日本の文学賞

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中上 哲夫

なかがみ てつお

Nakagami Tetsuo

別名: 佐野哲夫
ペンネーム: 中上哲夫作家・詩名。出生名は佐野哲夫。

プロフィール

性別
男性
生誕
1939-03-06 (大阪府大阪市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大阪市 → 東京都

経歴

職業
詩人, 翻訳家
活動期間
1966年〜
影響を受けた人物
アレン・ギンズバーグ, ビート・ジェネレーションの詩人たち

学歴

東京経済大学
商学部
国: 日本
商学部卒業とされるが卒業年の記載なし。

受賞歴

高見順賞
2004
対象作品: エルヴィスが死んだ日の夜
主催: 高見順賞選考委員会
結果: winner
丸山豊記念現代詩賞
2004
対象作品: エルヴィスが死んだ日の夜
主催: 丸山豊記念現代詩賞実行委員会
結果: winner
詩歌文学館賞
2013
対象作品: ジャズ・エイジ
主催: 日本現代詩歌文学館
結果: winner

受賞・候補エディション

高見順賞 1回登壇
  1. 日常のうまくいかなさや身体感覚を、エルヴィスの死の記憶と重ねる詩集。軽さと切なさを併せ持つ語り口で、生活の中の違和感を詩へ変える。

    『エルヴィスが死んだ日の夜』は、中上哲夫による作品の核を、読者に届く物語や思考として結晶させた一作である。

    85ページ
    日常音楽喪失感
詩歌文学館賞 1回登壇
  1. 受賞作: ジャズ・エイジ

    『ジャズ・エイジ』は、中上哲夫の書き下ろし詩集です。ジャズという語が呼び込む速度、都市、即興性を背景に、時代のざわめきと個人の声を詩のリズムとして響かせる。

    ジャズのリズムが、時代と個人の声を重ねて鳴らす。

    詩集ジャズ都市リズム時代感覚

作品

代表作

下り列車窓越しの挨拶

1966年 詩集

私家版で刊行された初期詩集。実験的かつ私的な詩風を示す。

記憶日常

記憶と悲鳴

1980年 詩集

1980年刊行の詩集。内省的なモチーフと社会的感受性が混在する作品群。

内省社会

アイオワ冬物語

1983年 詩集

アメリカやジャズへの関心を反映した作品を含む詩集。

アメリカ文化音楽

木と水と家族と

1996年 詩集

家庭や自然を題材にした詩を集めた一冊。

家族自然

エルヴィスが死んだ日の夜

2003年 詩集

アメリカ文化やポップイメージを踏まえた詩群。受賞歴のある代表作の一つ。

ポップカルチャー記憶

ジャズ・エイジ

2013年 詩集

ジャズや都市の情景を主題にした詩集。詩歌文学館賞受賞作。

ジャズ都市

現代詩文庫 中上哲夫詩集

2015年 詩集(選集)

思潮社による中上哲夫の詩選集。代表作を集めた1冊。

回顧代表作

全著作

  • 下り列車窓越しの挨拶(私家版, 1966)
  • 記憶と悲鳴(沖積舎, 1980)
  • アイオワ冬物語(土曜美術社, 1983)
  • 木と水と家族と(ふらんす堂, 1996)
  • エルヴィスが死んだ日の夜(書肆山田, 2003)
  • ジャズ・エイジ(花梨社, 2013)
  • 現代詩文庫 中上哲夫詩集(思潮社, 2015)

作家による翻訳

  • マイケル・ライドン『ローリング・ストーンズ』(晶文社, 1971)
  • デューク・エリントン『A列車で行こう - デューク・エリントン自伝』(晶文社, 1985)
  • リチャード・ブローティガン『突然訪れた天使の日』(思潮社, 1991)
  • ジャック・ケルアック『荒涼天使たち』(思潮社, 1994)
  • ジャック・ケルアック『ビッグ・サー』(新宿書房, 1994 / 2000、渡辺洋と共訳)
  • アラム・サロイヤン『ニューヨーク育ち - わが心の60年代』(晶文社, 1996)
  • ジャック・ケルアック『孤独な旅人』(新宿書房, 1996)
  • ジャック・ケルアック『パリの悟り』(思潮社, 2004)

作風・主題

文体
ビート詩の影響を受けた自由詩口語的でリズミカルな表現
頻出モチーフ
ジャズアメリカ文化記憶

評価・遺産

ビート世代の詩人たちからの影響を受けつつ、日本語における独自の詩的表現を築いた詩人。翻訳家としてもアメリカ現代文学の紹介に貢献し、複数の詩の賞を受賞している。

豆知識

  • 本名は佐野哲夫で、筆名に中上哲夫を用いる。
  • ISNI、VIAFなどの典拠識別子が登録されている。