日本の文学賞

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高橋玄洋

たかはし げんよう

Takahashi Gen'yō

プロフィール

性別
男性
生誕
1929-03-24 (島根県松江市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
島根県松江市 → 広島市 → 平壌(朝鮮) → 釜山(朝鮮) → 新義州(朝鮮) → 尾道市(広島県) → 埼玉県所沢市

経歴

職業
脚本家, 劇作家, 放送作家, 小説家, 随筆家, 作詞家
活動期間
1954年〜
所属
新日本放送(現:毎日放送), 日本教育テレビ(現:テレビ朝日), 劇団新派, 日本演劇協会(事務局書記を務めた)
影響を受けた人物
北条秀司, 文学を志すきっかけを与えた従兄

学歴

尾道短期大学
国: 日本
尾道短期大学を経て早稲田大学へ進学
早稲田大学
第一文学部 / 日本文学科
卒業年: 1954
国: 日本
1954年に早稲田大学第一文学部日本文学科を卒業

受賞歴

芸術祭奨励賞
1960
対象作品: 傷痕
主催: 文化庁 芸術祭
結果: 受賞
芸術祭奨励賞
1962
対象作品: 子機
主催: 文化庁 芸術祭
結果: 受賞
久保田万太郎賞
1964
対象作品: いのちある日を
結果: 受賞
紫綬褒章
1992
主催: 日本政府
結果: 受章
旭日小綬章(勲四等)
1999
主催: 日本政府
結果: 受章

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 繭子ひとりほか

    『繭子ひとりほか』は、高橋玄洋によるの受賞作です。題名が示す人物・場所・出来事を軸に、当時の文学・芸術表現の文脈で評価された作品として位置づけられます。

    で評価された、高橋玄洋の『繭子ひとりほか』。

    受賞作文学・芸術時代の表現

作品

代表作

いのちある日を

1965年 テレビドラマ/小説

ポーラ名作劇場などで知られるシリーズ。家族と生命を巡る人間ドラマを描いた作品。

家族生と死人間関係
映像化・舞台化
  • [書籍] いのちある日を 藍の章 (1965)
  • [書籍] いのちある日を 茜の章 / 萌の章 (1966)

判決

1964年 テレビドラマ(法廷ドラマ)

法廷を舞台に社会問題や正義を問う硬派なドラマ。NETの連続作として人気を博した。

法と正義社会問題原爆公害
映像化・舞台化
  • [刊行物] 判決(原作:中堂利夫 名義の刊行) (1978)

繭子ひとり

1972年 連続テレビ小説(NHK)

NHKの連続テレビ小説で放送され、高視聴率を記録した家族ドラマ。

家族日常生活人情

三男三女婿一匹

1976年 ホームドラマ

温かい家族模様を描いた長寿ホームドラマの一つ。TBSで放送された。

家族日常ユーモア

野々村病院物語

1981年 医療ドラマ/ホームドラマ

病院を舞台にした人間模様を描くドラマ。TBSで放送された人気作。

医療人間関係職場

朱鷺の墓

1970年 テレビドラマ

1970年にNHKで放送された作品の一つ。戦後や地域の事情を背景に人間の生き方を描く。

戦後地域社会再生

黒い雨・姪の結婚

1983年 テレビ特別番組

日本テレビの24時間テレビ内で放送された特別番組。原爆と家族をめぐる内容が含まれる。

原爆家族記憶

全著作

  • いのちある日を 藍の章
  • いのちある日を 茜の章
  • いのちある日を 萌の章
  • ガラスの波
  • 志都という女
  • 体験的テレビドラマ作法
  • 三人姉妹
  • 夏の影
  • 三男三女婿一匹
  • その人は今…
  • 八丁目のダメ親父! カンナ・トンカチ・キリキリ舞い(編著)
  • お手々つないで
  • 分水嶺
  • 風をみた女
  • 判決(原作:中堂利夫)
  • 蝶たちの冬
  • 花を見るかな 評伝小林和作
  • 風待ちの女
  • 人工樹林
  • 夕映え天使 砂丘殺人事件の謎
  • 興味津々
  • テレビドラマ作法
  • 花火 作品集
  • いい生き方、いい文章 美しい文章作法
  • 感性が光る文章の書き方 いい生き方といい文章
  • 私の昭和出会った人々

翻案

  • 判決(テレビドラマ)
  • 繭子ひとり(NHK連続テレビ小説)
  • いのちある日を(書籍化)

作風・主題

文体
硬派・社会派のリアリズム家族や日常を温かく描くホームドラマ的筆致視聴率を意識した説得力のある物語構成
頻出モチーフ
原爆とその影響公害や社会問題家族と再生地方都市の風景と人情

評価・遺産

高橋玄洋は戦後のテレビドラマ界を代表する脚本家・劇作家の一人であり、社会派作品から温かなホームドラマまで幅広い作風で多数のヒット作を生み出した。NHK連続テレビ小説などで高視聴率を記録し、「視聴率の魔術師」とも称された。紫綬褒章や旭日小綬章の受章歴があるほか、尾道大学附属図書館に記念室が設置されるなど地域にも縁が深い。

記念館・博物館

  • 高橋玄洋記念室(尾道大学附属図書館) 尾道大学附属図書館(広島県尾道市)

関連学会

  • 日本演劇協会

資料所蔵先

  • 尾道大学附属図書館 高橋玄洋記念室所蔵資料

大衆文化への影響

  • テレビ視聴率で高記録を連発したことから「視聴率の魔術師」と呼ばれることがある。

豆知識

  • 1954年の早稲田大学卒業時にラジオドラマ懸賞で入選した「母の履歴書」が脚本家としてのキャリアのきっかけになった。
  • 1960年代には『判決』などの社会派ドラマで硬派な作風を示し、その後は家族を描くホームドラマでも多くのヒット作を生んだ。
  • 1972年放送の連続テレビ小説『繭子ひとり』では一部回で視聴率55.2%を記録したとされる。
  • 1945年8月6日、広島への原爆投下の日に広島市郊外で勤労奉仕中であり、当日市内の救援に入った経験がある。
  • 1992年に紫綬褒章、1999年に旭日小綬章を受章している。
  • 1960年以降は埼玉県所沢市に在住し、所沢市の市民憲章起草委員長を務めるなど地域活動にも関わった。
  • 父は尾道市役所に勤務し、1953年の映画『東京物語』の尾道ロケでロケ対応責任者を務めた。
  • 最盛期には年間100本のドラマ脚本を書いたと伝えられる(執筆量の多さで知られた)。