日本の文学賞

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水木 亮

みずき りょう

Mizuki Ryo

ペンネーム: 水木 亮創作活動で使用する筆名(本名は望月弘美)

プロフィール

性別
男性
生誕
1942-01-01 (戦時中の日本領(現在の北朝鮮領))
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
作家, 劇作家, 民俗学者, 国語科教諭
活動期間
1975年〜
所属団体
COMEDY OF YESTERDAY
ノミネート
第8回『小説ジュニア』青春小説新人賞(最終選考、掲載), 第10回『小説ジュニア』青春小説新人賞(最終選考)

学歴

早稲田大学
学位: 学士
国: 日本
早稲田大学大学院 文学研究科
文学研究科
学位: 修士
国: 日本
修士課程修了

受賞歴

織田作之助賞
1999
対象作品: 祝祭
主催: 織田作之助賞選考委員会
結果: 受賞
農民文学賞
2006
対象作品: お見合いツアー
主催: 農民文学賞主催団体
結果: 受賞
労働者文学賞
2007
対象作品: 海老フライ
主催: 労働者文学賞主催団体
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 祝祭

    祝祭の華やぎと、その背後にある人間の欲望や孤独を描く小説。特別な日が日常を照らし返し、隠れていた関係のひずみを浮かび上がらせる。

    祝祭は、祝祭を手がかりに人の心と時代の気配を描く作品です。

    祝祭人間関係孤独日常
  1. 受賞作:

    九州さが大衆文学賞の受賞作。題名が示す視線や記憶を軸に、土地に生きる人の思いを追う大衆小説である。

    ひとつの視線が、過去と現在の感情を結び直す。

    大衆文学記憶人情
  2. 受賞作: お試し期間

    お試し期間は、水城亮による受賞対象作。公募・地域文学賞の選考対象として知られ、限られた紙面の中で人物や状況の転機を描いた作品とみられる。

    単独刊行が確認できない作品だが、受賞歴から当時の地域文学・公募文学の文脈を伝える。

    受賞作地域文学公募作品

作品

代表作

翼のない海

1980年 小説

地方(山梨)を舞台に、若者たちの挫折と再生を描く長編。地域の人間関係や風景を繊細に描写する。

地域社会再生若者の葛藤

清里に春の雪降る

1985年 小説

清里の風景と季節の移ろいを背景にした人間ドラマ。郷土性を織り込んだ作風が特徴。

季節郷土人間関係

うすべにのやみいとしの落花(戯曲集)

1991年 戯曲

地域の人物や民俗を題材にした戯曲を収録。演劇的視点と民俗学的関心が交差する作品群。

演劇民俗地域

山梨の民俗芸能

2000年 民俗学・記録

山梨県内の民俗芸能をフィールドワークに基づいて記録・考察した研究書。地域の伝承や祭礼を扱う。

民俗芸能フィールドワーク地域文化

美しい朝の国 朝鮮の山を緑に・浅川巧 水木亮戯曲集

2001年 戯曲・編著

朝鮮の山や歴史性を題材とする戯曲を含む戯曲集。地域や記憶をめぐるテーマが現れる。

歴史記憶地域

雪乃丞くんへの手紙(エッセイ集)

2002年 随筆・エッセイ

演劇や郷里の日常、個人史にまつわる随筆を収めたエッセイ集。

エッセイ回想演劇

祝祭

2006年 小説

地域の祭礼や祝祭行事を主題にした作品。風俗描写と共同体の営みを描くことで織田作之助賞を受賞。

祭り共同体民俗

老い焚く妖の記

2012年 小説・随筆

老いや民間伝承を主題に、個人的な記憶と地域の伝承を織り交ぜて描いた作品。

老い民間伝承記憶

全著作

  • 翼のない海(檸檬社、1980年)
  • 清里に春の雪降る(山梨ふるさと文庫〈グリーン・ロマンス〉、1985年)
  • うすべにのやみいとしの落花 水木亮戯曲集(門土社総合出版、1991年)
  • 山梨の民俗芸能(勉誠出版、2000年)
  • 美しい朝の国 朝鮮の山を緑に・浅川巧 水木亮戯曲集(カモミール社、2001年)
  • 雪乃丞くんへの手紙 エッセイ集(山梨ふるさと文庫、2002年)
  • 祝祭(山梨日日新聞社、2006年)
  • 老い焚く妖の記(窓社、2012年)
  • 編著:艶笑唄 地方に残る生と性の労働歌(窓社、2010年)
  • 編著:『「コメディ・オブ・イエスタディ」の二五年』(山梨ふるさと文庫、2010年)

作風・主題

文体
口語的で地域色の強い文体民俗学的な観察を取り入れた記述舞台性を意識した対話中心の構成
頻出モチーフ
祭り・祝祭行事民俗芸能郷愁と記憶老いと世代交代

評価・遺産

山梨を拠点に地域文化と民俗を題材にした創作と記録で知られる作家・劇作家。地域演劇の主宰を通じて地域文化の継承に貢献し、地方文学の一端を担う存在と評価される。

豆知識

  • 本名は望月弘美。
  • 戦時中に現在の北朝鮮領で生まれ、戦後に山梨県で育つ。
  • 早稲田大学卒業、同大学院文学研究科修了(修士課程)。
  • 1975年・1977年に『小説ジュニア』の新人賞で最終選考に残る(入選はならず、1975年は誌面掲載あり)。
  • 高校教諭として勤務する傍ら創作活動を行い、高校の演劇部指導をきっかけに劇団『COMEDY OF YESTERDAY』を主宰した。
  • 1999年『祝祭』で織田作之助賞、2006年に農民文学賞、2007年に労働者文学賞を受賞している。