詩歌文学館賞
しいかぶんがくかんしょう
日本現代詩歌文学館を記念し、前年刊行の優れた詩・短歌・俳句の作品集を各部門で顕彰する賞。
- 創設年
- 1986
- 主催
- 日本現代詩歌文学館
- カテゴリー
- 詩・現代詩
- 選考方式
- 選考
- 受賞対象
- プロ
- 開催頻度
- 年1回
- 発表時期
- 5〜6月頃
- 賞のステータス
- 活動中
説明
名誉館長井上靖の提唱により1986年に創設され、前年1年間の詩・短歌・俳句の作品集から最も優れたものを選定して表彰する。選考結果は集英社の文芸誌「すばる」6月号に掲載され、5月下旬に詩歌文学館にて贈賞式が行われる。
賞品
- 主賞品
- 詩歌文学館賞: 詩・短歌・俳句各部門の最優秀作品を表彰
選考情報
選考プロセス
| 段階 | 審査員 | 通過率 | 発表 |
|---|---|---|---|
| 選考 | 選考委員会 | — | 6月号 |
選考基準
- 前年発表作品集の中から最も優れた作品を選定
公式情報
https://www.shiikabun.jp/過去の受賞者
光や雪、失われた気配を手がかりに、記憶と身体の輪郭を静かにたどる詩集。
雪の白さの奥に、消えない記憶がうっすらと立ち上がる。
小池光の第11歌集。長い作歌の時間を背負いながら、日常の手触りと記憶の揺れを鋭い抒情で切り取る。
軽やかさの中に、長い時間を経た手応えが宿る。
出産をめぐる身体感覚と父性の気づきを、詩の跳躍で切り開く詩集。
砂袋をまとう体験から、自分の輪郭が静かに立ち上がる。
宮崎での暮らしを軸に、老い、死、自然、戦時の記憶を見つめ直す第14歌集。
夜明けの空や夕暮れの水面に、日常の景が澄んで立ち上がる。
断片的で異化された言葉の連なりから、記憶や幽霊の気配を立ち上げる構築的な詩集。
五年間の詩作を掘り進めて結晶した、実験性の強い詩集。
子育て、地方移住、コロナ禍で揺れる日常を、自分の文体で受け止めた第六歌集。
暮らしの変化を、軽やかさを失わない短歌で編み上げた一冊。
和田まさ子の第四詩集。日常の言葉を少しずつ横へずらし、さみしさ、可笑しさ、生きにくさを、切実でありながら軽やかな詩のリズムへ変えていく。
さみしい方へ軸足をずらし、世界の見え方を変えていく。
小島ゆかりの第十四歌集。2015年から2018年までの短歌を収め、自然、老い、家族、社会の揺れを、鯉の異称を題にした静かな水面のような言葉で受け止める。
自然と社会、個人の事情が交わるところに短歌の水面を開く。
悲しみや祈り、見えないものへの感受性を静かな言葉で掬い取る詩集。短い詩行の中に、喪失を抱えて生きる人の声と、他者へ向かうまなざしが息づく。
見えない悲しみに、声と体温を与える詩集。
旅と記憶、若山牧水への思いを携え、現代を生きる心の響きを詠んだ歌集。遠くから届く音や風景を通じて、世界を肯定しようとする姿勢がにじむ。
遠くの音と景色に、世界を肯う声がこだまする。
『ようこそ』は来住野恵子の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。
受賞記録から読む、来住野恵子『ようこそ』の輪郭。
『警鐘』は波汐國芳の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。
受賞記録から読む、波汐國芳『警鐘』の輪郭。
『桜まいり』は鈴木東海子の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。
受賞記録から読む、鈴木東海子『桜まいり』の輪郭。
『薔薇断章』は尾崎左永子の作品で、受賞対象として記録されている。書誌データベースで単行本またはそれに準じる刊行形態の識別子を確認できた。
受賞記録から読む、尾崎左永子『薔薇断章』の輪郭。
雪、おんおんは、八木忠栄による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
雪、おんおんをめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
硯は、来嶋靖生による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
硯をめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
正眼は、大牧広による受賞・候補作品。賞の記録で作品名は確認できるが、Amazon JP、NDL OPAC、出版社公式で同名の単行本・文庫・短編集として確実に対応する書誌を確認できなかったため、雑誌号や応募原稿の識別子は採用しない。
正眼をめぐる確認済み情報を、受賞作データとして整理する。
『ラムネの瓶、錆びた炭酸ガスのばくはつ』は、北川朱実による詩歌文学館賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。
北川朱実の『ラムネの瓶、錆びた炭酸ガスのばくはつ』は、詩歌文学館賞で評価された作品です。
『屋嶋』は、玉井清弘による詩歌文学館賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。
玉井清弘の『屋嶋』は、詩歌文学館賞で評価された作品です。
『仮生』は、柿本多映による詩歌文学館賞の受賞作です。受賞時の作品名と著者情報に基づき、作品単位の書誌識別子を確認しました。
柿本多映の『仮生』は、詩歌文学館賞で評価された作品です。
『ジャズ・エイジ』は、中上哲夫の書き下ろし詩集です。ジャズという語が呼び込む速度、都市、即興性を背景に、時代のざわめきと個人の声を詩のリズムとして響かせる。
ジャズのリズムが、時代と個人の声を重ねて鳴らす。
『水の花』は、雨宮雅子の歌集です。水と花のイメージを軸に、老い、記憶、季節の移ろいを静かに見つめ、短歌のかたちで内面の揺れをとらえる。
水にひらく花のように、記憶と季節が短歌の中で揺れる。
喪失と生の切実さに向き合う詩集。長い題名そのものが、他者の生への敬意とむき出しの感情を示している。
あなたが最期の最期まで生きようと、むき出しで立ち向かったからは、須藤洋平の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。
厳しい霜のイメージを軸に、自然と人間の時間を見つめる詩歌作品。冷え込みの感覚から、記憶や老いへの思索が広がる。
強霜は、佐藤通雅の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。
俳句を通じて、個人史と時代の記憶を凝縮する句集。短い言葉の中に、風景と経験の重なりを刻む。
記憶は、宇多喜代子の受賞作として、題名のモチーフから作品世界へ読者を導く。
空間と時間の感触を繊細に扱う詩集。日常の風景を静かに見つめ、言葉の余白に記憶と身体感覚を残す。
空の庭、時の径は、須永紀子の視点から題材の核心をたどる受賞作である。
雪の反復するイメージを通じて、土地、記憶、老いの時間を見つめる歌集。抑制された言葉で生活と自然の深まりを捉える。
百たびの雪は、柏崎驍二の視点から題材の核心をたどる受賞作である。
有田忠郎の詩集。光、灰、老い、記憶といったイメージを静かに重ね、日常の奥に残るかすかな明滅を詩の言葉で捉える。
灰のように沈む光を見つめ、時間の底に残る声をすくい上げる。
田井安曇の歌集。戦後の時間を生きてきた歌人の視線から、生活、歴史、身体、地上の歩みを短歌のかたちで刻む。
長い戦後を歩む身体と記憶が、地上の歌として響く。
古今東西の書物をモチーフにした長田弘の詩集。二十五冊の本をめぐる二十五篇を通じて、読書が人の記憶、世界へのまなざし、ことばの手触りをどう変えるかを描く。
本を読む人の幸福を、詩のことばで静かに照らす一冊。
橋本喜典の歌集。母をめぐる記憶や喪失感を中心に、老い、家族、生活の細部を短歌の凝縮したことばで掬い取る。
母の像を見つめながら、人生の時間を短歌へと刻む歌集。
『私』は谷川俊太郎による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。
『私』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。
『已哉微吟』は清水房雄による受賞作です。題名から立ち上がる人物関係や場面の緊張を軸に、同時代の文学賞で評価された表現を伝える作品として位置づけられます。
『已哉微吟』は、受賞歴と著者の作風を手がかりに読み継がれる作品です。
家族や暮らしの気配を、子どものまなざしにも似たやわらかな言葉で掬い上げる詩集。日常の小さな音や光景が、懐かしさと不意の寂しさを伴って立ち上がる。
暮らしの明かり、食卓の音、帰る場所のぬくもりが、静かな詩の時間になる。
イラク戦争後の世界、東京大空襲の記憶、病床の妻の言葉などを重ね、戦火と個人の生の震えを詠む歌集。悲歌に寄り添いながらも、歌を生の指標として立て直そうとする姿勢がある。
遠い戦火と身近な病の記憶が、短歌のなかで同じ痛みとして響き合う。
『アルボラーダ』は入沢 康夫による作品。受賞対象として扱われた作品で、物語や論考の中心となる題材を通じて作者の関心が示される。
入沢 康夫の『アルボラーダ』。
『椿の館』は稲葉 京子による作品。受賞対象として扱われた作品で、物語や論考の中心となる題材を通じて作者の関心が示される。
稲葉 京子の『椿の館』。
九・一一以後のアメリカを、ジャズ、文学、身体表現、死のイメージを連ねながら問う長篇詩集。固有名詞の連鎖を通じて、巨大な国家と喪失の感覚を詩の言葉へ変えている。
アメリカという空虚と喪失を、詩の連想が横断していく。
西域の布や文様を思わせる題名をもつ詩歌作品。異国の色彩、旅、記憶の層を重ね、遠い土地への憧れと日本語の抒情を結びつける。
更紗の文様のように、遠い土地の色と記憶が重なっていく。
林翔の第七句集。晩年の視野から、時間、老い、日常の風景を澄んだ俳句の言葉で捉える。のちに『林翔全句集』にも収録された。
光年という遠さのなかに、日々の一瞬が静かに置かれる。
ノルマンディーの土地と記憶をめぐる安藤元雄の詩集。旅や異国の風景を通して、自身の時間と敗北感、言葉の持続を静かに見つめる。
異国の風景が、詩人自身の時間を照らし返す。
山埜井喜美枝の歌集。日常のかすかな変化や身体に残る感覚を、やわらかくも芯のある短歌として積み重ねる。
はらりと落ちる一瞬に、生活の深い気配が宿る。
財部鳥子の詩集。北京、ゴビ、アラタウなどの地名や、音楽、水音、記憶を呼び込む言葉を通じ、旅と時間の感覚をモノクロームの濃淡として組み立てる。
旅の記憶と時間の層が、白と黒の濃淡のように重なっていく。
岡部桂一郎の歌集。身近な物や風景を凝視し、ずらしや取り合わせによって、淋しさと温かさが同時に立ち上がる短歌世界をつくる。
日常の小さな物が、ふと淋しく、あたたかな光を帯びる。
老いの時間と身近な風景を見つめる詩集。晩年の視線が、過ぎた世紀の記憶、町の気配、身体感覚を静かに結び直していく。
老いの界隈に立つ詩人が、過ぎた時間の光と影を拾い上げる。
竹山広の歌業を集めた全歌集。戦争、被爆、信仰、日常の痛みを、短歌という短い器のなかに深く刻む。
短い歌の連なりが、戦後を生きた一人の声を残す。
雨に濡れた樹木の像から、自然と心のゆらぎを重ねる詩歌作品。静かな風景を通して、喪失や再生の感覚を読者に開いていく。
雨を受ける樹の姿に、心の奥の湿りと光が重なる。
『椿崎や見なんとて』は、安水 稔和による詩集。椿崎という土地の名を響かせながら、見ること、訪ねること、記憶することを詩に刻む。
椿崎や見なんとては、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。
『水苑』は、高野 公彦による歌集。水辺の感覚をたたえた題名のもと、日常の細部と叙情を短歌に結晶させる。
水苑は、題名が呼び込む世界を手がかりに、人や時代の輪郭を静かに浮かび上がらせる。
『化体』は身体や存在の変容を鋭く見つめる詩集。日常の言葉をずらしながら、ものの姿が変わる瞬間を詩として立ち上げます。
『化体』は、詩を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。
『凱旋門』は歴史的建造物や都市の象徴性を手がかりに、記憶と時間を詠む歌集。個人の体験と文明の影が重なります。
『凱旋門』は、短歌を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。
『神楽』は祭祀や芸能の気配を句に取り込む俳句作品。神楽のリズムと日本的な季節感が結びついた句集です。
『神楽』は、俳句を軸に人物と時代の手触りを描く作品です。
『草のような文字』は、詩歌文学館賞の受賞作で、詩歌の言葉を通じて記憶、身体、風景を凝縮して表す作品です。
『草のような文字』は、受賞対象となった作品の主題と語り口が端的に表れた一作です。
『ウランと白鳥』は、詩歌文学館賞の受賞作で、詩歌の言葉を通じて記憶、身体、風景を凝縮して表す作品です。
『ウランと白鳥』は、受賞対象となった作品の主題と語り口が端的に表れた一作です。
『盆点前』は、詩歌文学館賞の受賞作で、詩歌の言葉を通じて記憶、身体、風景を凝縮して表す作品です。
『盆点前』は、受賞対象となった作品の主題と語り口が端的に表れた一作です。
岸辺にては、田中清光による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。
岸辺にては、受賞歴を通じて読み継がれる田中清光の作品である。
翔影は、竹川忠一による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。
翔影は、受賞歴を通じて読み継がれる竹川忠一の作品である。
流は、安東次男による受賞作品。人物、時代、社会、記憶のいずれかを軸に、題名が示す主題へ読者を導く作品である。
流は、受賞歴を通じて読み継がれる安東次男の作品である。
『姉の島』は、高橋睦郎による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。
『姉の島』は、高橋睦郎の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。
『草木國土』は、島田修二による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。
『草木國土』は、島田修二の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。
『両神』は、金子兜太による文学作品です。受賞対象として扱われた作品で、題名が示す世界を軸に、人物の心の動きや時代の気配を描きます。
『両神』は、金子兜太の作風と受賞年の文学的関心を伝える作品です。
『藤の花』は、宗左近による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。
藤の花という題名を軸に、宗左近の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。
『定型の土俵』は、窪田章一郎による文学作品です。1995年の受賞作として知られ、作品の題名が示す世界や人物の動きを中心に読まれます。
定型の土俵という題名を軸に、窪田章一郎の作風と受賞時代の空気を伝える作品です。
川が海へ向かう場所の眺めを起点に、日常と時間の流れを見つめる詩集。平明な言葉の中に、風景と記憶の奥行きがある。
『河口眺望』は、詩を入口に人間の心の動きを描く作品。
斎藤史の歌集で、澄んだ秋空のような緊張感と老境の深いまなざしを備える。短い定型の中に、記憶と覚悟が響く。
『秋天瑠璃』は、短歌を入口に人間の心の動きを描く作品。
地上楽園の午後は、大岡信による詩歌作品。自然、記憶、時間の移ろいを凝縮した言葉で捉え、短い表現の中に深い余韻を残す。
地上楽園の午後は、大岡信の作風と主題が凝縮された受賞作品です。
青湖は、安永蕗子による詩歌作品。自然、記憶、時間の移ろいを凝縮した言葉で捉え、短い表現の中に深い余韻を残す。
青湖は、安永蕗子の作風と主題が凝縮された受賞作品です。
長嘯は、能村登四郎による詩歌作品。自然、記憶、時間の移ろいを凝縮した言葉で捉え、短い表現の中に深い余韻を残す。
長嘯は、能村登四郎の作風と主題が凝縮された受賞作品です。
清岡卓行がパリの五月の記憶を詩へ結晶させた詩集。ランボー、ボードレール、金子光晴、藤田嗣治らの影も織り込み、都市の記憶と詩人の身体感覚が重なる。
五月のパリを歩く記憶が、詩人の内側で光を帯びる。
大西民子の第九歌集。奈良や盛岡を背景にした生の記憶、仏像や旅の感覚を通じて、老い、祈り、美への思いを端正な短歌に結ぶ。
旅と祈りの記憶が、曼陀羅のように歌の中へ広がる。
阿波野青畝の晩年の句集。ホトトギス派の長い歩みを背負いながら、自然と日常の細部を静かに見つめ、老境の澄んだ眼差しを伝える。
老境の眼差しが、自然の細部を静かに照らす。
『月華の節』は、馬場あき子による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。
受賞作として読まれてきた『月華の節』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。
『筒鳥』は、村越化石による文学作品。受賞時の評価対象となった作品で、題名が示す情景や関係性を軸に、人物の記憶、土地、時代の空気を読ませる。
受賞作として読まれてきた『筒鳥』は、静かな題名の奥に人間と時代の手触りを残す。
海のヴァイオリンがきこえるは、鈴木ユリイカの言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。日常の気配や記憶を凝縮し、短い表現の中に時間の厚みを宿す。
海のヴァイオリンがきこえるは、鈴木ユリイカの言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。
樹下集は、前登志夫の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。日常の気配や記憶を凝縮し、短い表現の中に時間の厚みを宿す。
樹下集は、前登志夫の言葉の呼吸と感覚のきめ細かさが前面に出る詩歌作品。
清水哲男が都市としての東京を、軽妙さと不穏さを併せ持つ言葉で捉えた詩集。現代都市の眺め、移動する身体、生活の細部が、鋭い感覚で詩の中に流れ込む。
東京という場所の一滴の水から、都市に生きる感覚が立ち上がる。
近藤芳美晩年の歌集で、祈り、歴史、日々の営みを端正な短歌の連なりとして刻む。戦後短歌を牽引した歌人の倫理感と抒情が、静かな強度をもって表れる。
祈りと営みの時間を、端正な短歌の形に沈めた歌集。