日本の文学賞

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澤田直

さわだ なお

Sawada Tadashi

別名: 澤田直之
ペンネーム: 澤田直之一部の著作・教材で使用

プロフィール

性別
男性
生誕
1959-01-01
国籍
日本
言語
日本語, フランス語
居住地歴
日本 → フランス(パリ)

経歴

職業
哲学者, フランス文学者, 翻訳家, 大学教授
活動期間
1984年〜
所属
流通経済大学, 白百合女子大学, 立教大学
所属団体
日仏哲学会, 日仏翻訳文学賞(選考委員), 渋沢・クローデル賞(選考委員)
影響を受けた人物
ジャン=ポール・サルトル, ジャン=リュック・ナンシー, フェルナンド・ペソア

学歴

法政大学
文学部 / 哲学科
学位: 学士
卒業年: 1984
国: 日本
学部卒業(哲学)
法政大学大学院
人文科学研究科 / 哲学専攻
学位: 修士
卒業年: 1987
国: 日本
哲学専攻の修士課程修了
パリ第1大学(パンテオン=ソルボンヌ)
大学院哲学科(博士課程) / 哲学
学位: 博士(哲学)
卒業年: 1994
国: フランス
博士課程修了(哲学)

受賞歴

読売文学賞(評論・伝記賞)
2024
対象作品: フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路
部門: 評論・伝記賞
主催: 読売新聞社
結果: 受賞
教育功労章(シュヴァリエ)
2018
部門: 教育功労章
主催: フランス政府
結果: 受章

受賞・候補エディション

読売文学賞 1回登壇
  1. 別人格を生み出しながら作品を書き分けたポルトガルの詩人フェルナンド・ペソアの生涯を、詩や書簡を織り込みながらたどる。人物像の輪郭が進むほど、詩人の内面の複雑さが立ち上がる評伝。

    一人でありながら複数であった詩人の姿を、記録と作品の両方から描き出す。

    496ページ
    評伝ポルトガル文学異名者詩と生涯

作品

代表作

新・サルトル講義 - 未完の思想、実存から倫理へ

2002年 評論

サルトルの思想の展開を概観し、実存主義から倫理へと向かう論点を整理した入門的講義。

実存主義倫理サルトル研究

〈呼びかけ〉の経験 - サルトルのモラル論

2002年 哲学

サルトルにおける「呼びかけ」概念を手がかりに、モラル論を再構成する試み。

モラルコミュニケーション実存主義

ジャン=リュック・ナンシー 分有のためのエチュード

2013年 哲学

ジャン=リュック・ナンシーの思想を丁寧に読み解き、分有(共有)という視点から論じるエチュード。

共同性共有現代フランス思想

サルトル読本

2015年 評論・読本

サルトルの主要著作と問題を読みやすくまとめた導入的読本。

読書案内サルトル思想史

サルトルのプリズム - 二十世紀フランス文学・思想論

2019年 文学・思想論

20世紀フランス文学と思想をサルトルを軸に照射する総合的な論考集。

20世紀文学哲学と文学サルトル研究

フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路

2023年 伝記・文学研究

ペソアとその〈異名者〉群を追い、創作の多重性とアイデンティティの迷路を描く伝記的研究。

伝記ポエジー自己と異名

全著作

  • 新・サルトル講義 - 未完の思想、実存から倫理へ (2002)
  • 〈呼びかけ〉の経験 - サルトルのモラル論 (2002)
  • ジャン=リュック・ナンシー 分有のためのエチュード (2013)
  • サルトル読本 (2015)
  • サルトルのプリズム - 二十世紀フランス文学・思想論 (2019)
  • フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路 (2023)
  • アミカルマン - フランス語・フランス文化への誘い(教材・改訂版) (2002)
  • 翻訳家たちの挑戦 - 日仏交流から世界文学へ (2019)

作家による翻訳

  • 『不穏の書 断章』(フェルナンド・ペソア訳編) 2000
  • 『自由の経験』(ジャン=リュック・ナンシー訳) 2000
  • 『ペソア詩集』訳編 2008
  • 『創造と狂気 - 精神病理学的判断の歴史』(フレデリック・グロ共訳) 2014
  • 『ショーペンハウアーとともに』(ミシェル・ウエルベック共訳) 2019

作風・主題

文体
学術的な精密さと教養に裏打ちされた平易な解説翻訳と評論を往還する執筆
頻出モチーフ
サルトル研究共同体と分有異名・アイデンティティ翻訳を通した越境

評価・遺産

フランス現代思想・文学の研究と翻訳を通じて日仏学術交流に貢献した学者。教育普及や教材制作、メディアでの言語教育活動、受賞・栄典を通じて国内外で評価される。

関連学会

  • 日仏哲学会

豆知識

  • 立教大学文学部教授(大学院文学研究科教授)として教育・研究に従事している。
  • 執筆・翻訳両面での業績があり、ペソアやサルトル、ナンシーの研究で知られる。
  • 妻はリリアンヌ・ラタンジオ(Lilliane Lattanzio)で、共著・共訳の実績がある。
  • NHKラジオのフランス語講座に携わり、フランス語教育にも貢献している。
  • 2018年にフランス政府より教育功労章シュヴァリエを受章。
  • 『フェルナンド・ペソア伝 異名者たちの迷路』で読売文学賞(評論・伝記賞)を受賞(対象書籍は2023年刊)。