日本の文学賞

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斎藤 玄

さいとう げん

Saitō Gen

ペンネーム: 三樹雄初期に用いた俳号, 石田波郷らとの交流後に用いた俳号・主に俳句で使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1914-08-22 (北海道函館市春日町(現 青柳町))
死没
1980-05-08 66歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
函館市(生誕地) → 東京都(早稲田大学在学中) → 旭川市(1978年転居)

経歴

職業
俳人, 銀行員, 同人誌編集者
活動期間
1934年〜1980年
影響を受けた人物
西東三鬼, 石田波郷, 杉村聖林子(従兄)

学歴

函館中学校(現・北海道函館中部高等学校)
期間: ~1932
卒業年: 1932
国: 日本
地元の中等教育を修了
早稲田大学
商科
学位: 卒業
期間: 1930年代
卒業年: 1937
国: 日本
大学在学中に俳句活動に傾倒

受賞歴

蛇笏賞
1979
対象作品: 雁道
主催: 蛇笏賞選考委員会
結果: winner

受賞・候補エディション

蛇笏賞 1回登壇
  1. 受賞作: 雁道

    『雁道』は、斎藤玄が晩年の病と向き合うなかでまとめた第五句集である。雁が通るときには見え、通らなくてもそこに在るという集名の感覚を軸に、生命の限界、身体の痛み、自然の光や影を、虚実の境に置かれた静かな句境として結晶させている。

    見えるものと見えないものの境で、晩年の生命感覚が静かに光る句集。

    207ページ
    晩年生死自然非在

作品

代表作

雁道

1979年 俳句句集

妻の死や晩年の病と向き合った句群を含む代表的な句集。

自然北海道の風景

俳句句集

代表句を含む句集。私的で透徹した視線が特徴。

日常内省自然

舎木

俳句句集

初期から中期にかけての句を収めた句集。

自然景色

無畔

俳句句集

層のある叙情と静けさを持つ句群を収める句集。

孤独自然

全著作

  • 舎木
  • 無畔
  • 雁道
  • 斎藤玄全句集

作風・主題

文体
新興俳句の影響を受けた写実的で叙情的な短詩透徹で静かな視線
頻出モチーフ
吹雪海・冬景色妻・死孤独

健康

  • 大腸癌(直腸癌)
    1970年代後半~1980年
    闘病の中で死を直視した句を多く作り、晩年の作風に影響を与えた。

評価・遺産

北海道在住の俳人として顕著な成果を残し、妻の死や晩年の闘病を詠んだ句群で高く評価された。俳壇の重要な一員として、句碑の建立や全集の刊行により遺産が残る。

記念館・博物館

  • 斎藤玄句碑(滝川市) 滝川市
  • 斎藤玄句碑(函館公園) 函館公園(函館市)

関連学会

  • 現代俳句協会

資料所蔵先

  • 函館市文化・スポーツ振興財団 所蔵関連資料

引用

  • 明日死ぬ妻が明日の炎天嘆くなり
    出典: 句集『玄』所収
  • たましひの繭となるまで吹雪きけり
    出典: 句集『雁道』所収 (1979年)

豆知識

  • 本名は俊彦。
  • 俳号は当初三樹雄、後に玄に改めた。
  • 1979年に第14回蛇笏賞を受賞。北海道在住の俳人として初の受賞者(出身者を含めると例外あり)。
  • 滝川市と函館公園に句碑がある。