新村出賞
しんむらいずるしょう
新村出記念財団が実施する、日本語学・言語学分野の優れた研究業績を顕彰する賞。公式一覧では令和7年度に第44回受賞者が発表されている。
- 創設年
- 1982
- 主催
- 新村出記念財団
- カテゴリー
- 研究・翻訳・学術
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 締切時期
- 6月頃
- 発表時期
- 11月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
新村出の業績を称え、1982年から毎年、言語学や日本語学における顕著な研究業績を対象に表彰する学術賞。受賞者には賞状および賞金100万円が贈呈される。
賞品
- 主賞品
- 賞状
- 賞金
- 1,000,000円
関連の賞
- 学術出版
- 学術雑誌
- 学会誌
- 研究成果公開促進費
公式情報
https://s-chozan.main.jp/?page_id=129過去の受賞者
沖縄語の動詞形態の史的変化を、ハングル・漢字・仮名・アルファベット資料を横断しながら精密にたどる大部の研究書。各時代の用例を積み上げ、活用タイプと活用形の成立過程を解き明かします。
沖縄語動詞の史的変遷を、膨大な資料から解き明かす。
日本語の音節構造が歴史の中でどのように変化してきたかを、拗音、二重母音・長母音、撥音・促音、清濁などの領域から体系的に論じた研究書。博士論文をもとに加筆改稿され、豊富な用例を通して日本語音韻史の見取り図を提示する。
用例の蓄積から、日本語音節構造の歴史を立体的に読み解く。
現代日本語のムード、テンス、アスペクトを体系的に論じる言語学研究。標準語と方言の観察を通じ、文法カテゴリーの働きを精密に示す。
現代日本語ムード・テンス・アスペクト論は、受賞記録と書誌確認から輪郭を整理できる工藤真由美の作品である。
『Texts and Grammar of Malto』は、小林正人による受賞作です。Amazon JP 検索、NDL 検索、関連出版社情報を確認対象としましたが、受賞作そのものを収録した単行本・文庫の ISBN は確認できませんでした。掲載誌・記事レコードの識別子は流用していません。
小林正人の受賞作として記録される『Texts and Grammar of Malto』。
平曲譜本を資料として近世京都アクセントの歴史を検討する専門研究書です。音声資料の乏しい時代の言語実態に、文献学と言語史の方法で迫ります。
平曲譜本による近世京都アクセントの史的研究は、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
『今昔物語』の出典として注目されてきた仏教説話資料『金蔵論』を、本文と研究の両面から扱う学術書です。諸本の翻刻・校訂と受容史の検討を通じ、古典研究の基礎資料を整えます。
金蔵論:本文と研究は、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
『金蔵論』の現存諸本を比較し、本文復元と日本での受容を検討する共同研究の成果です。説話文学と仏教文献をつなぐ資料として価値を持ちます。
金蔵論:本文と研究は、受賞時の評価点を手がかりに作品世界へ入っていける一冊です。
『平安鎌倉時代における日本漢音の研究』は佐々木勇による日本語音韻史研究の大著。研究篇と資料篇から、漢字音の受容と変化を実証的に追う。
平安鎌倉期の漢音を、膨大な資料と分析でたどる。
平安・鎌倉期の仏教儀礼で用いられた表白と願文を、古寺の経蔵に伝わる資料から広く集め、文体・表記・対句表現・和漢混淆文との関係を精密に論じる研究書です。中世日本語の文体史と仏教文化を結びつけて読む大部の学術著作です。
仏教儀礼のことばから、中世日本語の文体と文化の姿をたどる一冊です。
日本語の存在動詞「ある」「いる」「おる」を中心に、その意味・用法・機能が歴史のなかでどのように変化してきたかを追う研究書です。文法史と語用論の視点から、現代語に至る存在表現の成り立ちを明らかにします。
「ある」「いる」「おる」の歴史から、日本語の存在表現を読み解きます。
オーストロネシア系言語の形態法と統語法を記述し、語形変化と文構造の仕組みを体系的に示す言語学研究。個別言語の詳細な観察から、記述言語学の基礎資料としての価値を持つ。
ひとつの言語の形と文の仕組みを、具体的な記述から立ち上げる研究。
日本語の複合動詞と英語の派生動詞を対象に、語形成と意味解釈、統語的ふるまいを理論的に検討する研究書。博士論文を基盤に、モジュール形態論から動詞形成を分析する。
語が作られる仕組みを、意味と統語の両面から精密に読み解く。
方言を日本語史の資料として扱い、全国の地域差から語形や表現の変化を読み解く研究書。従来の文献中心の日本語史に、話しことばと地域分布の視点を加え、言語変化の道筋を立体的に示す。
『方言学的日本語史の方法』は、小林隆による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。
日本語の修飾構造を、意味・構造・機能の関係から語用論的に分析する専門研究書。連体修飾を中心に、品詞体系や発話解釈の問題を精密に検討し、日本語文法研究に新しい視角を示す。
修飾という身近な文法現象から、日本語の意味解釈の仕組みに迫る。
方言に残る対人評価語彙を手がかりに、日本社会の横の関係性を読み解く研究書。言葉の細部から、地域文化と社会規範の構造を探る。
方言の評価語から、日本人の人間関係のかたちを掘り起こす。
中世文献の表現を、講義、注釈、自問自答などの具体的な言語行為から読み解く研究書。文献を固定した資料ではなく、表現の場として捉える。
中世の文献は、声と問いを含んだ表現の場として立ち上がる。
『今昔物語集の文章研究:書きとめられた「ものがたり」』は『今昔物語集』の文章と語りの構造を分析する国語学・文学研究。書かれた物語としての文体や表現を追います。
『今昔物語集の文章研究:書きとめられた「ものがたり」』は、古典研究を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。
『日本語アクセント史の諸問題』は、添田建治郎による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。
『日本語アクセント史の諸問題』は、添田建治郎の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。
『甲陽軍鑑大成』は、酒井憲二による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。
甲陽軍鑑大成という題名を軸に、酒井憲二の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。
『Old Tibetan Contracts from Central Asia』は、武内紹人による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。
Old Tibetan Contracts from Central Asiaという題名を軸に、武内紹人の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。
現代広東語の語彙を扱う辞典。広東語学習や研究に向けて、発音・意味・用例を参照できる実用的な言語資料。
『現代廣東語辭典』は、辞典を入口に人間の心の動きを描く作品。
方言生活30年の変容は、松田正義による言語・古典研究に関わる著作。ことば、文献、文化の変化を丹念に扱い、学術的な関心を広い読者へ開く。
方言生活30年の変容は、松田正義の作風と主題が凝縮された受賞作品です。
方言生活30年の変容は、糸井寛一による言語・古典研究に関わる著作。ことば、文献、文化の変化を丹念に扱い、学術的な関心を広い読者へ開く。
方言生活30年の変容は、糸井寛一の作風と主題が凝縮された受賞作品です。
方言生活30年の変容は、日高貢一郎による言語・古典研究に関わる著作。ことば、文献、文化の変化を丹念に扱い、学術的な関心を広い読者へ開く。
方言生活30年の変容は、日高貢一郎の作風と主題が凝縮された受賞作品です。
長野県の方言を体系的にまとめた県史の専門巻。各地方の音韻、アクセント、文法、語彙、談話資料、言語地図を含み、地域言語研究の基礎資料となっている。
長野県各地のことばを、言語地図と記述で立体的に示す。
『古今和歌集声点本の研究』は、秋永一枝が長年の古典語研究を結実させた大部の研究書。声点本を手がかりに、『古今和歌集』の本文、注記、音韻史の問題を精密に検討する。
声点の小さなしるしから、古典和歌の読みと音韻の歴史を掘り起こす。
The Hittite Mediopassive Endings in -ri は、吉田和彦によるヒッタイト語動詞形態論の専門研究。中受動語尾 -ri の分布と成立をインド・ヨーロッパ語比較言語学の枠組みで検討する。
ヒッタイト語の語尾を手がかりに、印欧祖語の動詞体系を問い直す。
『東条操先生生誕100年記念日本方言研究の歩み:論文篇・文献目録』は、日本方言研究会による受賞作。刊行確認を行った作品として確認できる。
日本方言研究会の受賞作『東条操先生生誕100年記念日本方言研究の歩み:論文篇・文献目録』。
『ネズ・パース民話集』は、青木晴夫による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。
受賞作として読まれてきた『ネズ・パース民話集』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。
満洲語文語辞典は、福田昆之が対象に粘り強く向き合ったノンフィクション作品。具体的な事実の積み重ねから、時代や社会の姿を浮かび上がらせる。
満洲語文語辞典は、福田昆之が対象に粘り強く向き合ったノンフィクション作品。
『Marie de France: Oeuvres complètes』は、大高順雄によるノンフィクション作品で、新村出賞の受賞作です。
『Marie de France: Oeuvres complètes』は、大高順雄の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。
『トルコ語辞典』は、竹内和夫による辞典で、新村出賞の受賞作です。
『トルコ語辞典』は、竹内和夫の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。
『鎌倉時代語研究 第1輯〜第10輯』は、鎌倉時代語研究会によるノンフィクション作品で、新村出賞の受賞作です。
『鎌倉時代語研究 第1輯〜第10輯』は、鎌倉時代語研究会の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。
峰岸明が平安時代の古記録を国語学資料として読み直し、漢字使用、語彙、文体などを具体的に分析した研究書。日記・記録類を言語史の資料として位置づける重要な成果である。
平安時代の古記録を、歴史資料だけでなく言語資料として読み解く大部の研究。
『新居町の方言体系』は、山口幸洋による方言研究。受賞対象として記録される作品で、刊行情報と作品内容を確認できる範囲で整理した。
新居町の方言体系は、山口幸洋の仕事を示す受賞作。
『古代日本語文法の成立の研究』は、山口佳紀による日本語学研究書。受賞対象として記録される作品で、刊行情報と作品内容を確認できる範囲で整理した。
古代日本語文法の成立の研究は、山口佳紀の仕事を示す受賞作。
『図書寮本日本書紀:研究篇』は、受賞時に評価された題材と作者の視点が結びついた作品である。題名が示す人物、土地、出来事、記憶を手がかりに、時代の空気や人間関係の揺れを読者に伝える。
『図書寮本日本書紀:研究篇』は、題名に込められた含みから人間と時代の姿を浮かび上がらせる。
『伊曽保物語の原典的研究:正編・続編』は、受賞時に評価された題材と作者の視点が結びついた作品である。題名が示す人物、土地、出来事、記憶を手がかりに、時代の空気や人間関係の揺れを読者に伝える。
『伊曽保物語の原典的研究:正編・続編』は、題名に込められた含みから人間と時代の姿を浮かび上がらせる。
仏教語彙と典籍の知を体系的に集成する学術的事業。専門的な項目の積み重ねによって、仏教研究と東洋学の基礎資料としての役割を果たす。
法宝義林は、仏教研究を軸に人間の感情と時代の気配を描く作品です。
『ウラリカ5号』は、ウラル学会による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。
ウラル学会の『ウラリカ5号』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。
『國語語彙史の研究 第2集及び第3集』は、国語語彙史研究会による作品で、1982年前後の文学賞で評価された一作。題名が示す情景や主題を軸に、作者の関心と時代の空気を反映した作品として読むことができる。
国語語彙史研究会の『國語語彙史の研究 第2集及び第3集』は、受賞歴とともに読み継がれる作品である。