日本の文学賞

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河野 修一郎

こうの しゅういちろう

Kōno Shūichirō

プロフィール

性別
男性
生誕
1945-08-20 (長崎県)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
長崎県 → 鹿児島県

経歴

職業
小説家, 著作家, 環境活動家
活動期間
1971年〜

学歴

鹿児島県立鶴丸高等学校
国: 日本
鹿児島大学
工学部
国: 日本
工学部卒業

受賞歴

文学界新人賞
1971
対象作品: 探照燈
主催: 文學界
結果: 受賞

受賞・候補エディション

南日本文学賞 1回登壇
  1. 受賞作: 石を背負う父

    『石を背負う父』は、河野修一郎による文学作品。1973年の受賞作として、題材を絞り込んだ表現と、人物や土地、時代の手触りを読者に残す構成が評価された。

    石を背負う父は、限られた形式の中に時代と人の気配を刻む作品。

    295ページ
    人間心理時代性土地

作品

代表作

探照燈

1971年 短編

短編。1971年の『探照燈』で文学界新人賞を受賞した作品。

人間ドラマ記憶

植樹祭

1995年 短編集

短編・随筆集。代表作「探照燈」を所収する作品集。

自然地域社会

石切りの歌

1987年 小説

地方の生活や労働を描いた小説(学芸書林、1987)。

地方労働共同体

告発屋さがし

1989年 小説

社会的な告発や真実探求を題材にした小説(集英社、1989)。

告発社会問題

使者たちの船

1989年 小説

人間ドラマを軸にした長編小説(毎日新聞社、1989)。

使命

日本農薬事情

1990年 ノンフィクション

日本における農薬の使用とその影響を分析した解説書(岩波新書、1990)。

農業化学物質環境問題

動物慰霊祭

1990年 小説

動物と命をめぐるテーマを扱った作品(毎日新聞社、1990)。

動物

黄金の階段

1990年 小説

物語の王国シリーズの一冊として刊行された作品(白水社、1990)。

幻想人間関係

立花ゴルフ倶楽部

1991年 小説

地域社会を舞台にした人間群像劇(毎日新聞社、1991)。

共同体趣味

復讐する鼠

1993年 小説

復讐を主題にした物語(岩波書店、1993)。

復讐倫理

豊饒の食卓

1993年 評論・エッセイ

食と農業をめぐる考察を含む作品(朝日新聞社、1993)。

農業

荒涼館に招かれた男

1994年 小説

孤独や過去を扱う長編(河出書房新社、1994)。

孤独過去

瀕死の日本農業 日本の米、食卓をどう守るか

1995年 ノンフィクション

日本の農業の現状と食の安全について論じた書(講談社、1995)。

農業食の安全

千年の森

1997年 小説

自然と人間の営みを見つめる作品(徳間文庫、1997)。

自然環境

目に見えない危険 暮らしの中に溢れる化学物質

1997年 ノンフィクション

暮らしの中にある化学物質の危険性を指摘する一般向けの解説(みすず書房、1997)。

化学物質生活環境健康

検証!くらしの中の化学物質汚染

2001年 ノンフィクション

化学物質汚染の実態を検証する書(講談社現代新書、2001)。

化学物質汚染生活安全

甦れ子供の王国

2001年 評論

子どもと教育をテーマにした論考(高城書房、2001)。

教育子ども

全著作

  • 石切りの歌(学芸書林、1987.11)
  • 告発屋さがし(集英社、1989.5)
  • 使者たちの船(毎日新聞社、1989.12)
  • 日本農薬事情(岩波新書、1990.3)
  • 動物慰霊祭(毎日新聞社、1990.4)
  • 黄金の階段(白水社、1990.10)
  • 立花ゴルフ倶楽部(毎日新聞社、1991.9)
  • 復讐する鼠(岩波書店、1993.2)
  • 豊饒の食卓(朝日新聞社、1993.2)
  • 荒涼館に招かれた男(河出書房新社、1994.4)
  • 瀕死の日本農業 日本の米、食卓をどう守るか(講談社、1995.1)
  • 植樹祭(みすず書房、1995.7)
  • 千年の森(徳間文庫、1997.9)
  • 目に見えない危険 暮らしの中に溢れる化学物質(みすず書房、1997.10)
  • 検証!くらしの中の化学物質汚染(講談社現代新書、2001.6)
  • 甦れ子供の王国(高城書房、2001.7)

作風・主題

文体
社会派リアリズムルポ・ノンフィクション要素を交えた筆致平易で事実を重視する文体
頻出モチーフ
農業と食化学物質と生活の危険地域社会の描写記憶と過去の清算

評価・遺産

河野修一郎は、小説作品と並行して化学物質や農業問題に関するノンフィクションを執筆し、社会派作家としての評価を得ている。1971年の文学界新人賞受賞を契機に文筆業へ移行し、環境・食・農業分野への警鐘を鳴らす著作群が特徴である。

豆知識

  • 鹿児島県出身で、鹿児島大学工学部を卒業している。
  • 化学会社に約20年間勤務した後に文筆業へ転じた。
  • 1971年に短編『探照燈』で文学界新人賞を受賞した。
  • 小説と並行して化学物質や農業に関するノンフィクションを多数執筆している。