読売文学賞
1回登壇
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第53回(2001年) 受賞受賞作: 失われた時を求めて
プルーストの大長編を日本語へ移した翻訳業績。記憶、時間、社交界、芸術をめぐる精密な文体を、日本語の持続するリズムとして読ませる仕事である。
『失われた時を求めて』は、鈴木道彦の作風が凝縮された受賞作。
翻訳プルースト記憶時間文学
すずき みちひこ
Suzuki Michihiko
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 東京大学 | 文学部 | 仏文科 | 学士 | 1950-1953 | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2002 | 読売文学賞 | 失われた時を求めて(完訳、集英社) | — | 読売新聞社 | 受賞 |
| 2002 | 日本翻訳文化賞 | 失われた時を求めて(完訳) | — | — | 受賞 |
| 2022 | 日本翻訳出版文化賞 | 家の馬鹿息子 ギュスターヴ・フローベール論(ジャン=ポール・サルトル/訳・全5巻) | — | — | 共同受賞 |
プルーストの大長編を日本語へ移した翻訳業績。記憶、時間、社交界、芸術をめぐる精密な文体を、日本語の持続するリズムとして読ませる仕事である。
『失われた時を求めて』は、鈴木道彦の作風が凝縮された受賞作。
マルセル・プルーストの大著『失われた時を求めて』の日本語完訳。1996年から2001年にかけて集英社より刊行され、日本におけるプルースト研究と読書に大きな影響を与えた。
1992年に刊行された『失われた時を求めて』の抄訳。プルーストのエッセンスを日本語読者に紹介するための編集・翻訳。
プルーストについての論考集。作家としてのプルーストの位置づけや作品の分析を行う。
一般読者向けにプルーストの作品を読み解く解説書。翻訳者としての視点を含んだ論考が特徴。
海外や在日問題、文化的越境をめぐる随筆集。
父・鈴木信太郎への視点も交えながら、フランス文学者としての自己とその系譜をたどる評伝的著作。
プルーストの日本語完訳を成し遂げた翻訳業績と、フランス文学研究における長年の業績により、国内のプルースト研究と翻訳文化に大きな影響を残した。社会的・政治的な言説にも関わりを持った進歩的文化人としても評価される。