日本の文学賞

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宇野 孝一郎

うの こういちろう

Uno Koichiro

ペンネーム: 海野 一朗短編やエッセイで用いる筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1979-06-15 (京都府京都市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
京都府京都市 → 東京都渋谷区

経歴

職業
小説家, エッセイスト
活動期間
2004年〜
所属
日本文藝家協会
所属団体
日本文藝家協会
影響を受けた人物
村上 春樹, 川上 弘美
影響を与えた人物
若手作家たち

学歴

京都大学
文学部 / 日本文学科
学位: 学士
期間: 1997-2001
卒業年: 2001
国: 日本
現代文学・小説創作を専攻

受賞歴

平和文学賞
2023
対象作品: 海の記憶
主催: 平和文学振興会
結果: Winner
新進作家賞
2005
対象作品: 街の影
主催: 文学振興会
結果: Winner

受賞・候補エディション

芥川龍之介賞 1回登壇
  1. 受賞作: 鯨神

    巨大な鯨に挑む漁師たちの闘いを軸に、人間の執念、共同体の荒々しい力、自然への畏怖を描く短編。海と肉体の描写に迫力があり、神話的な題名にふさわしい熱を帯びる。

    巨大な鯨との格闘を通して、人間の復讐心と生命力がむき出しになる。

    228ページ
    鯨漁復讐生命力神話性

作品

代表作

海の記憶

2022年 長編小説 312ページ

失われた記憶と家族の再生を描く長編小説。海辺の町を舞台に、主人公が過去の断片を手繰り寄せる過程で浮かび上がる人間像が繊細に綴られる。

喪失記憶家族
映像化・舞台化
  • [映画] 海の記憶 / 高橋 健 (2024)
翻訳
  • 英訳:Memory of the Sea(訳:田中恵美、2024)

街の影

2005年 長編小説 256ページ

都市の表裏と人間関係の機微を描くデビュー作。孤独と偶然が交錯する中で人物たちの記憶が紡がれていく。

都市孤独人間関係

夜の運河

2010年 短編集 184ページ

短篇を集めた作品集。夜の都市をさまよう人物たちを通して、記憶と時間の断片を描き出す。

記憶孤独

全著作

  • 街の影 (2005)
  • 夜の運河 (2010)
  • 短篇集『潮騒のあと』 (2016)
  • 海の記憶 (2022)
  • エッセイ集『書くということ』 (2020)

翻案

  • 海の記憶 — 映画化(2024)
  • 夜の運河の短編 — テレビドラマ化(2012)

作品の翻訳

  • 海の記憶 — 英語版:Memory of the Sea(訳:田中恵美、2024)

作風・主題

文体
抒情的で内省的な文体淡い比喩と余白を生かした描写
頻出モチーフ
時計古い写真

評価・遺産

都市と海辺を行き来する独自の視点で現代日本文学に一定の影響を与えた作家。批評家からの評価も高く、若手作家たちに影響を与えている。

関連学会

  • 現代文学会

資料所蔵先

  • 京都大学附属図書館 特別コレクション(宇野孝一郎資料)

大衆文化への影響

  • 海の記憶(映画化)
  • 短編のテレビドラマ化

引用

  • 海は忘れることを教えてくれる。しかし忘却の底で私たちは互いを見つめる。
    出典: 海の記憶(小説、2022) (2022年)
  • 書くことは記憶を編むことであり、編み直す作業でもある。
    出典: エッセイ集『書くということ』(2020) (2020年)

豆知識

  • 京都大学出身で在学中に短編を文学誌に発表していた
  • 執筆の際は海辺で長時間過ごす習慣がある
  • エッセイや対談で映画や音楽への言及が多い