日本の文学賞

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小柳 粒男

こやなぎ つぶお

Koyanagi Tsubuo

プロフィール

性別
男性
生誕
1987 (北海道)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
北海道 → 東京都渋谷区(渋谷/道玄坂)

経歴

職業
小説家, 作家, ハードボイルド作家
活動期間
2008年〜2012年

受賞歴

講談社BOX新人賞(流水大賞)
2007
対象作品: くうそうノンフィク日和
部門: 流水大賞(優秀賞)
主催: 講談社BOX
結果: 優秀賞受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

くうそうノンフィク日和

2008年 ハードボイルド/セカイ系小説 250ページ

長編デビュー作。セカイ系的な虚構性とハードボイルドの語り口を融合させ、日常と幻想が交錯する世界を描く。

虚構と現実の境界都市と孤独若者文化

りべんじゃー小戦争 〜まち封鎖

2008年 ハードボイルド/都市小説 222ページ

都市を舞台にした物語で、小さな“戦争”的事件を通じて暴力や連帯、青年の葛藤を描く。

都市の暴力と日常復讐と連帯青年の葛藤

ゲンソウ現実日和

2009年 ハードボイルド/幻想的リアリズム 354ページ

シリーズに属する長編で、幻想と現実が日常的に交錯する構造をさらに押し進め、都市と人物描写に重心を置く。

幻想と現実の交錯都市空間存在の不確かさ

全著作

  • くうそうノンフィク日和(講談社BOX、2008年)
  • りべんじゃー小戦争 〜まち封鎖(講談社BOX、2008年)
  • ゲンソウ現実日和(講談社BOX、2009年)
  • フォーティユースボーイ(アンソロジー収録、2011年)
  • シャカイに降り立つおかっぱ頭(『ファウスト』Vol.7、2008年)
  • シノキ大戦(『パンドラ』Vol.2 SIDE-A、2008年)
  • 存在だけは幽霊のごとく(『パンドラ』Vol.2 SIDE-B、2008年)
  • 東京で朝食を(『ファウスト』Vol.8、2011年)

作風・主題

文体
ハードボイルド調の語りセカイ系的な大きな世界観を暗い日常に落とし込む手法軽妙なユーモアと冷めた諧謔
頻出モチーフ
新聞配達・メディア渋谷・都市空間幽霊や存在の曖昧さ虚構と現実の境界

評価・遺産

若い世代の作家として2008年前後に注目を集めたが、2012年以降は長く沈黙が続いている。セカイ系とハードボイルドを融合させた作風は一部で評価され、カルト的な支持を得ている。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館

引用

  • 元来結びつきが悪いセカイ系小説とハードボイルド小説の幸福な結婚に成功している作品だと評された。
    出典: 『パンドラ』Vol.1 SIDE-A 選考座談会 (2008年)

豆知識

  • 2007年に第1回講談社BOX新人賞(流水大賞)で優秀賞を受賞し、2008年に講談社BOXの文芸誌『パンドラ』Vol.1 SIDE‑Aでデビューした。
  • 『くうそうノンフィク日和』のイラストは長月みそかが担当した。
  • 2012年に星海社のウェブサイト「最前線」でエッセイを連載したが、その後長く沈黙している。
  • 公式ブログ(Ameblo)とX(旧Twitter)のアカウントを運用している。
  • ISNI、VIAF、国立国会図書館などに典拠情報が登録されている。