日本の文学賞

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現代短歌大賞

げんだいたんかたいしょう

現代歌人協会が、前年9月からの1年間に刊行された歌集・歌書等の優れた著作を顕彰する賞。

短歌文学賞
創設年
1978
主催
現代歌人協会
カテゴリー
短歌
選考方式
推薦
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
10月頃
賞のステータス
活動中

説明

現代短歌大賞(げんだいたんかたいしょう)は、日本の短歌の賞。主催は現代歌人協会。前年10月から当年9月までの1年間に刊行された歌集・歌書等のなかで最も優れた著作を顕彰するもの。受賞作には賞状および副賞30万円が贈られる。

賞品

主賞品
賞状および副賞30万円
賞金
300,000円

選考情報

選考プロセス

選考委員会
審査員 栗木京子、坂井修一、穂村弘、大松達知 (2023年)

関連の賞

  • 現代歌人協会賞

公式情報

https://kajinkyokai.com/organizer02.html

過去の受賞者

該当なし
小池光 こいけ ひかる 受賞

小池光の第十一歌集。母と弟の喪失を経た歌を中心に、日常の手触りと記憶の深さを平明な言葉で結び、長い作歌の到達点を示している。

平明なことばの奥に、長く生きてきた時間の重みが静かに沈む。

250ページ
短歌記憶喪失家族晩年の詩学
外塚喬 受賞

七十代後半の作者が、日常、来し方、行く末を静かな視線で見つめる第13歌集。生の陰影を抱えながら、世界を確かめるように短歌が重ねられていく。

日常と来し方行く末を、静かに見つめる第13歌集。

249ページ
短歌歌集日常人生静けさ
久保田淳 くぼた じゅん 受賞
藤原俊成:中世和歌の先導者・「うたのことば」に耳をすます
高野公彦 たかの きみひこ 受賞

藤原定家の日記『明月記』を、定家の歌とともに読み解く上下巻の評論・研究書。

日記と和歌を往還し、定家の美意識を読み解く。

228ページ
短歌評論古典文学
春日真木子 かすが まきこ 受賞

春日真木子の第十三歌集。時の光、散る花、扉が開く感覚を重ね、探求し前へ進もうとする精神を端正な短歌の形に結晶させる。

散る花の光のなかに、まだ開かれていない扉の気配がある。

244ページ
短歌時間探求前進
永田和宏 ながた かずひろ 受賞

永田和宏の第1歌集『メビウスの地平』から第11歌集『日和』までを収めた作品集第1巻。初期から中期にかけての歌業を一冊でたどれる構成で、年譜や初句索引も備え、歌人としての歩みを俯瞰できる資料性の高い集成である。

第一歌集から第十一歌集までを通して、永田和宏の歌の軌跡を一望する集成。

824ページ
短歌作品集生命感覚家族と時間歌業の集成
大島史洋 おおしま ふみひろ 受賞

「河野裕子論」は大島史洋による受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

河野裕子論を手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

233ページ
受賞作現代文学人物描写記憶と時間
伊藤一彦 いとう かずひこ 受賞

「土と人と星」は伊藤一彦による受賞作です。賞の選考対象となった作品として、タイトルが示す主題や人物の動きに焦点を当てながら、読者が作品世界へ入りやすい構成で読ませます。

土と人と星を手がかりに、作者の視線と物語の核へ近づいていく一作です。

275ページ
受賞作現代文学人物描写記憶と時間
蒔田さくら子 まきた さくらこ 受賞

第十一歌集。長年の制作を集大成した作品で、現代短歌大賞を受賞した。

『標のゆりの樹』は、受賞歴を通じて読み継がれる蒔田さくら子の作品である。

173ページ
集大成記憶老い
宮英子 みや えいこ 受賞

宮英子の歌集。長年の作歌の蓄積を背景に、老い、自然、記憶の光を青銀色の静かな色調でまとめる。

静かな光を帯びた言葉が、老いと記憶の時間を照らす。

229ページ
短歌老い記憶
該当なし
岩田正 いわた ただし 受賞

『鴨鳴けり』は、岩田正による受賞・候補対象作。人物の選択や時代背景、事件の推移を通じて、読者を作品世界へ引き込む構成を持つ。

『鴨鳴けり』は、受賞歴と書誌情報を確認できる岩田正の作品。

159ページ
文学賞対象作人間ドラマ物語性
該当なし
三枝昂之 さえぐさ あきゆき 受賞

『啄木:ふるさとの空遠みかも』は三枝昂之の評論。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

啄木:ふるさとの空遠みかもは、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

184ページ
記憶言葉人間関係
竹山広 たけやま ひろ 受賞
眠つてよいか

『眠つてよいか』は竹山広の歌集。受賞対象となった作品として、作者の関心が凝縮され、時代や生活の感覚をそれぞれの文体で掘り下げている。

眠つてよいかは、短い題名の奥に作者の主題を凝縮した作品である。

記憶言葉人間関係
島津忠夫 しまづ ただお 受賞
島津忠夫著作集(全15巻)

『島津忠夫著作集』は、中世和歌・連歌研究を中心とする島津忠夫の長年の仕事を集めた著作集。短歌、連歌、古典研究、随想に及ぶ幅広い業績を収める。

中世文学研究の歩みが、著者自身の歌と批評を通じて立体的に現れる。

短歌連歌中世文学研究
武川忠一 たけかわ ちゅういち 受賞
窪田空穂研究

歌人・窪田空穂の作品と思想を読み解く研究書。近代短歌の歩みの中で、自然、生活、信仰、言葉がどのように結びつくかを追う。

歌人・窪田空穂の作品と思想を読み解く研究書。

短歌研究窪田空穂近代短歌評論
岡野弘彦 おかの ひろひこ 受賞

岡野弘彦の歌集。東京大空襲の記憶、イラク戦争の時代感、妻の病といった体験が重なり、悲歌でありながら生の指標として短歌を立ち上げる。

戦火と病床の記憶を通し、歌が生を支える力を示す歌集。

236ページ
短歌戦争の記憶老い生命
該当なし
佐佐木幸綱 ささき ゆきつな 受賞

佐佐木幸綱の歌集。旅、土地、雪の気配を通して、長い時間を生きてきた身体と記憶の層を詠み込む。

雪の気配を入口に、土地と記憶が響き合う歌集。

229ページ
現代短歌土地記憶
前登志夫 まえ としお 受賞
流轉

『流轉』は、前登志夫による作品で、2003年の受賞作として記録されている。短歌の文脈で、作者の語り口や構成の特徴が前面に出る一作である。

前登志夫の『流轉』は、短歌としての輪郭を持つ受賞作。

短歌歌集自然と時間
馬場あき子 ばば あきこ 受賞
世紀

『世紀』は馬場あき子の作品です。2002年の受賞作として、題名が示す人物・場所・出来事を軸に、言葉の手触りと作品世界を読者に開いていきます。

『世紀』は、受賞時に注目された主題と言葉の力を手がかりに読む作品です。

詩歌言葉の響き受賞作
玉城徹 たましろ とおる 受賞

玉城徹の歌集。海辺や町、人との交わり、旅先の光景を通じて、生活の中に沈む時間と記憶を端正に掘り起こす。六年間の作品から構成され、静かな観察の積み重ねが一冊の世界を形作る。

海辺の町の気配から、記憶の層を彫り出す歌集。

355ページ
短歌海辺記憶生活風景
森岡貞香 もりおか さだか 受賞
定本 森岡貞香歌集

森岡貞香の代表的な短歌を収める定本歌集。家族、生活、老い、死を見つめる緊密な言葉で、戦後短歌の重要な声を伝える。

定本 森岡貞香歌集

短歌戦後家族
清水房雄 しみず ふさお 受賞
老耄章句・斎藤茂吉と土屋文明

『老耄章句・斎藤茂吉と土屋文明』は、清水 房雄による受賞対象として記録されている作品です。受賞時期の文学・評論・児童文学・ミステリなどの文脈の中で評価された作品として位置づけられます。

『老耄章句・斎藤茂吉と土屋文明』は、清水 房雄の創作や批評の特色が表れた受賞作です。

受賞作文学作家性
該当なし
斎藤史 さいとう ふみ 受賞
斎藤史全歌集:1928 - 1993

『斎藤史全歌集:1928 - 1993』は、斎藤史による短歌作品で、現代短歌大賞の対象となった。 <p>大和書房,1997,<p><ul><li>タイトル:斎藤史全歌集 : 1928-1993</li><li>タイトル(読み):サイトウ フミ ゼンカシュウ</li><li>NDC(9):911.168</li></ul>

斎藤史全歌集:1928 - 1993という題名から、作品の中心にある情景や問いが立ち上がる。

短歌作品現代短歌大賞同時代文学
扇畑忠雄 おうぎはた ただお 受賞

『扇畑忠雄著作集』は、扇畑忠雄による作品。contemporary-tanka-grand-awardの受賞作として知られ、作者の関心や表現の特徴を示す一作である。

扇畑忠雄の表現世界を伝える『扇畑忠雄著作集』。

382ページ
受賞作文学表現作者の主題
岡井隆 おかい りゅう 受賞

『岡井隆コレクション』は、岡井隆による現代短歌大賞受賞作。受賞時の評価対象となった作品で、題名やジャンルの特性を手がかりに、作者の関心が凝縮された一作として読める。

岡井隆の表現が、岡井隆コレクションという題名に凝縮された現代短歌大賞受賞作。

511ページ
受賞作現代短歌大賞作者性
該当なし
塚本邦雄 つかもと くにお 受賞
魔王

「魔王」は塚本邦雄による受賞作品。受賞分野の文脈で評価された作品として、作者の主題意識や表現上の特色を伝える。

魔王は、塚本邦雄の表現世界を示す受賞作品。

受賞作品作者性文学表現
香川進 かがわ すすむ 受賞

香川進の歌業を一冊に集めた全歌集。戦後短歌の抒情と思想を横断し、長い時間のなかで深まる詠風をたどれる集成である。

香川進の短歌世界を通覧できる、歌業の集大成。

775ページ
全歌集近代短歌
近藤芳美 こんどう よしみ 受賞

戦後短歌を牽引した近藤芳美の歌集。歴史と個人の営みを見据えながら、戦争の記憶、社会への視線、日常の持続を端正な短歌へ結晶させる。

人間の営みを見つめ続ける視線が、戦後短歌の時間を深く刻む。

251ページ
短歌戦後歴史日常
該当なし
該当なし
窪田章一郎 くぼた しょういちろう 受賞
窪田章一郎全歌集

窪田章一郎の歌業を集成し、近代短歌の叙情と生活感の変遷を見渡す全歌集。長い時間を通じて磨かれた語法が、一人の歌人の歩みを伝える。

窪田章一郎全歌集は、窪田章一郎の表現の核を伝える一作である。

短歌日常抒情現代性
該当なし
中野菊夫 なかの きくお 受賞
中野菊夫全歌集

中野菊夫の短歌を集成した全歌集です。長い作歌生活を通じた思想、自然観、生活感情を一望できる構成で、歌人の到達点を示します。

一人の歌人の時間が、全歌集の形で立ち上がる。

全歌集短歌自然思想
加藤克巳 かとう かつみ 受賞

加藤克巳の短歌を集成した全歌集です。前衛短歌の展開に関わった歌人の表現を通覧でき、実験性と抒情の変化をたどることができます。

前衛短歌の試みが、長い作歌の軌跡として読める。

681ページ
全歌集前衛短歌実験抒情
土屋文明 つちや ぶんめい 受賞
青南後集
大野誠夫 おおの まさお 受賞
水幻記

『水幻記』は小野茂樹による歌集。水の幻影を思わせる抒情を軸に、日常の気配と内面の揺れを短歌の形に凝縮した作品。

『水幻記』は、小野茂樹の表現の特徴を示す受賞作である。

短歌抒情水のイメージ
高安国世 たかやす くによ 受賞
光の春

『光の春』は高安国世による歌集。春の光を手がかりに、時間の移ろいと生活感覚を静かな調子で詠み重ねる歌集。

『光の春』は、高安国世の表現の特徴を示す受賞作である。

短歌生活感覚
山本友一 やまもと ともいち 受賞
日の充実・続・日の充実

日々の充実を題名に掲げ、生活の継続と時間の積み重なりを短歌でとらえる歌集。平明な日常のなかに、老い、記憶、自然へのまなざしがにじむ。

『日の充実・続・日の充実』は、歌集として人の記憶と時代の手触りを静かに浮かび上がらせる。

記憶家族時代自己
木俣修 きまた おさむ 受賞
雪前雪後
篠弘 しの ひろし 受賞
近代短歌論争史 明治・大正編・昭和編
五島茂 ごしま しげる 受賞
歌集三部作「展く」「遠き日の霧」「無明長夜」

『歌集三部作「展く」「遠き日の霧」「無明長夜」』は、五島茂が1981年前後に発表し、現代短歌大賞の対象となった作品である。受賞文脈では、同時代の文学・詩歌・芸術表現のなかで独自の主題や形式が評価された。

現代短歌大賞で注目された五島茂の作品。

受賞作同時代表現文学賞
該当なし
長沢美津 ながさわ みつ 受賞
女人和歌大系

『女人和歌大系』は、長沢美津が歌集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。

『女人和歌大系』は、歌集の枠組みの中で、短歌と近代性を印象的に浮かび上がらせる作品です。

短歌近代性生活
佐藤佐太郎 さとう さたろう 受賞
佐藤佐太郎全歌集

『佐藤佐太郎全歌集』は、佐藤佐太郎が歌集の形式で人物の感情や時代の気配を描いた作品です。受賞歴からも、題材の扱いと文体の緊張感が同時代の読者に強い印象を残したことがうかがえます。

『佐藤佐太郎全歌集』は、歌集の枠組みの中で、短歌と近代性を印象的に浮かび上がらせる作品です。

短歌近代性生活