本格ミステリ大賞
1回登壇
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第10回(2010年) 受賞受賞作: 水魑の如き沈むもの
『水魑の如き沈むもの』は、三津田信三による作品。謎の気配と人間関係の緊張を積み重ね、真相へ向かう過程に濃い読み味を持たせたミステリー。
『水魑の如き沈むもの』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。
768ページ記憶時間人間関係表現の力
みつだ しんぞう
Mitsuda Shinzō
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2010 | 本格ミステリ大賞(小説部門) | 水魑の如き沈むもの | 小説部門 | 本格ミステリ作家クラブ | Winner |
『水魑の如き沈むもの』は、三津田信三による作品。謎の気配と人間関係の緊張を積み重ね、真相へ向かう過程に濃い読み味を持たせたミステリー。
『水魑の如き沈むもの』は、言葉の密度と題材の力で読者を作品世界へ導く。
1954年、刀城言耶は奈良の山間にある五月夜村を訪れる。古来伝わる水魑の儀式にまつわる失踪や変死が相次ぎ、神男や村人が不可解な死を遂げる。言耶は事件の真相と民俗的な怪異の絡み合いを解き明かしていく。
三津田信三は本格ミステリの構成力とホラー的恐怖描写を兼ね備えた作家として評価される。『水魑の如き沈むもの』は第10回本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞し、各種ミステリランキングでも上位に入るなど代表作の一つとなっている。
擬音語や擬態語を駆使し、肌に迫ってくるような描写は本当に怖い。不可能犯罪を扱った本格ミステリであり、怪異がうごめくホラー小説でもあり、自然の猛威を背景としたパニック小説の要素まで盛り込まれている。