日本の文学賞

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小林 千草

こばやし ちぐさ

Kobayashi Chigusa

ペンネーム: 千草子小説・評論執筆時に使用する筆名(表記:千草子、読み:せん・そうこ)

プロフィール

性別
女性
生誕
1946-12-20 (鹿児島県)
死没
2021-11-14 74歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
鹿児島県(出生) → 京都府(育ち) → 東京都(研究・執筆活動) → 神奈川県(東海大学所属期間、推定居住地)

経歴

職業
国語学者, 作家, 研究者, 大学教員
活動期間
1969年〜2015年
所属
成城大学短期大学部, 東海大学文学部, 東北大学(博士取得機関)

学歴

京都教育大学
国文科 / 国文科
学位: 学士
期間: 1965-1969
卒業年: 1969
国: 日本
東京教育大学(大学院)
文学研究科 / 文学研究科
学位: 修士(文学)
期間: 1969-1972
卒業年: 1972
国: 日本
修士課程修了

受賞歴

佐伯国語学賞
1985
結果: 受賞
新村出賞
2002
対象作品: 中世文献の表現論的研究
結果: 受賞

受賞・候補エディション

新村出賞 1回登壇
  1. 中世文献の表現を、講義、注釈、自問自答などの具体的な言語行為から読み解く研究書。文献を固定した資料ではなく、表現の場として捉える。

    中世の文献は、声と問いを含んだ表現の場として立ち上がる。

    689ページ
    中世文献表現論日本語史注釈

作品

代表作

中世文献の表現論的研究

2001年 学術研究

中世の文献を表現論の視点から分析し、言語表現や伝承の構造を明らかにする博士論文をもとにした研究書。

中世文学表現論文献学

室町を歩いた女たち

1996年 歴史・評論

室町時代に焦点を当て、女性たちの生活と役割を歴史資料からたどる一般向けの史論。

女性史中世社会文化史

ハビアン 藍は藍より出でて

1991年 小説

史料や歴史的人物を題材にした長編小説。筆名『千草子』で発表された作品群の一つ。

歴史小説人物描写伝承

全著作

  • ハビアン 藍は藍より出でて
  • ハビアン落日 羽給べ若王子
  • 於大と信長 忍ぶは一定忍び草
  • 日本書紀抄の国語学的研究
  • 原本「信長記」の世界(共著)
  • 応仁の乱と日野富子 将軍の妻として、母として
  • 中世のことばと資料
  • ハビアン平家物語夜話
  • 太閤秀吉と秀次 謀反-『大かうさまぐんき』私注
  • 室町を歩いた女たち
  • 室町万華鏡 ひざかりの女と残照の男たち
  • ことばの歴史学 源氏物語から現代若者ことばまで
  • 戦国絶唱 いのちなりけり
  • 翠子 清原宣賢の妻
  • 近松—母と子、女と男のコミュニケーション
  • 安楽寺松虫姫鈴虫姫和讃(口語訳)
  • 洛中洛外 清原宣賢の妻
  • 清原宣賢講「日本書紀抄」本文と研究
  • 北国の雁 清原宣賢の妻
  • 文章・文体から入る日本語学 やさしく、深く、体験する試み
  • ことばから迫る能(謡曲)論(共著)
  • 女ことばはどこへ消えたか?
  • ことばから迫る狂言論(共著)
  • 現代外来語の世界
  • 伊達政宗、最期の日々
  • 南蛮屏風の女と岩佐又兵衛
  • 淀殿 戦国を終焉させた女
  • 『明暗』夫婦の言語力学
  • 絵入簡訳源氏物語(共著)
  • 『天草版平家物語』を読む
  • 寺田屋異聞 有馬新七、富士に立つ
  • 幕末期狂言台本の総合的研究(大蔵流台本編)
  • 『大かうさまぐんき』を読む
  • 幕末期狂言台本の総合的研究(鷺流台本編)
  • 幕末期狂言台本の総合的研究(和泉流台本編)
  • 戦後に生まれて グミと野いちご(詩歌集)
  • 百人一首を読む 幕末・嵯峨山人の口語訳とともに
  • 日本語史の新視点と現代日本語(共編)

作風・主題

文体
学術的で緻密な分析を基盤としつつ、一般向けには平易な語り口で歴史や言語を解説する文体史料に基づく詳細な再構築と人物描写を融合することが多い
頻出モチーフ
中世・戦国時代の女性像言語と社会の相互作用文献・史料の読み替えと再解釈

評価・遺産

中世文学と国語学を結びつける研究で知られ、学術書と一般向け歴史書・小説の双方で幅広く業績を残した。女性史や言語史の視点からの研究が評価されている。

関連学会

  • 日本語学会

資料所蔵先

  • 東海大学附属図書館(関係資料所蔵の可能性あり)

豆知識

  • 筆名は「千草子」(読み:せん・そうこ)。
  • 夫は国語学者の小林賢次。
  • 2012年に東海大学を定年退職、同大学の特任教授を2015年3月まで務めた。