日本の文学賞

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鯨神 (中公文庫 A 147)

芥川龍之介賞

鯨神 (中公文庫 A 147)

宇能鴻一郎

巨大な鯨に挑む漁師たちの闘いを軸に、人間の執念、共同体の荒々しい力、自然への畏怖を描く短編。海と肉体の描写に迫力があり、神話的な題名にふさわしい熱を帯びる。

鯨漁復讐生命力神話性

作品情報

巨大な鯨との格闘を通して、人間の復讐心と生命力がむき出しになる。

『鯨神』は宇能鴻一郎の芥川賞受賞作。中公文庫版には表題作を含む短編が収められ、巨大な鯨と人間の対決を、肉体感と土俗的なエネルギーを帯びた文体で描く。

レビュー要約

  • 荒々しい題材に対して、構成や描写の密度を評価する声が目立つ。海の場面の迫力と、復讐譚としての単純さを越える熱が読みどころになる。

書籍情報

出版社
中央公論新社
発売日
1981-07-10
ページ数
228ページ
言語
日本語
ISBN-13
9784122008427
ISBN-10
4122008425
価格
1450 JPY
カテゴリ
本/文学・評論

第46回(昭和36年度下半期) 芥川賞受賞

レビュー

  • 海とともに生活する人々の日常と戦い

    鯨と戦う海の人々を描いた文学作品、日本版”白鯨”、これを読むと日本人と鯨の歴史がよくわかる。戦後の一時期まで、鯨は、日本人にとって身近な存在であった。もちろん食料として、大江健三郎級の芥川賞作家宇能鴻一郎の文章、天才だ。

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