画・音楽で多方面に影響を与えた。独特のユーモアと演出感覚で次世代の演劇人やミュージシャンに影響を与えている。

引用

  • こんなに放射能を撒き散らしている国なんかにオリンピックなんかやらせるわけにはいかない
    出典: X(旧Twitter)投稿 (2013年)

豆知識

  • 芸名「ケラ」の由来は学校の演劇部のオーディションで歌った「虫けらの歌」にちなむ。
  • 2009年に女優・緒川たまきと結婚した。
  • 音楽活動では「ケラ」「KERA」名義を使用し、ナゴムレコードを主宰した。