日本の文学賞

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森 有正

もり ありまさ

Mori Arimasa

ペンネーム: 有正初期短編で使用した短い筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1978-04-03 (東京都中央区)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京都中央区 → 京都府京都市 → 神奈川県鎌倉市

経歴

職業
小説家, 脚本家, エッセイスト
活動期間
2001年〜
所属団体
日本文藝家協会, 日本ペンクラブ
影響を受けた人物
川上弘美, 村上春樹
影響を与えた人物
佐藤玲子, 山田悠

学歴

早稲田大学
文学部 / 国文学科
学位: 文学士
期間: 1997-2001
卒業年: 2001
国: 日本
卒業論文は近現代文学に関する研究

受賞歴

新鋭文学賞
2010
対象作品: 水際の午後
主催: 日本文學振興会
結果: Winner
現代日本文学賞
2015
対象作品: 海の記憶
部門: 長編小説
主催: 現代文学協会
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 遥かなノートル・ダム

    パリでの思索と信仰、音楽、文学への感受を重ねた随想集。ノートル・ダムを遠い精神的焦点として、異国で生きる自己の内面を静かに掘り下げる。

    遥かなノートル・ダムは、森有正の表現を随想として伝える作品。

    241ページ
    パリ信仰思索

作品

代表作

水際の午後

2009年 短編小説集 240ページ

水辺を舞台にした短編を集めた作品集。喪失と記憶、日常の境界が静謐な筆致で描かれる。

記憶喪失水辺家族
映像化・舞台化
  • [映画] 水際の午後 / 鈴木翔 (2011)
翻訳
  • 英訳: Afternoon at the Waterline(ジョン・スミス訳)
  • 仏訳: L'après-midi au rivage(エマニュエル・デュポン訳)

海の記憶

2014年 長編小説 360ページ

失われた過去を求める主人公が、海辺の町で出会う人々との交流を通じて自己を見つめ直す長編。歴史と個人史が交錯する叙事詩的な作品。

歴史記憶再生風景
映像化・舞台化
  • [映画] 海の記憶 / 小川玲 (2016)
  • [舞台] 海の記憶(舞台版) / 田中葵 (2018)
翻訳
  • 英訳: Memory of the Sea(エミリー・クラーク訳、2017年)

全著作

  • 2009年 水際の午後
  • 2011年 夜話と風景
  • 2014年 海の記憶
  • 2018年 言葉の裏側
  • 2022年 境界線上の短歌

翻案

  • 水際の午後(2011年、映画)
  • 海の記憶(2016年、映画/2018年、舞台)

作品の翻訳

  • 水際の午後 — 英語版(2012年)
  • 海の記憶 — 英語版(2017年)

作風・主題

文体
抒情的で映像的な文体冷静な観察に基づく細部描写
頻出モチーフ
記憶境界時間のずれ

評価・遺産

森有正は、記憶と風景をテーマにした作品群で現代日本文学に独自の位置を築いた。映像的な描写と静謐な語り口で幅広い読者層に支持され、若手作家にも影響を与えた。

関連学会

  • 現代日本文学会

資料所蔵先

  • 早稲田大学図書館近現代資料室

大衆文化への影響

  • 映画化された作品は国内の映画祭や一般公開で話題となり、舞台化も行われた。

引用

  • 記憶は場所とともに漂う。そこに触れることでしか、過去は現在に戻らない。
    出典: 『海の記憶』あとがき (2014年)
  • 風景は単に背景ではない。語られなかった物語を抱えている。
    出典: インタビュー(朝日新聞) (2016年)

豆知識

  • 子どもの頃によく海辺で遊んだ経験が作品に反映されている。
  • 短編では一人称の語りを多く用いる。