日本の文学賞

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笹倉 明

ささくら あきら

Sasakura Akira

ペンネーム: プラ・アキラ・アマロー出家後の仏教関連著作で使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1948-11-14 (兵庫県西脇市)
国籍
日本
言語
日本語
宗教
上座部仏教 2016年受洗 洗礼名: プラ・アキラ・アマロー
居住地歴
兵庫県西脇市 → 東京都 → タイ(チェンマイ)

経歴

職業
小説家, シンガーソングライター, レコーディング・エンジニア, スタジオ/カフェ経営者, 比丘(僧侶)
活動期間
1980年〜

学歴

淳心学院高等学校
国: 日本
早稲田大学第一文学部
第一文学部 / 文芸科
国: 日本

受賞歴

すばる文学賞(佳作入選)
1980
対象作品: 海を越えた者たち
部門: 佳作
主催: 集英社(すばる文学賞)
結果: 佳作入選
サントリーミステリー大賞
1988
対象作品: 漂流裁判
主催: サントリーミステリー大賞選考委員会
結果: 受賞
直木三十五賞
1989
対象作品: 遠い国からの殺人者
主催: 直木賞選考委員会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

すばる文学賞 1回登壇
  1. 日本を離れて海の向こうへ出た若者たちの旅と漂流を、タツミの視点から爽やかに描く。異国で差別や孤独にさらされながらも生き抜こうとする姿が印象に残る。

    海の向こうで生きる若者たちの姿を、まっすぐに見つめる。

    254ページ
    青春海外漂流差別孤独
  1. 受賞作: 漂流裁判

    漂流裁判は、笹倉明によるミステリ作品。事件の背後にある人間関係と心理をたどり、謎解きの緊張と人物描写を重ねて読ませる。

    漂流裁判は、笹倉明によるミステリ作品。

    325ページ
    ミステリ事件心理人間関係
直木三十五賞 1回登壇
  1. 受賞作: 遠い国からの殺人者

    『遠い国からの殺人者』は、笹倉明による受賞作で、題名が示す人物・場所・出来事を手がかりに、人間の選択や時代の空気を描く作品である。物語性のある作品では登場人物の関係と転機を、評論・ノンフィクションでは対象への観察と論点の積み重ねを軸に読ませる。

    『遠い国からの殺人者』は、受賞時代の問題意識と著者の視線が交差する一作である。

    時代と個人記憶社会人間関係

作品

代表作

海を越えた者たち

1981年 長編小説

日本人青年の異国放浪を描いたデビュー作。1980年のすばる文学賞佳作入選を経て刊行された。

異郷若者

漂流裁判

1988年 ミステリー

司法や社会問題を扱う社会派ミステリー。第6回サントリーミステリー大賞受賞作。

犯罪司法社会問題

遠い国からの殺人者

1989年 長編小説/ミステリー

ジャパゆきさんにまつわる殺人事件を題材にした長編。第101回直木賞受賞作。

犯罪社会的背景国際関係

新・雪国

1999年 小説(原作)/脚本

自身が原作・脚本を手がけ、製作にも関わった作品。2002年に映画化された経緯を著した『映画『新・雪国』始末記』もある。

映像化制作現場文学と映画
映像化・舞台化
  • [映画] 新・雪国 (2002)

出家への道 苦の果てに出逢ったタイ仏教

2019年 ノンフィクション/エッセイ

2016年にチェンマイで出家した経験を綴った著作。プラ・アキラ・アマロー名義で刊行されている。

仏教出家精神的探求タイ

老作家僧のチェンマイ托鉢百景

2024年 エッセイ

チェンマイでの托鉢や僧侶としての日常を切り取ったエッセイ集。

托鉢僧侶の生活タイ

全著作

  • 海を越えた者たち
  • 東京難民事件
  • 天の誰かが好いていた(改題『昭和のチャンプ たこ八郎物語』)
  • 漂流裁判
  • アムステルダム娼館街
  • 報復コネクション
  • 悲郷
  • 遠い国からの殺人者
  • 別離の条件
  • 路上の幸福者 弁護士中町公一の事件簿
  • 女性被害者
  • 異郷のマーテル(改題『私を殺した男』)
  • 女たちの海峡
  • ニッポン流学
  • にっぽん国恋愛事件
  • 白いマンションの出来事
  • 砂漠の岸に咲け
  • 愛をゆく舟
  • 超恋愛論 女が男を変える時代へ
  • 中小企業がフィリピンで成功する法 “東洋の真珠"は熱くて美味しい
  • 推定有罪
  • アジア曼陀羅の海 変わりゆく異郷からの直言
  • 最後の真実 「山下財宝」その闇の奥へ
  • 『98W杯フランス大会 サッカー漂流記』
  • 大鼎談 W大学文芸科創作教室番外編
  • 新・雪国
  • ルアン 歳月
  • 旅人岬
  • にっぽん実業家列伝(全5巻)
  • ほのおの保育物語 広岡キミヱの足跡と生涯
  • 上海嘘婚の殺人
  • 映画『新・雪国』始末記
  • 復権 池永正明、35年間の沈黙の真相
  • 愛闇殺
  • 彼に言えなかった哀しみ
  • また会おう友よ故国よ 笹倉明のエッセイ・ワールド
  • 出家への道 苦の果てに出逢ったタイ仏教
  • ブッダの教えが味方する 歯の2大病(歯周病&虫歯)を滅ぼす法
  • ブッダのお弟子さん にっぽん哀楽遊行 タイ発 - 奈良や京都へ〈影〉ふたつ
  • 老作家僧のチェンマイ托鉢百景

翻案

  • 映画『新・雪国』 (2002)

作風・主題

文体
リアリズムを基調とする社会派的描写ミステリー要素を取り入れたプロット構築旅と異郷描写に長けた描写力エッセイでは平易で内省的な語り口
頻出モチーフ
異郷犯罪と司法出家・仏教映像化と制作現場

評価・遺産

幅広いジャンルで活躍し、直木賞受賞などにより日本の大衆文芸での評価を確立。晩年はタイに移住して出家し、仏教や異郷体験を題材にした著作でも知られる。

豆知識

  • 比丘としての名前はプラ・アキラ・アマロー。
  • 2005年にタイへ移住し、2016年にチェンマイのパンオン寺で出家した。
  • 『遠い国からの殺人者』で第101回直木賞を受賞。
  • 『漂流裁判』で第6回サントリーミステリー大賞を受賞している。
  • 『新・雪国』は自身が原作・脚本を担当し、映画化に深く関与した。