日本の文学賞

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岡田 隆彦

おかだ たかひこ

Okada Takahiko

プロフィール

性別
男性
生誕
1939-09-04 (東京府)
死没
1997-02-26 57歳
国籍
日本
言語
日本語
宗教
黒住教
居住地歴
東京(出生) → 神奈川県大磯町

経歴

職業
詩人, 美術評論家, 大学教授
活動期間
1961年〜1997年
所属
慶應義塾大学(教員)
影響を受けた人物
吉増剛造, 井上輝夫, 会田千衣子, 中平卓馬, 高梨豊, 多木浩二
影響を与えた人物
辻村麻乃

学歴

獨協高等学校
国: 日本
慶應義塾大学
文学部
国: 日本
三田詩人の復刊に参画。卒業後美術出版社に就職。

受賞歴

高見順賞
1985
対象作品: 時に岸なし
主催: 高見順賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

高見順賞 1回登壇
  1. 受賞作: 時に岸なし

    岡田隆彦の第十詩集。アルコール依存からの回復へ向かう自己の過程を軸に、現実の行動と詩句が互いを促すように組み上げられた長篇詩的な一冊である。

    回復へ向かう自己の時間を、連続する詩の流れとして刻む。

    163ページ
    詩集回復自己時間

作品

代表作

時に岸なし

1985年 詩集

言葉と眼を巡る詩篇を収めた詩集。写真批評的視座や実験的な言語観が特徴。

言葉

岡田隆彦詩集

1970年 詩集

初期詩作をまとめた詩集。1960年代の詩的実験の流れを受けた作品群を収録。

自己都市記憶

言葉を生きる

1973年 詩論

詩とことばの関係を論じた詩論集。詩作と批評の姿勢を示す。

言語論詩作論

危機の結晶 現代美術覚え書

1970年 美術評論

現代美術に関する評論集。海外の動向を紹介しつつ日本の状況を論じる。

現代美術批評

全著作

  • われらのちから19(詩集) 1963
  • 史乃命(詩集) 1963
  • 岡田隆彦詩集(思潮社) 1970
  • 海の翼(書肆山田) 1970
  • わが瞳(思潮社) 1972
  • 零へ(青土社) 1974
  • 生きる歓び(青土社) 1977
  • 何によって(思潮社) 1977
  • 巨大な林檎のなかで(河出書房新社) 1978
  • 瞳で泳ぐ(思潮社) 1980
  • 時に岸なし(思潮社) 1985
  • 鴫立つ澤の(思潮社) 1992
  • 岡田隆彦詩集成(響文社) 2020
  • 言葉を生きる(詩論) 1973
  • 危機の結晶 現代美術覚え書(イザラ書房) 1970

作家による翻訳

  • 現代美術の流れ 1945年以後の美術運動(共訳、1986)
  • アーシル・ゴーキー(共訳、1989)
  • ラファエル前派の夢(共訳、1992)

作風・主題

文体
実験的な言語表現写真批評を取り込んだ詩的視座モダニスト的手法
頻出モチーフ
言葉都市の断片

評価・遺産

20世紀後半の日本詩界と美術批評の重要人物。詩作と美術批評の両面で活動し、慶應義塾大学での教育を通じて後進に影響を与えた。

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(著作目録)
  • VIAF/国際典拠データベース

豆知識

  • 祖父は第35代衆議院議長・岡田忠彦である。
  • 妻は俳人の岡田史乃、長女は俳人の辻村麻乃である。
  • 若年期に『ドラムカン』『provoke』などの詩誌・写真批評誌の創刊に関わった。
  • 20代の終わりにヴェネツィア・ビエンナーレのコミッショナーを務めた。
  • 墓所は岡山市の黒住教本部にあるとされる。