日本の文学賞

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鳥飼 否宇

とりかい ひう

Torikai Hiu

別名: 鳥飼 久裕
ペンネーム: 碇卯人テレビドラマ『相棒』のノベライズ執筆時の別名義(「とりかいひう」のアナグラム), 鳥飼 否宇作家としての主なペンネーム(本名は鳥飼久裕)

プロフィール

性別
男性
生誕
1960-03-06 (福岡県)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
福岡県(出生) → 奄美大島(在住)

経歴

職業
小説家, 推理作家, 編集者(元), 自然著述(本名での執筆)
活動期間
2001年〜
所属
奄美野鳥の会(先代会長), 日本鳥学会, 日本鳥類標識協会, 日本推理作家協会(会員)
所属団体
日本推理作家協会, 日本鳥学会, 日本鳥類標識協会
ノミネート
第7回本格ミステリ大賞 候補(樹霊), 第62回日本推理作家協会賞 候補(官能的), 第64回日本推理作家協会賞(短編部門)候補(「天の狗」)

学歴

九州大学 理学部
理学部 / 生物学科
学位: 学士(理学)
国: 日本
生物学科卒業。正確な卒業年は資料に記載なし。

受賞歴

横溝正史ミステリ大賞(優秀作)
2001
対象作品: 中空
部門: デビュー作/優秀作
主催: 横溝正史ミステリ大賞運営
結果: 受賞
世界バカミス☆アワード
2009
対象作品: 官能的
主催: 世界バカミス運営
結果: 受賞
本格ミステリ大賞(小説部門)
2016
対象作品: 死と砂時計
部門: 小説部門
主催: 本格ミステリ作家クラブ
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 中空

    老荘思想を規範に暮らす竹茂村で、閉ざされた共同体の中に潜む連続殺人の謎を追う本格ミステリ。

    閉鎖された村に、老荘思想と連続殺人の不穏さが重なる。

    336ページ
    閉鎖村連続殺人老荘思想本格ミステリ村の因習
  1. 受賞作: 死と砂時計

    『死と砂時計』は、鳥飼否宇による小説で、2016年の受賞対象作です。受賞記録と書誌情報を照合し、作品名と作者名を基点に内容紹介、刊行状況、読者向けの位置づけを整理しました。

    鳥飼否宇の『死と砂時計』は、賞の記録に残る題名から作品の主題と刊行状況をたどれる一作です。

    413ページ
    受賞作書誌確認現代文学

作品

代表作

中空

2001年 ネイチャーミステリー/推理小説

観察者の鳶山久志と写真家の猫田夏海を主人公とするデビュー作。自然観察と密室的な謎が織り交ぜられたネイチャーミステリー。

自然観察推理人間と自然の関係

官能的 4つの狂気

2008年 バカミス/綾鹿市シリーズ(短編集)

綾鹿市シリーズに属する奇想的な短編を収めた作品。ユーモアと狂気が混ざる『バカミス』的作風を特徴とする。

奇想ユーモア犯罪

死と砂時計

2015年 本格ミステリ/長編

本格的な謎解きを前面に押し出した長編。時間や死にまつわるモチーフを用いつつ、巧妙なトリックと展開で評価を受けた。

時間謎解き
翻訳
  • 韓国語版『죽움과모레시계』
  • 台湾語版『死亡的沙漏』

痙攣的 モンド氏の逆説

2005年 綾鹿市シリーズ/短編・中編集

奇想と逆説に富んだ連作的短編。評論やランキングでも取り上げられた作品を含む。

逆説奇想社会風刺

全著作

  • 中空(2001年)
  • 非在(2002年)
  • 密林(2003年)
  • 樹霊(2006年)
  • 官能的(2008年)
  • 死と砂時計(2015年)
  • 紅城奇譚(2017年)
  • 隠蔽人類(2018年)

翻案

  • テレビドラマ『相棒』シリーズのノベライズ(碇卯人名義)

作品の翻訳

  • 死と砂時計(韓国語版、台湾語版)

作風・主題

文体
緻密なトリックを重視する本格的な謎解きと、自然観察に基づく情景描写を両立させる文体。短編では奇想やユーモアを強めた『バカミス』的作風も展開。
頻出モチーフ
野外観察・鳥類時間と死逆説的トリック

評価・遺産

観察者シリーズの堅実な本格ミステリと、綾鹿市シリーズに代表される奇想天外なバカミス群を併せ持つ作家。野鳥・昆虫に関する一般書も本名で執筆し、地域の自然保護活動にも関与している。

関連学会

  • 日本推理作家協会
  • 日本鳥学会

豆知識

  • 本名は鳥飼久裕(とりかい ひさひろ)。
  • 碇卯人は「とりかいひう」のアナグラムで、テレビドラマ『相棒』のノベライズ執筆時に用いる別名義。
  • 奄美大島在住。野鳥関係の活動や著作がある。
  • 2016年に『死と砂時計』で本格ミステリ大賞(小説部門)を受賞。