毎日出版文化賞
1回登壇
-
第72回(2018年) 受賞
総力戦体制の下で形成されたメディアと公共性のあり方を検討する研究書。ファシズムを過去の例外としてではなく、近代社会の情報環境と結びつけて考察する。
総力戦のメディア空間から、公共性の危うさを読み解く。
352ページメディア史総力戦公共性ファシズム
さとう たくみ
Sato Takumi
| 学校 | 学部 | 学科 | 学位 | 期間 | 国 |
|---|---|---|---|---|---|
| 京都大学 | 文学部 | 西洋史学専攻 | 学士(文学) | — | 日本 |
| 京都大学大学院文学研究科 | 大学院文学研究科 | 西洋史学専攻 | 修士(文学) | — | 日本 |
| ルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン | 近代史研究所(留学) | — | — | 1987-1989 | ドイツ |
| 京都大学大学院文学研究科 | 大学院文学研究科 | 西洋史学専攻 | 博士(文学) | — | 日本 |
| 年 | 賞名 | 対象作品 | 部門 | 主催 | 結果 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2003 | サントリー学芸賞 | 『『キング』の時代 - 国民大衆雑誌の公共性』 | — | サントリー学芸賞 | 受賞 |
| 2003 | 日本出版学会学会賞 | 『『キング』の時代 - 国民大衆雑誌の公共性』 | — | 日本出版学会 | 受賞 |
| 2005 | 吉田茂賞 | 『言論統制 - 情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』 | — | 吉田茂賞 | 受賞 |
| 2018 | 毎日出版文化賞 | 『ファシスト的公共性 - 総力戦体制のメディア学』 | — | 毎日新聞社/毎日出版文化賞 | 受賞 |
| 2020 | 紫綬褒章 | — | — | 内閣府(紫綬褒章) | 受章 |
総力戦体制の下で形成されたメディアと公共性のあり方を検討する研究書。ファシズムを過去の例外としてではなく、近代社会の情報環境と結びつけて考察する。
総力戦のメディア空間から、公共性の危うさを読み解く。
19世紀末から20世紀前半にかけての政治宣伝と大衆メディアの関係を、理論と史料に基づき検討する。マルクスからナチズムまでの事例を通じて「大衆宣伝」の神話的理解を批判的に再考する学術書。
現代のメディア構造とその歴史的変遷を概説する教科書的著作。学生や研究者向けにメディアの系譜と理論的枠組みを提示する。
戦間期以降の国民雑誌の役割と公共性を分析し、雑誌が形成してきた大衆的言説の系譜をたどる。出版史と文化史の接点を意識した研究。
日本近現代における言論統制の仕組みとその担い手を史料に基づき追跡する。教育・情報行政とメディアの関係を明らかにする研究。
総力戦体制下のメディアと公共性を検討し、ファシズム期の情報・宣伝の構造を分析する。2018年に毎日出版文化賞を受賞した著作。
「流言(デマ・うわさ)」を媒介として社会・政治がどのように動かされてきたかを歴史的に検証する一冊。現代の情報拡散への示唆も含む。
メディア史・宣伝研究の第一人者として、日本のメディア研究分野に大きな影響を与えた。学術書・教科書を通じて研究基盤を整備し、複数の主要賞や国の栄典(紫綬褒章)を受章している。