作品情報
くうそうノンフィク日和は、青春を軸に読者を作品世界へ引き込む。
講談社BOX新人賞から刊行された、現実と空想の距離を軽やかに往復する青春小説。 受賞歴により再注目され、現在も著者の代表的な仕事として参照される。
レビュー要約
-
題材への切り込み方と読みやすさが評価されている。一方で、扱うテーマの重さや独特の語り口に好みが分かれる読者もいる。
書籍情報
- 出版社
- 講談社
- 発売日
- 2008-06-03
- ページ数
- 249ページ
- 言語
- 日本語
- ISBN-13
- 9784062836661
- ISBN-10
- 4062836661
- カテゴリ
- 本/コミック・ラノベ・BL/ライトノベル
小柳粒男、第一回流水大賞のデビュー作! 講談社BOXが満を持して放つ危険な新人第一弾、小柳粒男がゼロ年代に放つ、これぞ“セカイの終わりとハードボイルドファンタジーランド”!
レビュー
-
これはさすがに……
講談社BOX新人賞、流水大賞の第一回優秀賞受賞作です。著者の小柳さんは1987年生まれだそうです。 わたしは講談社BOX編集長である太田克史さんの功績を評価していますが、それでもこの本は評価できません。 どうも全体的に味のない料理を食べさせられている感じです。文章も稚拙ですし。 賞のために無理矢理新人を捻出したという感じが拭えません。 というか、新人をBOXで売り出しても売れないでしょ。中身に比べて値段がかなり高くなるんですから。 普通の社会人にはすぐ出せる金額なのかもしれませんが、ライトノベルをよく読む学生の立場から言えば、この本はすごく高いです。 せめてノベルスで出して欲しかったですね。 わたしはこの本の著者の二作目は買わないと思います。
-
他にない不思議な感覚
雑誌でこの作品を読んだのだが、読了後に不思議な感覚に襲われた。 この感覚はこの人にしか感じさせられないものだと思う。 講談社はそれを敏感に感じ取り、デビューさせたのだと思う。 この作品は他のレビューに書いてあるように稚拙だが、それでも何かを感じることができる。 理解するのではなく、感じるものだ。 普通の小説に飽きている人にはオススメ。
-
これはもう擁護のしようがない
出来るだけレビューには良いことを多く書こうと努めていますが、残念ながらこれはもう擁護のしようがありません。 文章が分からない。高度な比喩を用いて、作品世界に深みを与えているわけではありません。単純に何が書いてあるかひたすら分かりにくい。 他にも多々の難点がありますが、ここでそれを一つずつあげつらうことはここではしません。 読者に対して自分の考えを正しく伝えられるかどうかという小説家として至極当然のことから考え直さなければならなくなるような作品でした。
関連する文学賞
- 講談社BOX新人賞 第1回(2007年) ・優秀賞