日本の文学賞

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佐藤 哲也

さとう てつや

Sato Tetsuya

プロフィール

性別
男性
生誕
1960-12-25 (静岡県浜松市)
死没
2023-08-24 (入院先(病院)) 62歳
国籍
日本
言語
日本語

経歴

職業
小説家
活動期間
1993年〜2023年
所属
日本SF作家クラブ(かつて会員)
所属団体
日本SF作家クラブ(旧会員)

学歴

成城大学
法学部 / 法律学科
国: 日本
成城大学法学部法律学科卒業

受賞歴

日本ファンタジーノベル大賞
1993
対象作品: イラハイ
主催: 日本ファンタジーノベル大賞運営
結果: 受賞
日本SF大賞
2002
対象作品: 妻の帝国
主催: 早川書房/日本SF大賞運営
結果: 最終候補
日本SF大賞
2009
対象作品: 下りの船
主催: 早川書房/日本SF大賞運営
結果: 最終候補

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: イラハイ

    第5回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。古代的な世界観を背景に、対話形式を交えたファンタジー小説。

    架空王国イラハイの滅亡をめぐる、言葉遊びに満ちた異色ファンタジー。

    317ページ
    ファンタジー王国言葉遊び

作品

代表作

イラハイ

1993年 ファンタジー

第5回日本ファンタジーノベル大賞受賞作。デビュー作。古代的な世界観を背景に、対話形式を交えたファンタジー小説。

古典的対話記憶世界観の再構成

沢蟹まけると意志の力

1996年 長編小説

独特の比喩と哲学的対話を用いた長編。2011年に加筆・修正の電子版が公開された。

意志比喩哲学的対話

妻の帝国

2002年 SF

早川書房より刊行。古典的対話法を織り交ぜつつ、家族と国家、個人の密やかな関係をSF的視点で描く作品。日本SF大賞の最終候補となった。

家族国家個人と政治

熱帯

2004年 長編小説

文藝春秋刊。異化された風景と人間関係を通して文明や欲望を描く作品。

文明批評欲望風景描写

サラミス

2005年 SF

古代史的要素や対話を取り入れた長編。早川書房刊。

古代史対話歴史と虚構

下りの船

2009年 長編小説

早川書房刊。想像力と物語性を重視した作品で、日本SF大賞の最終候補となった。

想像力物語性

シンドローム

2015年 SF(児童向け/YA)

福音館書店ボクラノSFシリーズ。若年層向けに想像力と倫理を問う物語。

倫理想像力成長

テラシティ

2019年 SF

電子書籍で再刊された都市型SF。社会構造や都市生態を描く。

都市社会構造エコロジー

町 ; マラキム

2020年 短篇・長篇混在

Tamanoir刊。短篇と中篇を含む作品集。古代的対話や寓話的要素が散見される。

寓話対話コミュニティ

トポス

2020年 長編/短篇集

Tamanoir刊。場所性(トポス)を巡る思索的な作品。

場所記憶存在論

全著作

  • イラハイ
  • 沢蟹まけると意志の力
  • 妻の帝国
  • 熱帯
  • サラミス
  • 下りの船
  • ぬかるんでから
  • 異国伝
  • シンドローム
  • テラシティ
  • 町 ; マラキム
  • トポス

作風・主題

文体
古代ギリシャの対話様式を多用する文体哲学的・寓話的な語り
頻出モチーフ
対話古典的モチーフ場所と記憶

評価・遺産

古典的対話技法を現代のSF・ファンタジーに取り入れた作風で知られる。日本ファンタジーノベル大賞でデビュー以降、複数の作品が日本SF大賞の最終候補となるなどジャンル文学で評価を得た。

関連学会

  • 日本SF作家クラブ(旧会員)

豆知識

  • 1993年に『イラハイ』で第5回日本ファンタジーノベル大賞を受賞してデビューした。
  • 妻の佐藤亜紀も1991年に日本ファンタジーノベル大賞を受賞している。
  • 幼なじみの哲学者・池田晶子とは中学校の同窓である。
  • 『妻の帝国』『下りの船』は日本SF大賞の最終候補作となった。
  • 2023年8月24日に入院先で死去した(62歳没)。