日本の文学賞

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崔 華國

さい かこく

Sai Kakoku

別名: 崔 泳郁 / 최영욱 / 志賀郁夫
ペンネーム: 崔華國詩作で用いた筆名

プロフィール

性別
男性
生誕
1915-08-26 (慶尚北道 慶州郡 内南面 伊助里)
死没
1997-03-12 (米国 オハイオ州) 81歳
国籍
大韓民国, 在日(長期在日), アメリカ(永住権取得・移住後)
言語
日本語, 朝鮮語
居住地歴
慶尚北道 慶州(出身) → 東京(神田三崎町・在住、新聞学院で学ぶ) → 群馬県 高崎市(喫茶店「あすなろ」を経営) → 米国 オハイオ州(1995年以降、永住)

経歴

職業
詩人, 新聞記者, 喫茶店経営者
活動期間
1931年〜1997年

学歴

開成中学校・高等学校(編入)
期間: 16歳で渡日・編入(入学年不詳)
国: 日本
16歳で開成中学に編入試験合格後在籍
新聞学院(神田三崎町)
期間: 新聞記者養成のため在籍(8期生)
国: 日本
新聞学院8期生として学ぶ

受賞歴

H氏賞(第35回)
1985
対象作品: 猫談義
主催: 日本現代詩人会(受賞一覧に記載)
結果: 受賞
片雲文学賞(特別賞)
1997
対象作品: 晩秋
部門: 特別賞
主催: 片雲文学賞選考委員会(韓国)
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

輪廻の江

1978年 詩集

故郷や人生の循環を題材にした詩集。

故郷輪廻回想

驢馬の鼻唄

1980年 詩集

日常と象徴を織り交ぜた詩作が並ぶ作品。

日常象徴

猫談義

1984年 詩集

猫を題材にした詩を中心に収めた詩集。日本語作品。

動物(猫)日常観察

ピーターとG

1988年 詩集

人物や物語的な要素を取り入れた詩集。

人物描写物語性

晩秋

1997年 詩集

晩年の感慨を反映した詩集(韓国語で出版)。

老い回想季節

崔華國詩集(日本現代詩文庫33)

1989年 詩集(選集)

日本語での詩作を中心にまとめた選集。

選集二言語的視点

崔華國詩全集

1998年 詩集(全集)

生前・死後に刊行された詩を収めた全集(編者あり)。

全集回顧

全著作

  • 輪廻の江(白鹿出版社、1978年)
  • 驢馬の鼻唄(詩学社、1980年)
  • 猫談義(花神社、1984年)
  • ピーターとG(花神社、1988年)
  • 崔華國詩集(土曜美術社、日本現代詩文庫33、1989年)
  • 崔華國詩全集(土曜美術社、1998年)
  • 晩秋(ピッナム出版社、韓国語、1997年)

作風・主題

文体
叙情的な表現わかりやすい日本語で綴る在日朝鮮人の視点
頻出モチーフ
故郷の記憶郷愁季節(特に秋)

健康

  • 肺癌
    1990年代〜1997年
    晩年の生活・執筆活動に影響を与え、1997年に死去。

評価・遺産

群馬県高崎市で喫茶店「あすなろ」を拠点に地域文化の振興を支えた詩人。日本語・韓国語双方で詩作を行い、H氏賞受賞などで評価を得た。没後も「あすなろ忌」などを通じて顕彰されている。

記念館・博物館

  • 群馬県立土屋文明記念文学館(関連資料編纂あり) 群馬県

関連学会

  • 日本現代詩人会
  • 群馬詩人クラブ(交流あり)

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(典拠)
  • VIAF/ISNI等の外部識別子

大衆文化への影響

  • 毎年開催される「あすなろ忌」

引用

  • 郷土を美しい絵と詩と音楽で飾ろう
    出典: 名曲茶房「あすなろ」のキャッチフレーズ(高崎での活動) (1957年)

豆知識

  • 本名は崔泳郁(朝鮮語:최영욱)、日本名は志賀郁夫。
  • 1985年に日本語詩集『猫談義』で第35回H氏賞を受賞。外国人として初の受賞。
  • 1957年に群馬県高崎市で名曲茶房「あすなろ」を開業し、地域の文化活動を支援した。
  • 1995年に米国永住権を得て移住し、1997年にオハイオ州で肺癌により死去。