日本の文学賞

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詩歌文学館賞

しいかぶんがくかんしょう

日本現代詩歌文学館を記念し、前年刊行の優れた詩・短歌・俳句の作品集を各部門で顕彰する賞。

短歌俳句
創設年
1986
主催
日本現代詩歌文学館
カテゴリー
詩・現代詩
選考方式
選考
受賞対象
プロ
開催頻度
年1回
発表時期
5〜6月頃
賞のステータス
活動中

説明

名誉館長井上靖の提唱により1986年に創設され、前年1年間の詩・短歌・俳句の作品集から最も優れたものを選定して表彰する。選考結果は集英社の文芸誌「すばる」6月号に掲載され、5月下旬に詩歌文学館にて贈賞式が行われる。

賞品

主賞品
詩歌文学館賞: 詩・短歌・俳句各部門の最優秀作品を表彰

選考情報

選考プロセス

選考
審査員 選考委員会
発表 6月号

選考基準

  • 前年発表作品集の中から最も優れた作品を選定

公式情報

https://www.shiikabun.jp/

過去の受賞者

中尾太一 なかお たいち 受賞
フロム・ティンバーランド
中根誠 なかね まこと 受賞
鳥の声
中村和弘 なかむら かずひろ 受賞
荊棘
松岡政則 まつおか まさのり 受賞
ぢべたくちべた
三井ゆき みつい ゆき 受賞
水平線
正木ゆう子 まさき ゆうこ 受賞
玉響
齋藤恵美子 さいとう えみこ 受賞

光や雪、失われた気配を手がかりに、記憶と身体の輪郭を静かにたどる詩集。

雪の白さの奥に、消えない記憶がうっすらと立ち上がる。

104ページ
詩集記憶喪失風景
小池光 こいけ ひかる 受賞

小池光の第11歌集。長い作歌の時間を背負いながら、日常の手触りと記憶の揺れを鋭い抒情で切り取る。

軽やかさの中に、長い時間を経た手応えが宿る。

250ページ
短歌抒情時間記憶老い
星野高士 ほしの たかし 受賞

星野高士の第6句集。コロナ禍をくぐった時代の混沌を背景に、日常と季節の気配を澄んだ視線で掬い上げる。

混沌のただ中でも、句は静かな輪郭を保つ。

209ページ
俳句季節日常抒情時代
田中庸介 たなか ようすけ 受賞

出産をめぐる身体感覚と父性の気づきを、詩の跳躍で切り開く詩集。

砂袋をまとう体験から、自分の輪郭が静かに立ち上がる。

344ページ
詩集身体出産父性言葉
志垣澄幸 しがき すみゆき 受賞

宮崎での暮らしを軸に、老い、死、自然、戦時の記憶を見つめ直す第14歌集。

夜明けの空や夕暮れの水面に、日常の景が澄んで立ち上がる。

172ページ
短歌老い自然記憶
遠山陽子 とおやま ようこ 受賞

既刊5句集に新作『輪舞曲』を加え、句業60年余を一冊に集めた重厚なのびやかな俳句集成。

白芥子をまはり躰が逢ひにゆく

514ページ
俳句集成老い記憶身体
森本孝徳 もりもと たかのり 受賞

断片的で異化された言葉の連なりから、記憶や幽霊の気配を立ち上げる構築的な詩集。

五年間の詩作を掘り進めて結晶した、実験性の強い詩集。

96ページ
構築性言葉の異化記憶幽霊家族
俵万智 たわら まち 受賞

子育て、地方移住、コロナ禍で揺れる日常を、自分の文体で受け止めた第六歌集。

暮らしの変化を、軽やかさを失わない短歌で編み上げた一冊。

184ページ
子育て地方移住コロナ禍日常社会の視点
宮坂静生 みやさか しずお 受賞

第62回講談社児童文学新人賞佳作『カトリとまどろむ石の海』を改題し、エディンバラの旧市街に広がる眠り病の謎と少女二人の冒険を描いた作品。

19世紀後半のエディンバラで、カトリとリズが眠り病の真相に迫る。

240ページ
児童文学冒険ファンタジーミステリーエディンバラ少女二人
藤原安紀子 ふじわら あきこ 受賞

動物、身体、神話的な気配を重ねながら、壊れたものを修復するように言葉を組み上げる詩集。

傷ついた世界を、詩の手つきで修復していく。

144ページ
花山多佳子 はなやま たかこ 受賞

日常の景と時間の移ろいを、鳥の影のような淡い気配としてすくい取る歌集。

鳥の影がよぎるように、生活の奥の揺れをとらえる。

288ページ
短歌
鍵和田秞子 かぎわだ むつこ 受賞

戦争の記憶と鎮魂を背景に、火と祈りのイメージを重ねる句集。長い俳句活動の到達点として評価された。

火のイメージを祈りへ変えていく句集。

224ページ
俳句歴史
和田まさ子 わだ まさこ 受賞

和田まさ子の第四詩集。日常の言葉を少しずつ横へずらし、さみしさ、可笑しさ、生きにくさを、切実でありながら軽やかな詩のリズムへ変えていく。

さみしい方へ軸足をずらし、世界の見え方を変えていく。

106ページ
現代詩日常孤独ユーモア身体
小島ゆかり こじま ゆかり 受賞
六六魚

小島ゆかりの第十四歌集。2015年から2018年までの短歌を収め、自然、老い、家族、社会の揺れを、鯉の異称を題にした静かな水面のような言葉で受け止める。

自然と社会、個人の事情が交わるところに短歌の水面を開く。

短歌自然家族老い社会
三村純也 みむら じゅんや 受賞

三村純也の第五句集。平成二十年から二十六年までの句を精選し、花鳥諷詠の伝統を踏まえながら、表題の「一」に新たな出直しの意志を込める。

一から出直す思いで、花鳥諷詠の道をあらためて歩む。

224ページ
俳句花鳥諷詠自然伝統句集
若松英輔 わかまつ えいすけ 受賞

悲しみや祈り、見えないものへの感受性を静かな言葉で掬い取る詩集。短い詩行の中に、喪失を抱えて生きる人の声と、他者へ向かうまなざしが息づく。

見えない悲しみに、声と体温を与える詩集。

112ページ
悲しみ祈り死者言葉
伊藤一彦 いとう かずひこ 受賞

旅と記憶、若山牧水への思いを携え、現代を生きる心の響きを詠んだ歌集。遠くから届く音や風景を通じて、世界を肯定しようとする姿勢がにじむ。

遠くの音と景色に、世界を肯う声がこだまする。

209ページ
短歌牧水記憶自然
岩淵喜代子 いわぶち きよこ 受賞

日常の細部と季節の気配を見つめ、言葉の余白に時間の層を感じさせる句集。身近なものの背後にある生の手触りを、凝縮された俳句の形で示す。

小さなものの気配から、時間と生の手触りを掬う句集。

167ページ
俳句季節日常時間自然
来住野恵子 らいずの けいこ 受賞

『ようこそ』は来住野恵子の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。

受賞記録から読む、来住野恵子『ようこそ』の輪郭。

115ページ
受賞作現代文学書誌確認
波汐國芳 はしお くによし 受賞

『警鐘』は波汐國芳の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。

受賞記録から読む、波汐國芳『警鐘』の輪郭。

196ページ
受賞作現代文学書誌確認
後藤比奈夫 ごとう ひなお 受賞

『白寿』は後藤比奈夫の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。

受賞記録から読む、後藤比奈夫『白寿』の輪郭。

184ページ
受賞作現代文学書誌確認
鈴木東海子 すずき とうかいこ 受賞

『桜まいり』は鈴木東海子の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。

受賞記録から読む、鈴木東海子『桜まいり』の輪郭。

93ページ
受賞作現代文学書誌確認
尾崎左永子 おざき さえこ 受賞

『薔薇断章』は尾崎左永子の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。

受賞記録から読む、尾崎左永子『薔薇断章』の輪郭。

212ページ
受賞作現代文学書誌確認
茨木和生 いばらき かずお 受賞

『真鳥』は茨木和生の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。

受賞記録から読む、茨木和生『真鳥』の輪郭。

200ページ
受賞作現代文学書誌確認
八木忠栄 やぎ ただえい
雪、おんおん

雪、おんおんは、八木忠栄による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。

雪、おんおんをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。

受賞作未刊行確認文学賞
来嶋靖生 らいじま やすお 短歌

硯は、来嶋靖生による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。

硯をめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。

受賞作未刊行確認文学賞
大牧広 おおまき ひろし 俳句
正眼

正眼は、大牧広による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。

正眼をめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。

受賞作未刊行確認文学賞
北川朱実 きたがわ あけみ

『ラムネの瓶、錆びた炭酸ガスのばくはつ』は、北川朱実による詩歌文学館賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。

北川朱実の『ラムネの瓶、錆びた炭酸ガスのばくはつ』は、詩歌文学館賞で評価された作品です。

88ページ
受賞作現代文学書誌確認
玉井清弘 たまい きよひろ 短歌
屋嶋

『屋嶋』は、玉井清弘による詩歌文学館賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。

玉井清弘の『屋嶋』は、詩歌文学館賞で評価された作品です。

受賞作現代文学書誌確認
柿本多映 かきもと たえ 俳句
仮生

『仮生』は、柿本多映による詩歌文学館賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。

柿本多映の『仮生』は、詩歌文学館賞で評価された作品です。

186ページ
受賞作現代文学書誌確認
中上哲夫 なかがみ てつお
ジャズ・エイジ

『ジャズ・エイジ』は、中上哲夫の書き下ろし詩集です。ジャズという語が呼び込む速度、都市、即興性を背景に、時代のざわめきと個人の声を詩のリズムとして響かせる。

ジャズのリズムが、時代と個人の声を重ねて鳴らす。

詩集ジャズ都市リズム時代感覚
雨宮雅子 あまみや まさこ 短歌

『水の花』は、雨宮雅子の歌集です。水と花のイメージを軸に、老い、記憶、季節の移ろいを静かに見つめ、短歌のかたちで内面の揺れをとらえる。

水にひらく花のように、記憶と季節が短歌の中で揺れる。

218ページ
短歌歌集記憶
有馬朗人 ありま あきひと 俳句

有馬朗人の句集。物理学者、教育者としての長い歩みを背景に、自然、旅、記憶、宇宙的な視野を端正な俳句へ結晶させている。

学問と俳句の眼差しが交差し、日常の光景を大きな時間の流れへ開いていく句集です。

240ページ
俳句自然宇宙時間
須藤洋平 すとう ようへい
あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったから

喪失と生の切実さに向き合う詩集。長い題名そのものが、他者の生への敬意とむき出しの感情を示している。

あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったからは、須藤洋平の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
佐藤通雅 さとう みちよし 短歌
強霜

厳しい霜のイメージを軸に、自然と人間の時間を見つめる詩歌作品。冷え込みの感覚から、記憶や老いへの思索が広がる。

強霜は、佐藤通雅の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
宇多喜代子 うだ きよこ 俳句
記憶

俳句を通じて、個人史と時代の記憶を凝縮する句集。短い言葉の中に、風景と経験の重なりを刻む。

記憶は、宇多喜代子の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。

文学賞受賞作人物の選択記憶と関係性
須永紀子 すなが のりこ

空間と時間の感触を繊細に扱う詩集。日常の風景を静かに見つめ、言葉の余白に記憶と身体感覚を残す。

空の庭、時の径は、須永紀子の視点から題材の核心をたどる受賞作である。

67ページ
時間風景
柏崎驍二 かしわざき ぎょうじ 短歌

雪の反復するイメージを通じて、土地、記憶、老いの時間を見つめる歌集。抑制された言葉で生活と自然の深まりを捉える。

百たびの雪は、柏崎驍二の視点から題材の核心をたどる受賞作である。

215ページ
短歌記憶
大峯あきら おおみね あきら 俳句

海と群生の感覚を軸に、自然と人間の時間を見つめる句集。俳句の短い形式の中に、風土と精神性を響かせる。

群生海は、大峯あきらの視点から題材の核心をたどる受賞作である。

198ページ
俳句自然
有田忠郎 ありた ただお

有田忠郎の詩集。光、灰、老い、記憶といったイメージを静かに重ね、日常の奥に残るかすかな明滅を詩の言葉で捉える。

灰のように沈む光を見つめ、時間の底に残る声をすくい上げる。

83ページ
詩集記憶老い時間
田井安曇 たい あずみ 短歌

田井安曇の歌集。戦後の時間を生きてきた歌人の視線から、生活、歴史、身体、地上の歩みを短歌のかたちで刻む。

長い戦後を歩む身体と記憶が、地上の歌として響く。

159ページ
短歌戦後生活記憶身体
星野麥丘人 ほしの むぎおかひと 俳句

星野麥丘人の句集。季語の静けさと生活の陰影を重ね、身近な自然と時間の移ろいを端正な俳句の呼吸でまとめる。

小さな椿の場から、季節と人生の気配が静かに広がる。

211ページ
俳句季語自然生活時間
長田弘 ながた ひろし

古今東西の書物をモチーフにした長田弘の詩集。二十五冊の本をめぐる二十五篇を通じて、読書が人の記憶、世界へのまなざし、ことばの手触りをどう変えるかを描く。

本を読む人の幸福を、詩のことばで静かに照らす一冊。

112ページ
読書記憶古典
橋本喜典 はしもと よしのり 短歌

橋本喜典の歌集。母をめぐる記憶や喪失感を中心に、老い、家族、生活の細部を短歌の凝縮したことばで掬い取る。

母の像を見つめながら、人生の時間を短歌へと刻む歌集。

228ページ
短歌老い記憶
友岡子郷 ともおか しごう 俳句

友岡子郷の半世紀余にわたる句業を集めた俳句集成。既刊句集と未刊作品を含み、自然、人生、人間存在への思索を長い時間の流れのなかで読むことができる。

半世紀余の句業が、自然と人生をうたう大きな流れとして結ばれる。

573ページ
俳句自然人生句業の集成
谷川俊太郎 たにかわ しゅんたろう

『私』は谷川俊太郎による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。

『私』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。

260ページ
受賞作著者の作風同時代性
清水房雄 しみず ふさお 短歌

『已哉微吟』は清水房雄による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。

『已哉微吟』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。

171ページ
受賞作著者の作風同時代性
鷹羽狩行 たかは かりゆき 俳句

『十五峯』は鷹羽狩行による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。

『十五峯』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。

230ページ
受賞作著者の作風同時代性
池井昌樹 いけい まさき

家族や暮らしの気配を、子どものまなざしにも似たやわらかな言葉で掬い上げる詩集。日常の小さな音や光景が、懐かしさと不意の寂しさを伴って立ち上がる。

暮らしの明かり、食卓の音、帰る場所のぬくもりが、静かな詩の時間になる。

136ページ
現代詩家族生活の記憶子どもの視線
岡野弘彦 おかの ひろひこ 短歌

イラク戦争後の世界、東京大空襲の記憶、病床の妻の言葉などを重ね、戦火と個人の生の震えを詠む歌集。悲歌に寄り添いながらも、歌を生の指標として立て直そうとする姿勢がある。

遠い戦火と身近な病の記憶が、短歌のなかで同じ痛みとして響き合う。

236ページ
短歌戦争の記憶老い悲歌
小原啄葉 おばら たくよう 俳句

平成十五年から十七年までの句を中心に収めた小原啄葉の第六句集。風土に根ざした季節感と、穏やかな心で日々に向き合おうとする姿勢が重なる。

穏やかな心を願う題名のもと、土地と季節の息づかいが一句ずつ立ち上がる。

205ページ
俳句風土季節平穏
入沢康夫 いりさわ やすお

『アルボラーダ』は入沢 康夫による作品。受賞対象として扱われた作品で、物語や論考の中心となる題材を通じて作者の関心が示される。

入沢 康夫の『アルボラーダ』。

105ページ
受賞作現代文学
稲葉京子 いなば きょうこ 短歌

『椿の館』は稲葉 京子による作品。受賞対象として扱われた作品で、物語や論考の中心となる題材を通じて作者の関心が示される。

稲葉 京子の『椿の館』。

245ページ
受賞作現代文学
深見けん二 ふかみ けんじ 俳句

『日月』は深見 けん二による作品。受賞対象として扱われた作品で、物語や論考の中心となる題材を通じて作者の関心が示される。

深見 けん二の『日月』。

193ページ
受賞作現代文学
飯島耕一 いいじま こういち 受賞

九・一一以後のアメリカを、ジャズ、文学、身体表現、死のイメージを連ねながら問う長篇詩集。固有名詞の連鎖を通じて、巨大な国家と喪失の感覚を詩の言葉へ変えている。

アメリカという空虚と喪失を、詩の連想が横断していく。

159ページ
現代詩アメリカ九・一一
宮英子 みや えいこ 受賞
西域更紗

西域の布や文様を思わせる題名をもつ詩歌作品。異国の色彩、旅、記憶の層を重ね、遠い土地への憧れと日本語の抒情を結びつける。

更紗の文様のように、遠い土地の色と記憶が重なっていく。

詩歌西域記憶
林翔 はやし しょう 受賞
光年

林翔の第七句集。晩年の視野から、時間、老い、日常の風景を澄んだ俳句の言葉で捉える。のちに『林翔全句集』にも収録された。

光年という遠さのなかに、日々の一瞬が静かに置かれる。

俳句老い時間日常
安藤元雄 あんどう もとお 受賞
わがノルマンディー

ノルマンディーの土地と記憶をめぐる安藤元雄の詩集。旅や異国の風景を通して、自身の時間と敗北感、言葉の持続を静かに見つめる。

異国の風景が、詩人自身の時間を照らし返す。

詩集ノルマンディー記憶現代詩
山埜井喜美枝 やまのい きみえ 受賞

山埜井喜美枝の歌集。日常のかすかな変化や身体に残る感覚を、やわらかくも芯のある短歌として積み重ねる。

はらりと落ちる一瞬に、生活の深い気配が宿る。

215ページ
短歌歌集日常身体生活
森田峠 もりた とうげ 受賞
葛の崖

森田峠の句集。自然の崖や植物の姿を通して、俳句の短い形式に時間、場所、老いの感覚を凝縮する。

葛の絡む崖に、季節と時間の重みがにじむ。

俳句句集自然老い季節
財部鳥子 たからべ とりこ 受賞

財部鳥子の詩集。北京、ゴビ、アラタウなどの地名や、音楽、水音、記憶を呼び込む言葉を通じ、旅と時間の感覚をモノクロームの濃淡として組み立てる。

旅の記憶と時間の層が、白と黒の濃淡のように重なっていく。

90ページ
現代詩記憶中国時間
岡部桂一郎 おかべ けいいちろう 受賞

岡部桂一郎の歌集。身近な物や風景を凝視し、ずらしや取り合わせによって、淋しさと温かさが同時に立ち上がる短歌世界をつくる。

日常の小さな物が、ふと淋しく、あたたかな光を帯びる。

247ページ
短歌日常孤独物の描写現代歌集
松崎鉄之介 まつざき てつのすけ 受賞

松崎鉄之介の第六句集。長江をめぐる旅と内面の響きを軸に、発見と驚きを俳句の核とする作者の姿勢が示される。戦後俳句を担った俳人の成熟した句境を伝える。

長江の旅景が、発見と驚きを求める俳句の精神へ重なる。

225ページ
俳句長江発見戦後俳句
伊藤信吉 いとう のぶよし 受賞

老いの時間と身近な風景を見つめる詩集。晩年の視線が、過ぎた世紀の記憶、町の気配、身体感覚を静かに結び直していく。

老いの界隈に立つ詩人が、過ぎた時間の光と影を拾い上げる。

128ページ
老い記憶郷土
竹山広 たけやま ひろし 受賞

竹山広の歌業を集めた全歌集。戦争、被爆、信仰、日常の痛みを、短歌という短い器のなかに深く刻む。

短い歌の連なりが、戦後を生きた一人の声を残す。

545ページ
短歌戦後被爆信仰
清水径子 しみず けいこ 受賞
雨の樹

雨に濡れた樹木の像から、自然と心のゆらぎを重ねる詩歌作品。静かな風景を通して、喪失や再生の感覚を読者に開いていく。

雨を受ける樹の姿に、心の奥の湿りと光が重なる。

詩歌自然再生
安水稔和 やすみず としかず 受賞
椿崎や見なんとて

『椿崎や見なんとて』は、安水 稔和による詩集。椿崎という土地の名を響かせながら、見ること、訪ねること、記憶することを詩に刻む。

椿崎や見なんとては、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

194ページ
言葉記憶土地
高野公彦 たかの きみひこ 受賞

『水苑』は、高野 公彦による歌集。水辺の感覚をたたえた題名のもと、日常の細部と叙情を短歌に結晶させる。

水苑は、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

341ページ
言葉記憶土地
成田千空 なりた せんくう 受賞

『忘年』は、成田 千空による句集。年の終わりをめぐる感覚を、俳句の凝縮された時間の中に置く。

忘年は、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。

219ページ
言葉記憶土地
粕谷栄市 かすや えいし 受賞
化体

『化体』は身体や存在の変容を鋭く見つめる詩集。日常の言葉をずらしながら、ものの姿が変わる瞬間を詩として立ち上げます。

『化体』は、詩を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

身体変容
篠弘 しの ひろ 受賞
凱旋門

『凱旋門』は歴史的建造物や都市の象徴性を手がかりに、記憶と時間を詠む歌集。個人の体験と文明の影が重なります。

『凱旋門』は、短歌を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

短歌都市記憶
藤田湘子 ふじた しょうこ 受賞
神楽

『神楽』は祭祀や芸能の気配を句に取り込む俳句作品。神楽のリズムと日本的な季節感が結びついた句集です。

『神楽』は、俳句を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。

俳句神楽季節
三井葉子 みつい ようこ 受賞
草のような文字

『草のような文字』は、詩歌文学館賞の受賞作で、詩歌の言葉を通じて記憶、身体、風景を凝縮して表す作品です。

『草のような文字』は、受賞対象となった作品の主題と語り口が端的に表れた一作です。

受賞作文学賞人間描写
岡井隆 おかい りゅう 受賞
ウランと白鳥

『ウランと白鳥』は、詩歌文学館賞の受賞作で、詩歌の言葉を通じて記憶、身体、風景を凝縮して表す作品です。

『ウランと白鳥』は、受賞対象となった作品の主題と語り口が端的に表れた一作です。

受賞作文学賞人間描写
草間時彦 くさま としひこ 受賞
盆点前

『盆点前』は、詩歌文学館賞の受賞作で、詩歌の言葉を通じて記憶、身体、風景を凝縮して表す作品です。

『盆点前』は、受賞対象となった作品の主題と語り口が端的に表れた一作です。

受賞作文学賞人間描写
新川和江 しんかわ かずえ 受賞
けさの陽に

『けさの陽に』は、新川和江による作品。1998年のshika bungakukan shoで受賞対象となった。

築地正子 つきじ まさこ 受賞
みどりなりけり

『みどりなりけり』は、築地正子による作品。1998年のshika bungakukan shoで受賞対象となった。

川崎展宏 かわさき のぶひろ 受賞

『秋』は、川崎展宏による作品。1998年のshika bungakukan shoで受賞対象となった。

田中清光 たなか きよみつ 受賞
岸辺にて

岸辺にては、田中清光による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。

岸辺にては、受賞歴を通じて読み継がれる田中清光の作品である。

受賞作品社会記憶人物
武川忠一 たけかわ ちゅういち 受賞
翔影

翔影は、竹川忠一による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。

翔影は、受賞歴を通じて読み継がれる竹川忠一の作品である。

受賞作品社会記憶人物
安東次男 あんどう つぎお 受賞

流は、安東次男による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。

流は、受賞歴を通じて読み継がれる安東次男の作品である。

受賞作品社会記憶人物
高橋睦郎 たかはし むつろう 受賞
姉の島

『姉の島』は、高橋睦郎による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。

『姉の島』は、高橋睦郎の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。

人間関係記憶時代の空気
島田修二 しまだ しゅうじ 受賞
草木國土

『草木國土』は、島田修二による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。

『草木國土』は、島田修二の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。

人間関係記憶時代の空気
金子兜太 かねこ とうた 受賞
両神

『両神』は、金子兜太による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。

『両神』は、金子兜太の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。

人間関係記憶時代の空気
宗左近 そう さこん 受賞

『藤の花』は、宗左近による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。

藤の花という題名を軸に、宗左近の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。

150ページ
文学作品受賞作1995年
窪田章一郎 くぼた しょういちろう 受賞
定型の土俵

『定型の土俵』は、窪田章一郎による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。

定型の土俵という題名を軸に、窪田章一郎の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。

文学作品受賞作1995年
沢木欣一 さわき きんいち 受賞

『眼前』は、沢木欣一による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。

眼前という題名を軸に、沢木欣一の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。

690ページ
文学作品受賞作1995年
辻征夫 つじ ゆきお 受賞
河口眺望

川が海へ向かう場所の眺めを起点に、日常と時間の流れを見つめる詩集。平明な言葉の中に、風景と記憶の奥行きがある。

『河口眺望』は、詩を入口に人間の心の動きを描く作品。

75ページ
風景時間日常
斎藤史 さいとう ふみ 受賞
秋天瑠璃

斎藤史の歌集で、澄んだ秋空のような緊張感と老境の深いまなざしを備える。短い定型の中に、記憶と覚悟が響く。

『秋天瑠璃』は、短歌を入口に人間の心の動きを描く作品。

短歌記憶老境
中村苑子 なかむら そのこ 受賞

中村苑子の句集で、旅や漂泊の感覚を俳句の短い形式に刻む。軽やかな題名に反して、時間と生の陰影が濃い。

『吟遊』は、俳句を入口に人間の心の動きを描く作品。

201ページ
俳句漂泊時間
大岡信 おおおか しん 受賞
地上楽園の午後

地上楽園の午後は、大岡信による詩歌作品。自然、記憶、時間の移ろいを凝縮した言葉で捉え、短い表現の中に深い余韻を残す。

地上楽園の午後は、大岡信の作風と主題が凝縮された受賞作品です。

詩歌自然記憶
安永蕗子 やすなが ふきこ 受賞
青湖

青湖は、安永蕗子による詩歌作品。自然、記憶、時間の移ろいを凝縮した言葉で捉え、短い表現の中に深い余韻を残す。

青湖は、安永蕗子の作風と主題が凝縮された受賞作品です。

詩歌自然記憶
能村登四郎 のうむら としろう 受賞
長嘯

長嘯は、能村登四郎による詩歌作品。自然、記憶、時間の移ろいを凝縮した言葉で捉え、短い表現の中に深い余韻を残す。

長嘯は、能村登四郎の作風と主題が凝縮された受賞作品です。

詩歌自然記憶
清岡卓行 きよおか たくゆき 受賞

清岡卓行がパリの五月の記憶を詩へ結晶させた詩集。ランボー、ボードレール、金子光晴、藤田嗣治らの影も織り込み、都市の記憶と詩人の身体感覚が重なる。

五月のパリを歩く記憶が、詩人の内側で光を帯びる。

189ページ
パリ記憶都市
大西民子 おおにし たみこ 受賞
風の曼陀羅

大西民子の第九歌集。奈良や盛岡を背景にした生の記憶、仏像や旅の感覚を通じて、老い、祈り、美への思いを端正な短歌に結ぶ。

旅と祈りの記憶が、曼陀羅のように歌の中へ広がる。

204ページ
短歌祈り老い
阿波野青畝 あわの せいほ 受賞
西湖

阿波野青畝の晩年の句集。ホトトギス派の長い歩みを背負いながら、自然と日常の細部を静かに見つめ、老境の澄んだ眼差しを伝える。

老境の眼差しが、自然の細部を静かに照らす。

343ページ
俳句自然老境ホトトギス
吉増剛造 よしまず ごうぞう 受賞
螺旋歌

『螺旋歌』は、吉増剛造による作品。声、文字、身体の運動が渦を巻くように進む詩的実験。反復と跳躍を重ね、読む行為そのものを作品の体験へ変えていく。

『螺旋歌』は、吉増剛造の表現の核がよく表れた一作である。

受賞作文学表現記憶と関係
永田耕衣 ながた こうい 受賞
泥ん

『泥ん』は、永田耕衣による作品。土や泥の感触を通じて、生と老い、身体と自然の境目を凝縮して見せる句業。短い言葉の奥に、生活の手触りと前衛的な感覚が同居している。

『泥ん』は、永田耕衣の表現の核がよく表れた一作である。

受賞作文学表現記憶と関係
吉野弘 よしの ひろし 受賞

『自然渋滞』は、吉野弘による受賞作。花神社から1989.8に刊行された作品として確認できる。

吉野弘の受賞作『自然渋滞』。

133ページ
受賞作文学
佐佐木幸綱 ささき ゆきつな 受賞
金色の獅子

『金色の獅子』は、佐佐木幸綱による受賞作。雁書館から1989.12に刊行された作品として確認できる。

佐佐木幸綱の受賞作『金色の獅子』。

294ページ
受賞作文学
佐藤鬼房 さとう きぼう 受賞

『半跏坐』は、佐藤鬼房による受賞作。紅書房から1989.6に刊行された作品として確認できる。

佐藤鬼房の受賞作『半跏坐』。

130ページ
受賞作文学
吉岡実 よしおか みのる 受賞
馬場あき子 ばば あきこ 受賞
月華の節

『月華の節』は、馬場あき子による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。

受賞作として読まれてきた『月華の節』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。

受賞作文学作品記憶時代
村越化石 むらこし かせき 受賞
筒鳥

『筒鳥』は、村越化石による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。

受賞作として読まれてきた『筒鳥』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。

受賞作文学作品記憶時代
鈴木ユリイカ すずき ゆりいか 受賞

海のヴァイオリンがきこえるは、鈴木ユリイカの言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。日常の気配や記憶を凝縮し、短い表現の中に時間の厚みを宿す。

海のヴァイオリンがきこえるは、鈴木ユリイカの言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。

114ページ
詩歌記憶言葉日常
前登志夫 まえと しお 受賞
樹下集

樹下集は、前登志夫の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。日常の気配や記憶を凝縮し、短い表現の中に時間の厚みを宿す。

樹下集は、前登志夫の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。

350ページ
詩歌記憶言葉日常
橋閒石 はしかんせき 受賞

橋閒石俳句選集は、橋閒石の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。日常の気配や記憶を凝縮し、短い表現の中に時間の厚みを宿す。

橋閒石俳句選集は、橋閒石の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。

389ページ
詩歌記憶言葉日常
最匠展子 さいしょう てんこ 受賞
微笑する月

『微笑する月』は、最匠展子による詩歌作品で、詩歌文学館賞の受賞作です。

『微笑する月』は、最匠展子の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。

詩歌言葉抒情
塚本邦雄 つかもと くにお 受賞
詩歌變

『詩歌變』は、塚本邦雄による詩歌作品で、詩歌文学館賞の受賞作です。

『詩歌變』は、塚本邦雄の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。

詩歌言葉抒情
加藤楸邨 かとう しゅうそん 受賞
怒濤

『怒濤』は、加藤楸邨による詩歌作品で、詩歌文学館賞の受賞作です。

『怒濤』は、加藤楸邨の受賞歴を語るうえで欠かせない一作です。

詩歌言葉抒情
清水哲男 しみず てつお 受賞
東京

清水哲男が都市としての東京を、軽妙さと不穏さを併せ持つ言葉で捉えた詩集。現代都市の眺め、移動する身体、生活の細部が、鋭い感覚で詩の中に流れ込む。

東京という場所の一滴の水から、都市に生きる感覚が立ち上がる。

現代詩東京都市感覚移動日常の異化
近藤芳美 こんどう よしみ 受賞
祈念に

近藤芳美晩年の歌集で、祈り、歴史、日々の営みを端正な短歌の連なりとして刻む。戦後短歌を牽引した歌人の倫理感と抒情が、静かな強度をもって表れる。

祈りと営みの時間を、端正な短歌の形に沈めた歌集。

短歌祈り戦後倫理日常
平畑静塔 ひらはた せいとう 受賞

平畑静塔の句集。医師としての眼差しと俳人としての凝縮した言葉が交わり、身体、時間、死生の気配を鋭く定着させる。

医と俳句の経験が、短い言葉の中で身体と時間を照らす。

196ページ
俳句身体医師の視線死生観時間