日本の文学賞

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霧村 悠康

きりむら ゆうこう

Kirimura Yūkō

別名: 木本安彦 / きりむらはるやす
ペンネーム: 霧村 悠康筆名。本名は木本安彦。

プロフィール

性別
男性
生誕
奈良県
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
奈良県 → 大阪府

経歴

職業
小説家, 医師, 画家
活動期間
2005年〜

学歴

大阪大学
医学部 / 外科
学位: 医学士
国: 日本
卒業後、大阪大学関連病院などで腫瘍外科の臨床医として勤務。

受賞歴

新風舎出版賞
対象作品: 摘出―つくられた癌
部門: フィクション部門最優秀賞
主催: 新風舎
結果: 受賞

受賞・候補エディション

新風舎出版賞 1回登壇
  1. 第22回(2004年) 最優秀賞

    医療現場を舞台に、癌診断と治療をめぐる不信、組織の論理、患者側の不安を描く医療サスペンス。完全版文庫として刊行され、制度と人間の判断が交差する緊張を追う。

    『摘出 つくられた癌』は、霧村悠康による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。

    457ページ
    医療サスペンス癌診断組織倫理患者の不安

作品

代表作

摘出―つくられた癌

2005年 医療ミステリー

医療現場と研究の裏側を舞台に、人工的に作られた癌を巡る陰謀や倫理問題を描く医療ミステリー。

医療倫理研究不正

昏睡―かくされた癌

2006年 医療ミステリー

患者の昏睡状態を巡る謎と、隠蔽された病理の関係を追う物語。

昏睡診断隠蔽

細菌感染―つくられたカルテ

2007年 医療ミステリー

細菌感染を巡る臨床の謎と、カルテの改竄や研究の闇を描く。

感染症カルテ改竄臨床調査

特効薬 疑惑の抗癌剤

2008年 医療ミステリー

新薬をめぐる疑惑と副作用解析をテーマにした、女医・倉石祥子シリーズの一作。

新薬副作用製薬業界

死の点滴

2009年 医療ミステリー

点滴を通じた事件と病院の裏側を描く短編・中編を含む作品。

医療殺人病院倫理

透白の殺意

2008年 医療ミステリー

副作用解析医を主人公に据え、薬剤の影響と人為的な死の線を追うシリーズの一作。

薬剤副作用解析捏造/犯罪

瘢痕―殺意の陰に

2006年 サスペンス/医療ミステリー

殺意の背景にある人間関係や医学的事象を描いたサスペンス作品。

人間関係外科復讐

夜診

2010年 医療ミステリー

夜間診療を舞台にした医療現場の緊張と謎を描く短編連作的な作品。

夜間診療医療現場緊張感

全著作

  • 摘出―つくられた癌(2005年10月 新風舎)
  • 摘出 完全版―つくられた癌(2006年12月 新風舎文庫)
  • 摘出―黒いカルテ(2009年11月 静山社文庫)
  • 昏睡―かくされた癌(2006年9月 新風舎)
  • 昏睡 完全版―かくされた癌(2007年12月 新風舎文庫)
  • 昏睡―黒いカルテ(2010年2月 静山社文庫)
  • 細菌感染―つくられたカルテ(2007年7月 新風舎文庫)
  • 教授室―黒いカルテ(2010年5月 静山社文庫)
  • 特効薬 疑惑の抗癌剤(2008年7月 二見文庫)
  • 死の点滴(2009年1月 二見文庫)
  • 黒い研究室(2009年7月 二見文庫)
  • 感染爆発(パンデミック)―恐怖のワクチン(2010年5月 二見文庫)
  • 女医・倉石祥子 死の病室(2012年3月 二見文庫)
  • 死の最終診断(2013年4月 アドレナライズ)
  • 透白の殺意(2008年11月 ぶんか社文庫)
  • 悪魔の爪痕(2009年2月 ぶんか社文庫)
  • 脳漿溶解(2009年5月 ぶんか社文庫)
  • 内視鏡検査室(2010年4月 ぶんか社文庫)
  • 腐肉の処方箋(2011年2月 ぶんか社文庫)
  • 暗闇―美人内科医南野由利香(2010年12月 静山社文庫)
  • 覚醒―美人内科医南野由利香(2011年6月 静山社文庫)
  • 瘢痕―殺意の陰に(2006年7月 文芸社)
  • 全身麻酔(2008年10月 ぶんか社文庫)
  • 脳内出血(2008年10月 だいわ文庫)
  • 医学論文捏造殺人事件(2013年9月 アドレナライズ)
  • ロザリアの裁き(2009年3月 二見文庫)
  • 細菌No.731(2009年3月 だいわ文庫)
  • 吼える遺伝子(2009年10月 静山社文庫)
  • 夜診(2010年8月 静山社文庫)
  • 悪医の病棟(2012年4月 徳間文庫)
  • 境界―最終治療と謎のカプセル(2012年5月 静山社文庫)
  • 神魔の火焔(2014年4月 アドレナライズ)

翻案

  • 女医・倉石祥子シリーズ(テレビドラマ、フジテレビ、2012年2月17日 - 2014年6月13日、全4作、主演:片平なぎさ)

作風・主題

文体
臨床的・写実的な描写を重視した文体医療用語や手技の細部に踏み込む記述
頻出モチーフ
癌・感染症などの病理病院内の権力構造と倫理問題研究捏造や製薬企業の影

評価・遺産

医師としての実務経験を生かし、日本の医療ミステリージャンルにリアリティをもたらした作家。作品は紙媒体に加え電子書籍でも発表され、テレビドラマ化もされている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館所蔵

大衆文化への影響

  • 女医・倉石祥子シリーズのテレビドラマ化(主演:片平なぎさ)

豆知識

  • 本名は木本安彦。
  • 小説家デビュー当初は『きりむらはるやす』と表記していたことがある。
  • 公式サイト『霧流庵』を運営している。
  • 医師としての経験を反映した医療ミステリーを多く執筆している。
  • 2013年以降は主に電子書籍(アドレナライズ)で作品を発表している。
  • 『摘出―つくられた癌』で第22回新風舎出版賞フィクション部門最優秀賞を受賞。