日本の文学賞

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小暮 夕紀子

こぐれ ゆきこ

Kogure Yukiko

別名: 小田由紀子 / 小暮 夕樹子
ペンネーム: 小田 由紀子絵本などの初期刊行で使用。2013年のグリム童話賞受賞時の名義。, 小暮 夕樹子2018年の林芙美子文学賞受賞時に用いた名義(表記揺れ)。

プロフィール

性別
女性
生誕
1960-01-01 (岡山県)
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家, 作家, 児童作家
活動期間
1996年〜

学歴

岡山大学
法文学部
国: 日本
法文学部卒業。専攻や卒業年の公表情報は確認できない。

受賞歴

第13回グリム童話賞 大賞
2013
対象作品: 漬物大明神
主催: グリム童話賞
結果: 大賞(Grand Prize)
第4回林芙美子文学賞 大賞(第1席)
2018
対象作品: 暮れる
主催: 林芙美子文学賞
結果: 大賞(第1席)

受賞・候補エディション

  1. 老いた理髪店主と妻の穏やかな日常が、過去の死と罪悪感によって不穏に反転していく中編小説。表題作に「残暑のゆくえ」を加えたデビュー作品集。

    のどかな田舎町の老夫婦の奥で、忘れたはずの痛みが目を覚ます。

    216ページ
    老夫婦記憶喪失罪悪感土着性

作品

代表作

タイガー理髪店心中

2020年 小説(短編・中編)

林芙美子文学賞受賞作「暮れる」を改題・加筆して単行本化した作品。理髪店を舞台に人間関係や喪失、再生を繊細に描写する短編・中編を収録している。

喪失再生地方社会人間関係

漬物大明神

2020年 児童文学/絵本

2013年の第13回グリム童話賞大賞受賞作を単行本化した絵本作品。民話的な趣を含むユーモラスな物語。

伝承家族ユーモア

蚕のおくりもの

1996年 絵本

1996年に吉備人出版から刊行された絵本。画は佐藤定による。

自然贈り物地域の記憶

ドテラの中――佐藤 定 個展案内状集 1967〜2016

2018年 編纂書

ふくろう出版より刊行された、佐藤定の個展案内状を編纂した書籍(編纂担当)。

美術史アーカイブ

人形師

2018年 短編小説

『小説トリッパー』2018年9月号掲載の短編。人間と人形をめぐる心理的な物語。

人形アイデンティティ記憶

裸婦

2020年 短編小説

『文學界』2020年9月号掲載。身体と関係性を主題にした短編。

身体親密さ記憶

全著作

  • タイガー理髪店心中(朝日新聞出版、2020年1月)
  • 漬物大明神(ふくろう出版、2020年12月)
  • 蚕のおくりもの(吉備人出版、1996年11月)
  • ドテラの中――佐藤 定 個展案内状集 1967〜2016(ふくろう出版、2018年5月)
  • 「タイガー理髪店心中」『小説トリッパー』2018年3月号(雑誌掲載)
  • 「人形師」『小説トリッパー』2018年9月号(雑誌掲載)
  • 「残暑のゆくえ」『小説トリッパー』2019年9月号(雑誌掲載)
  • 「裸婦」『文學界』2020年9月号(雑誌掲載)
  • 「ジャコウアゲハ」『小説トリッパー』2020年12月号(雑誌掲載)
  • 「字隠し」『第十二回 岡山県内田百閒文学賞受賞作品集』(作品社、2015年3月)収録
  • 「霜降月の庭」『ゆきのまち幻想文学賞 小品集25』(2015年10月)収録
  • エッセイ「K子さんには言えない夏の庭」『文學界』2018年7月号(『ベスト・エッセイ2019』収録)

作風・主題

文体
叙情的で繊細な文体登場人物の心理を丁寧に描写する筆致地方の風景を背景に据える描写
頻出モチーフ
理髪店人形夏・黄昏女性の視点日常の小さな寓話性

評価・遺産

林芙美子文学賞やグリム童話賞の受賞歴があり、地方性や日常の機微を繊細に描く作風で注目される現代日本の女性作家。雑誌掲載を経て単行本化されるなど評価が確立されつつある。

資料所蔵先

  • VIAF: 34158124910414930574
  • 国立国会図書館典拠ファイルID: 001340105

豆知識

  • 本名表記や筆名に揺れがあり、小田由紀子名義や小暮夕樹子名義での発表歴がある。
  • 2013年に『漬物大明神』で第13回グリム童話賞大賞を受賞した(小田由紀子名義)。
  • 2018年に投稿作『暮れる』で第4回林芙美子文学賞大賞(第1席)を受賞し、後に同作を改題した『タイガー理髪店心中』で本格的デビューした。
  • 1996年に絵本『蚕のおくりもの』を刊行している。
  • エッセイが『ベスト・エッセイ』アンソロジーに収録されるなど、随筆も評価されている。
  • VIAFおよび国立国会図書館の典拠データが存在する。