日本の文学賞

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関谷 幸雄

せきや ゆきお

Sekiya Yukio

プロフィール

性別
男性
生誕
1970-05-18 (福岡県福岡市)
国籍
日本
言語
日本語, 英語
居住地歴
福岡県福岡市 → 東京都渋谷区 → ロンドン(留学)

経歴

職業
小説家, 脚本家, エッセイスト
活動期間
1996年〜
所属
日本文藝家協会, 日本脚本家連盟
所属団体
日本文藝家協会, 日本ペンクラブ
影響を受けた人物
村上春樹, 川上弘美, 安部公房
影響を与えた人物
田中美咲, 中井亮介

学歴

九州大学
文学部 / 国文学科
学位: 文学士
期間: 1990-1994
卒業年: 1994
国: 日本
在学中から短篇を発表

受賞歴

北九州文学賞
2018
対象作品: 海の記憶
部門: 長編
主催: 北九州文学振興財団
結果: 受賞
新人文学賞
2001
対象作品: 潮騒の午後
部門: 短篇
主催: 日本文学振興会
結果: 受賞
朝日ベストブック賞(候補)
2019
対象作品: 海の記憶
主催: 朝日新聞社
結果: 候補

受賞・候補エディション

作品

代表作

海の記憶

2018年 長編小説 352ページ

港町を舞台に、失われた記憶と家族の再生を描く長編小説。主人公は幼少期の断片的な記憶を手がかりに過去の出来事を紐解いていく。

記憶喪失家族
映像化・舞台化
  • [映画] 海の記憶 / Hiroshi Tanaka (2021)
翻訳
  • 英訳: Sea of Memory(アンナ・サトー訳)
  • 仏訳: Mémoire de la Mer(翻訳者不明)

潮騒の午後

2001年 短編集 220ページ

郊外の家族や日常の中のささやかな異変を描いた短編集。海辺の風景や波の音が反復して登場する。

日常郊外人間関係
翻訳
  • 収録作「潮騒の午後」英訳

黄昏の航路

2012年 中編小説 184ページ

戦後の港町を舞台に、記憶と時間の流れをめぐる寓話的な物語。象徴的なイメージが繰り返される。

時間歴史郷愁
映像化・舞台化
  • [舞台] 黄昏の航路 / Mika Sato (2014)
翻訳
  • 独訳: Dämmerungsreise(翻訳者不明)

全著作

  • 小さな灯り — 1999
  • 潮騒の午後(短編集) — 2001
  • 夜の図書館(短篇) — 2004
  • 砂の方舟 — 2007
  • 黄昏の航路 — 2012
  • 海の記憶 — 2018
  • 散歩者の歌(エッセイ集) — 2021

翻案

  • 映画『海の記憶』(監督: 田中宏、2021年)
  • 舞台『黄昏の航路』(2014年)

作家による翻訳

  • レイモンド・カーヴァー短編集(翻訳)
  • イギリス詩選(共訳)

作品の翻訳

  • 海の記憶 — 英訳: Sea of Memory(アンナ・サトー訳、2020年)
  • 海の記憶 — 仏訳: Mémoire de la Mer(2021年)

作風・主題

文体
抒情的かつ内省的な文体詳細な風景描写と沈黙の間を重視する筆致簡潔で象徴的な比喩
頻出モチーフ
記憶の断片食卓と家庭の風景列車の音

評価・遺産

関谷幸雄は現代日本文学において「海」と「記憶」を主題に繰り返し描き、日常の細部を通じて普遍的な喪失と再生を表現する作家として評価される。映画化や舞台化を通して広い読者層に影響を与えた。

記念館・博物館

  • 関谷幸雄記念室 福岡市美術館内 2024年開館

関連学会

  • 日本文藝家協会
  • 日本ペンクラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(作家資料)
  • 九州大学附属図書館 特別コレクション

大衆文化への影響

  • 映画化(海の記憶、2021年)
  • 舞台化(黄昏の航路、2014年)

引用

  • 小さな真実を重ねることで、過去はやっと姿を現す。
    出典: 『海の記憶』あとがき(2018) (2018年)

豆知識

  • 散歩中に作品の構想を練ることで知られる
  • 学生時代は吹奏楽部に所属していた
  • 執筆中は特定のプレイリストを繰り返し聴く習慣がある