日本の文学賞

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森岡 貞香

もりおか さだか

Morioka Sadaka

プロフィール

性別
女性
生誕
1916-03-04 (島根県松江市)
死没
2009-01-30 92歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京 → 台北 → 奉天

経歴

職業
歌人
活動期間
1934年〜2009年
所属
女人短歌, 石畳の会
影響を受けた人物
五島美代子, 葛原妙子
影響を与えた人物
中城ふみ子

学歴

山脇学園中学校・高等学校
国: 日本
山脇高等女学校(山脇学園)を卒業

受賞歴

迢空賞
1992
対象作品: 百乳文
主催: 迢空賞選考委員会
結果: 受賞
現代短歌大賞
2000
対象作品: 定本森岡貞香歌集
主催: 現代短歌大賞選考委員会
結果: 受賞
斎藤茂吉短歌文学賞
2001
対象作品: 夏至
主催: 斎藤茂吉賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

迢空賞 1回登壇
  1. 受賞作: 百乳文

    森岡貞香の第六歌集で、身体感覚と時間の陰影を鋭い言葉で刻む短歌作品集です。生の手触りと内面の緊張が、凝縮された形式の中に立ち上がります。

    百乳文は、森岡貞香の表現世界を凝縮した受賞作です。

    短歌身体感覚時間
現代短歌大賞 1回登壇
  1. 受賞作: 定本 森岡貞香歌集

    森岡貞香の代表的な短歌を収める定本歌集。家族、生活、老い、死を見つめる緊密な言葉で、戦後短歌の重要な声を伝える。

    定本 森岡貞香歌集

    短歌戦後家族
  1. 受賞作: 夏至

    『夏至』は季節の光と時間の移ろいを鋭くとらえる歌集。短い定型の中に、生活感覚、自然、老いの意識が凝縮されています。

    『夏至』は、短歌を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

    短歌季節生活感覚

作品

代表作

白蛾

1953年 歌集

初期の歌集。戦前から戦後にかけての感情や女性の視点を詠む作品を収める。

女性性喪失記憶

未知

1956年 歌集

更なる表現の実験が見られる歌集。短歌の形で内的世界を探る。

内面試行

1964年 歌集

1960年代の作品をまとめた歌集。詩的イメージの精緻さが特徴。

自然細密描写

百乳文

1991年 歌集

成熟期の代表作の一つ。身体や女性の経験を正面から扱い高い評価を受けた。

身体女性経験成熟

夏至

2000年 歌集

2000年刊行の歌集で、斎藤茂吉短歌文学賞を受賞した作品を含む。

季節時間回想

全著作

  • 白蛾 歌集 第二書房 1953(女人短歌叢書)
  • 未知 歌集 ユリイカ 1956
  • 甃 歌集 新星書房 1964
  • 珊瑚数珠 歌集 石畳の会 1977
  • 黛樹 歌集 短歌新聞社〈現代短歌全集〉 1987
  • 百乳文 歌集 砂子屋書房 1991
  • 夏至 歌集 砂子屋書房 2000
  • 定本森岡貞香歌集 砂子屋書房 2000
  • 敷妙 歌集 短歌研究社 2001
  • 九夜八日 歌集 砂子屋書房 2010
  • 少時 歌集 砂子屋書房 2010
  • 帯紅 歌集 砂子屋書房 2011
  • 森岡貞香歌集 現代歌人文庫 砂子屋書房 2016
  • 森岡貞香全歌集 砂子屋書房 2021

作風・主題

文体
戦後派の女流歌人に位置づけられる鋭い感性と写実的表現短歌の形式を活かした内的叙述
頻出モチーフ
身体(女性の身体)戦争と喪失季節と記憶

健康

  • 心筋梗塞
    2009-01
    2009年1月に心筋梗塞で死去

評価・遺産

戦後の女流短歌の先駆者の一人として評価され、女性の身体や日常を主題にした作品群で後進に影響を与えた。多数の歌集と受賞歴があり、戦後短歌史の重要な位置を占める。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著者・関連資料所蔵)

豆知識

  • 19歳で軍人と結婚し、戦後未亡人となった。
  • 1949年の評論誌「女人短歌」創刊に参加し、のち主導的な代表となった。
  • 2006年、宮中歌会始で召人を務めた。
  • 没後も複数の歌集が刊行された(2010年以降に追補・全集が刊行)。