日本の文学賞

← ホームに戻る

砂田 弘

すなだ ひろし

Sunada Hiroshi

プロフィール

性別
男性
生誕
1933-05-26 (朝鮮半島(当時、日本領。現:大韓民国の地域))
死没
2008-03-20 (日本) 74歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
山口県(引揚後)

経歴

職業
児童文学作家, 評論家, 大学教授
活動期間
1961年〜2008年
所属
山口女子大学(元教授), 日本児童文学者協会(第13代会長)
所属団体
びわの実学校(同人), 早稲田大学現代文学会(在学時)
影響を受けた人物
北原白秋

学歴

福岡県立修猷館高等学校
国: 日本
早稲田大学第一文学部
第一文学部 / 仏文学科
国: 日本

受賞歴

日本児童文学者協会賞
1970
対象作品: さらばハイウェイ
主催: 日本児童文学者協会
結果: 受賞
日本児童文学者協会賞(特別賞)
2003
対象作品: 砂田弘評論集成
主催: 日本児童文学者協会
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: さらばハイウェイ

    『さらばハイウェイ』は砂田弘による作品で、1975年に偕成社から図書として刊行された。

    砂田弘の受賞歴の中で記録される『さらばハイウェイ』。

    222ページ
    受賞作作品偕成社
  2. 1960年代から1990年代にかけて児童文学を論じ続けた砂田弘の評論を集成した一冊。児童文学と社会、戦争、メディア、作家論を横断し、子どもの文学を時代の変化の中で捉え直す。

    児童文学を社会と時代の中で読み続けた評論家の仕事を一冊に集める。

    375ページ
    児童文学評論戦後文学作家論社会批評

作品

代表作

二死満塁

1977年 児童文学

少年野球を題材に、野球を通して弱さや不幸な環境を乗り越え成長する少年たちを描いた作品。

成長友情スポーツ困難の克服

さらばハイウェイ

1970年 児童文学

欠陥車が引き起こす事故に巻き込まれるタクシー運転手の葛藤を描いた中編。社会的テーマを扱った作品で、日本児童文学者協会賞を受賞。

社会問題罪と責任成長

全著作

  • 東京のサンタクロース
  • 道子の朝
  • さらばハイウェイ
  • 帰ってきたゼロ戦
  • 二死満塁
  • ちびっこが七人
  • トランプ物語
  • 砂田弘評論集成
  • その名は新選組
  • 悪いやつは眠らせない

翻案

  • サインのない手紙(テレビ朝日・テレビドラマ化)

作家による翻訳

  • 三銃士(アレクサンドル・デュマ)
  • ああ無情(ヴィクトル・ユーゴー)

作風・主題

文体
児童向けにわかりやすい語り口現実主義的描写と人物描写を重視した文体
頻出モチーフ
家族と親子関係スポーツ(特に野球)困難を乗り越える成長

健康

  • 胃癌
    2008年(罹患・逝去)
    2008年に胃癌で逝去。晩年の活動に影響を与えた。

評価・遺産

戦後の引揚者としての経験や日常の問題を題材に、児童文学の分野で幅広い作品を残した。また日本児童文学者協会の会長を務め、後進の育成や児童文学界の発展に寄与した。

関連学会

  • 日本児童文学者協会

大衆文化への影響

  • 『サインのない手紙』がテレビ朝日でドラマ化されるなどテレビ向けの映像化が行われた。

豆知識

  • 朝鮮半島で生まれ、敗戦後に父の故郷である山口県に引揚げて育った。
  • 代表作に『二死満塁』『さらばハイウェイ』などがある。
  • 2000年から2006年にかけて日本児童文学者協会の会長を務めた。
  • 2008年に胃癌で74歳で逝去。