日本の文学賞

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奈良原 一幸

ならはら いっこう

Narahara Ikkou

プロフィール

性別
男性
生誕
1979-09-18 (大阪府大阪市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
大阪府大阪市 → 東京都新宿区

経歴

職業
小説家, 随筆家, 翻訳者
活動期間
2003年〜
所属
日本ペンクラブ
所属団体
日本文藝家協会
影響を受けた人物
村上春樹, 安部公房, 川上弘美
影響を与えた人物
若手作家世代, 地方を拠点にする物語作家たち

学歴

早稲田大学
文学部 / 日本文学科
学位: 文学士
期間: 1998-2002
卒業年: 2002
国: 日本
学士論文は近代日本文学の受容に関する研究

受賞歴

新世代文学賞
2014
対象作品: 虚ろの森
主催: 新世代文学振興会
結果: 受賞
地方文学新人賞
2010
対象作品: 細道の記憶
主催: 関西文芸振興会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. ヨーロッパ各地の建築、街路、人の気配を、静謐で緊張感のある構図に収めた写真集。時間が止まったような空間を通じ、戦後写真の個人的な視線を強く示す。

    ヨーロッパ・静止した時間は、奈良原一高の表現を写真集として伝える作品。

    204ページ
    写真ヨーロッパ静止した時間

作品

代表作

虚ろの森

2013年 長編小説 320ページ

失われた家族の記憶と森に隠された過去をめぐる長編。時間と場所が揺らぐ叙述で、主人公の内的旅を描く。

孤独記憶自然との対話
映像化・舞台化
  • [映画] 虚ろの森 / Tatsuya Nakamura (2018)
翻訳
  • 英語訳:The Hollow Forest(翻訳:サラ・山田)

夜の灯

2016年 短編集 240ページ

都会と辺縁で生きる人々の静かな断面を描いた短編集。小さな日常の隙間に潜む不穏さを描写する。

都市の孤独日常の崩れ記憶の断片
映像化・舞台化
  • [テレビドラマ] 夜の灯 / Kazuya Yamaguchi (2017)
翻訳
  • 韓国語訳:밤의 등불(翻訳:イ・ヘジ)

細道の記憶

2010年 中編小説 160ページ

地方の小さな道を舞台に、世代を超えた記憶の継承を描く中編。限定された視点から歴史の断片が浮かび上がる。

郷愁世代継承場所性

全著作

  • 細道の記憶(2010)
  • 虚ろの森(2013)
  • 夜の灯(2016)
  • 短篇集『窓辺の声』(2011)
  • 随筆集『遠い珈琲店』(2018)
  • 翻訳:Selected Essays (英訳, 2020)

翻案

  • 虚ろの森(映画化、2018)
  • 夜の灯(テレビドラマ化、2017)

作家による翻訳

  • Selected Essays(英語→日本語、2020)

作品の翻訳

  • 虚ろの森 — 英語訳:The Hollow Forest(サラ・山田訳、2019)
  • 夜の灯 — 韓国語訳:밤의 등불(イ・ヘジ訳、2018)

作風・主題

文体
静謐で抑制された文体映像的描写時間のずれを用いた叙述
頻出モチーフ
列車

評価・遺産

地方の風景や記憶を繊細に描き出す作家として評価され、新世代の代表的作家の一人と見なされている。映像化を通じて幅広い読者層に届いたことも特徴。

関連学会

  • 日本現代文学会

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(作家資料)
  • 早稲田大学図書館(奈良原一幸コレクション)

大衆文化への影響

  • 『虚ろの森』の映画化により若年層の読者が増加
  • 書籍や映画に登場する森の風景が観光的注目を集めた

引用

  • 記憶は失われるのではなく、ただ形を変えてそこに留まるだけだ。
    出典: 虚ろの森(2013) (2013年)
  • 夜は物語の余白を与えてくれる。そこに想像は育つ。
    出典: 夜の灯(2016) (2016年)

豆知識

  • 執筆は夜型であることが多い。
  • コーヒーを好み、取材先でのカフェをメモする習慣がある。
  • 愛犬家であり、作品にも犬が象徴的に現れることがある。