日本の文学賞

← ホームに戻る

北 重人

きた しげと

Kita Shigeto

別名: 渡辺 重人
ペンネーム: 渡辺 重人本名

プロフィール

性別
男性
生誕
1948-01-03 (山形県酒田市)
死没
2009-08-26 61歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
作家, 建築士, 造園家, ランドスケープコンサルタント
活動期間
1999年〜2009年
所属
LAU都市施設研究所(現:LAU公共施設研究所)
ノミネート
第77回オール讀物新人賞(『陽ざかりの棗』)候補(1997年), 第5回松本清張賞(『西新宿・骨と月と』)候補(1998年), 第8回松本清張賞候補(『蒼火』、2001年), 第11回松本清張賞最終候補(『天明、彦十店始末』、2004年), 第21回山本周五郎賞候補(『月芝居』、2008年), 第140回直木三十五賞候補(『汐のなごり』、2009年)

学歴

千葉大学
工学部 / 建築学科
期間: 〜1971
卒業年: 1971
国: 日本

受賞歴

オール讀物推理小説新人賞(第38回)
1999
対象作品: 超高層に懸かる月と、骨と
主催: 文藝春秋(オール讀物)
結果: 受賞
大藪春彦賞(第9回)
2007
対象作品: 蒼火
主催: 大藪賞選考委員会
結果: 受賞
松本清張賞(候補)
2004
対象作品: 天明、彦十店始末
主催: 松本清張賞選考委員会
結果: 候補

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 超高層に懸かる月と、骨と

    『超高層に懸かる月と、骨と』は、1999年の受賞対象となった文学作品です。題名が示すイメージを軸に、作者の関心や同時代の表現感覚がうかがえる作品として位置づけられます。

    『超高層に懸かる月と、骨と』は、題名の余韻から作品世界へ読者を引き込む文学作品です。

    文学人間関係時代
松本清張賞 1回登壇
  1. 受賞作: 蒼火

    蒼火は第2001回松本清張賞の候補作として記録する。今回の調査では単独書籍化を確認できなかった。

    候補作として記録する。

    松本清張賞候補作未刊行
大藪春彦賞 1回登壇
  1. 受賞作: 蒼火

    『蒼火』は北重人による2007年回の受賞作です。人物や社会、記憶との向き合い方を軸に、受賞作として評価された主題を読者に伝える作品です。

    蒼火は、北重人の筆致で人の選択と時間の重みを描く受賞作です。

    397ページ
    受賞作人間関係記憶社会

作品

代表作

夏の椿

2004年 時代小説

伊集院静の推薦で改題・出版された前日譚を含む時代小説。都市と人間模様を織り込んだ作品。

時代人間ドラマ復讐

蒼火

2005年 時代小説

江戸時代を舞台にした長篇。大藪春彦賞受賞作で、作者の代表作とされる。

時代背景義理と人情暴力と救済

白疾風

2007年 時代小説

時代小説のスタイルで描かれる短めの長編作品。

義侠運命

月芝居

2007年 時代小説

舞台性を意識した描写を含む作品で、山本周五郎賞候補にもなった。

芝居人情

汐のなごり

2008年 時代小説

短編・中編を収めた作品集の形式も含む長篇。直木賞候補作。

郷愁人間模様

鳥かごの詩

2009年 時代小説

2009年刊。遺作に近い時期の作品を含む長篇。

閉塞感自由救済

火の闇 飴売り三左事件帖

2009年 時代小説

事件ものの要素を持つ時代小説。

事件探偵町の暮らし

夜明けの橋

2009年 時代小説

短編を複数収めた作品集の一部をまとめた長篇的な構成。

再生記憶旅立ち

花晒し(北重人遺稿集)

2012年 時代小説/短編集

遺稿を収めた遺稿集。没後に刊行された短編・中編を収録。

追憶遺産郷愁

全著作

  • 夏の椿(2004)
  • 蒼火(2005)
  • 白疾風(2007)
  • 月芝居(2007)
  • 汐のなごり(2008)
  • 鳥かごの詩(2009)
  • 火の闇 飴売り三左事件帖(2009)
  • 夜明けの橋(2009)
  • 花晒し 北重人遺稿集(2012)

作風・主題

文体
叙情的で細やかな情景描写時代考証に基づく重厚な語り口
頻出モチーフ
江戸・町人文化自然と都市の対比義理と人情

健康

  • 胃がん
    2009年
    2009年に胃がんのため死去。活動終了。

評価・遺産

建築・造園の経歴を持ちながら遅咲きで作家デビューし、時代小説分野で評価を得た。大藪春彦賞受賞などで一定の文学的評価を残し、没後に遺稿集が刊行された。

豆知識

  • 本名は渡辺重人。
  • 千葉大学工学部建築学科出身で一級建築士の資格を持つ。
  • 作家デビュー前はランドスケープコンサルタントとして活動していた。