すばる文学賞 すばるぶんがくしょう
沖縄の戦後を引きずるギンネムの屋敷を舞台に、はみ出し者どうしの暮らしと金をめぐる軋みが、暴力と諧謔をまじえて立ち上がる。社会の外縁で生きる人々の痛みを刻んだ作品。
ギンネムの屋敷に、戦後の痛みがしみついていく。
日本を離れて海の向こうへ出た若者たちの旅と漂流を、タツミの視点から爽やかに描く。異国で差別や孤独にさらされながらも生き抜こうとする姿が印象に残る。
海の向こうで生きる若者たちの姿を、まっすぐに見つめる。