-
第57回(2005年) 受賞受賞作: パウダア―おしろい―
化粧と身体、時代の感触をめぐる戯曲作品。受賞記録では確認できますが、単独の紙書籍としての ISBN や ASIN は確認できませんでした。
パウダア―おしろい―は、信谷菱田の作品世界を端的に伝える一作です。
戯曲身体化粧時代
菱田信也
ひしだ しんや
Hishida Shinya
プロフィール
- 性別
- 男性
- 生誕
- 1966-05-13 (兵庫県神戸市)
- 国籍
- 日本
- 言語
- 日本語
- 居住地歴
- 兵庫県神戸市
経歴
- 職業
- 脚本家, 劇作家, 舞台演出家
- 活動期間
- 1989年〜
学歴
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 滝川中学校・高等学校 | — | — | — | — | 日本 |
| 英知大学(現:聖トマス大学) | 仏文科 | 仏文学科 | — | 1986 - ? | 日本 |
滝川中学校・高等学校
国:
日本
英知大学(現:聖トマス大学)
仏文科
/ 仏文学科
期間:
1986 - ?
国:
日本
在学中に吉本興業の新劇団オーディション(作家部門)に合格し、放送作家や舞台演出補として活動を開始。
受賞歴
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1999 | 上岡演劇祭 脚本奨励賞 | グランドロマン | — | 上岡演劇祭 | 受賞 (Winner) |
| 2001 | 近松門左衛門賞 優秀賞 | いつも煙が目にしみる | — | 近松門左衛門賞 | 受賞 (Excellence Prize) |
| 2006 | 第57回 読売文学賞(戯曲シナリオ部門) | パウダア-おしろい | 戯曲シナリオ部門 (Play/Scenario division) | 読売新聞社 | 受賞 (Winner) |
| 2019 | 神戸市文化奨励賞 | — | — | 神戸市 | 受賞 (Commendation) |
上岡演劇祭 脚本奨励賞
1999
対象作品:
グランドロマン
主催:
上岡演劇祭
結果:
受賞 (Winner)
近松門左衛門賞 優秀賞
2001
対象作品:
いつも煙が目にしみる
主催:
近松門左衛門賞
結果:
受賞 (Excellence Prize)
第57回 読売文学賞(戯曲シナリオ部門)
2006
対象作品:
パウダア-おしろい
部門:
戯曲シナリオ部門 (Play/Scenario division)
主催:
読売新聞社
結果:
受賞 (Winner)
神戸市文化奨励賞
2019
主催:
神戸市
結果:
受賞 (Commendation)
受賞・候補エディション
読売文学賞
1回登壇
作品
代表作
HOLDMETIGHT〜抱きしめて、もっとつよく
1989年 舞台戯曲大学在学中に初めて書いた戯曲。神戸のレストラン北野クラブのダンスホールで上演され、人間の感情と関係性を短いエピソードで描く作品。
人間関係感情の機微
チンピラエレジー
1990年 舞台戯曲劇作家としてのデビュー作。桂三枝原作に関わる形で心斎橋2丁目劇場で上演され、作・演出を担当した。
関西演劇デビュー作
グランドロマン
1999年 戯曲長編戯曲。第9回上岡演劇祭で脚本奨励賞を受賞した作品で、演劇的な構成と人物描写が評価された。
家族幻想と現実
いつも煙が目にしみる
2001年 戯曲第1回近松門左衛門賞で優秀賞を受賞した戯曲。日常の細部と人間関係を繊細に描く作品として評価された。
人間ドラマ記憶
パウダア-おしろい
2006年 戯曲読売文学賞(戯曲シナリオ部門)を受賞した戯曲。外見と内面、家族関係などを演劇的に問う作品として高く評価された。
外見と内面家族演劇メタファー
再生の町
2009年 小説地域の再生や人々の暮らしを描いた小説。NHKで同名のドラマが制作されるなど、舞台と映像を横断する作品群の一つ。
震災と復興地域コミュニティ
映像化・舞台化
- [テレビドラマ] 再生の町 (2009)
震災脚本家 菱田シンヤ
2014年 エッセイ/ノンフィクション震災や復興をテーマにした脚本制作の経験や考察をまとめた著作。
震災脚本制作復興
芝居小屋戦記
2020年 ノンフィクション劇場や芝居小屋に関する記録と考察をまとめた著作。舞台の歴史や現場の実感を描く。
演劇史劇場論
暖流
2007年 テレビドラマ脚本2007年に毎日放送で放送されたドラマの脚本の一部を担当。
テレビドラマ家族
ジウ 警視庁特殊犯捜査係
2011年 テレビドラマ脚本2011年にテレビ朝日で放送されたドラマの脚本を担当。原作小説を映像化する脚本作業に参加。
サスペンス犯罪
グ・ラ・メ!~総理の料理番~
2016年 テレビドラマ脚本テレビ朝日系列で放送されたドラマの脚本を担当した一例。政治や食を題材にしたエンターテインメント作。
政治食文化
ひきこもり先生
2021年 テレビドラマ(原案)原案を担当した作品。2021年にNHKで放送。
社会問題孤立
全著作
- HOLDMETIGHT〜抱きしめて、もっとつよく (1989)
- チンピラエレジー (1990)
- グランドロマン (1999)
- いつも煙が目にしみる (2001)
- パウダア-おしろい (2006)
- 再生の町(小説) (2009)
- 震災脚本家 菱田シンヤ (2014)
- 芝居小屋戦記 (2020)
- 暖流(テレビ脚本) (2007)
- 幻影〜ゲンヱイ〜(テレビ脚本) (2008)
- オトコマエ!2(テレビ脚本) (2009)
- ジウ 警視庁特殊犯捜査係(テレビ脚本) (2011)
- グ・ラ・メ!~総理の料理番~(テレビ脚本) (2016)
- ひきこもり先生(原案) (2021)
翻案
- 再生の町(NHK、2009)
- 暖流(毎日放送、2007)
- ジウ 警視庁特殊犯捜査係(テレビ朝日、2011)
- グ・ラ・メ!~総理の料理番~(テレビ朝日、2016)
- ひきこもり先生(NHK、2021、原案)
作風・主題
- 文体
- 社会派ドラマ人間ドラマ現代劇台詞重視
- 頻出モチーフ
- 震災・復興地域コミュニティ日常の葛藤食と家族
評価・遺産
戯曲とテレビ脚本の両面で活躍する作家。読売文学賞受賞や地域からの文化奨励賞受賞など評価があり、震災や地域再生といった社会的テーマを扱う作品群で知られる。舞台演出と映像脚本の双方で影響力を持つ。
豆知識
- 大学在学中に吉本興業の新劇団オーディション(作家部門)に合格した。
- 1989年に初めて書いた芝居の脚本は『HOLDMETIGHT〜抱きしめて、もっとつよく』で、神戸で上演された。
- 劇作デビューは1990年の『チンピラエレジー』(桂三枝原作、心斎橋2丁目劇場)。
- 2006年に戯曲『パウダア-おしろい』で第57回読売文学賞(戯曲シナリオ部門)を受賞している。
- 2019年に神戸市文化奨励賞を受賞している。
- テレビドラマの脚本も多数手がけており、MBS、NHK、テレビ朝日、TBSなどで作品が放送されている。