日本の文学賞

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角田 房子

つのだ ふさこ

Tsunoda Fusako

別名: 角田フサ / 本名: 角田フサ / 旧姓: 中村
ペンネーム: 角田房子作家名(筆名として使用)

プロフィール

性別
女性
生誕
1914-12-05 (東京府)
死没
2010-01-01 95歳
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
東京(出生) → フランス(留学・在住経験)

経歴

職業
ノンフィクション作家, 作家
活動期間
1960年〜2010年
所属
日本ペンクラブ(名誉会員)
所属団体
日本ペンクラブ

学歴

福岡女学校(現・福岡女学院)
期間: 専攻科修了(年不詳)
国: 日本
福岡女学校専攻科修了
ソルボンヌ大学
期間: 留学(中退)
国: フランス
第二次世界大戦勃発により中退

受賞歴

文藝春秋読者賞
1961
対象作品: 東独のヒルダ
主催: 文藝春秋
結果: 受賞
婦人公論読者賞
1964
対象作品: 風の鳴る国境
主催: 婦人公論
結果: 受賞
新田次郎文学賞
1985
対象作品: 責任 ラバウルの将軍今村均
主催: 新田次郎文学賞選考委員会
結果: 受賞
新潮学芸賞
1988
対象作品: 閔妃暗殺 朝鮮王朝末期の国母
主催: 新潮社
結果: 受賞
東京都文化賞
1995
主催: 東京都
結果: 受賞

受賞・候補エディション

  1. 責任 ラバウルの将軍今村均は、角田房子による受賞作です。人物や時代の手触りを軸に、題材の背景と登場人物の選択を落ち着いた筆致で描きます。

    責任 ラバウルの将軍今村均の世界へ読者を導く、受賞歴を持つ一作です。

    413ページ
    受賞作時代と記憶人物描写

作品

代表作

東独のヒルダ

1963年 ノンフィクション

東ドイツでの生活や人物像を丹念に取材し、戦後ヨーロッパに生きる人々の姿を描いたルポルタージュ。

戦後ヨーロッパ個人の生き方現地取材

風の鳴る国境

1965年 ノンフィクション

国境や異文化との接触を巡る取材記。日本人の海外体験や境界をテーマに据えた作品。

国境海外体験文化接触

墓標なき八万の死者 満蒙開拓団の壊滅

1967年 ノンフィクション(歴史)

満蒙開拓団の被害と壊滅を詳細な取材で明らかにし、戦争被害と責任の問題を問い直すノンフィクション。

戦争責任移民史被害の検証

責任 ラバウルの将軍今村均

1984年 ノンフィクション(軍事史)

ラバウル作戦と将軍今村均の行動・責任を詳しく追った調査報告。戦史の再検証を通じて責任の所在を問う。

戦史責任追及軍人伝記

閔妃暗殺 朝鮮王朝末期の国母

1988年 ノンフィクション(歴史)

朝鮮王朝末期に起きた閔妃(明成皇后)暗殺事件を史料と綿密な取材に基づき検証した力作。事件の背景と関係者の動きを詳述する。

朝鮮近代史暗殺事件外交と陰謀
翻訳
  • 点字版(佐藤みどり 手製)

一死、大罪を謝す 陸軍大臣阿南惟幾

1980年 ノンフィクション(伝記)

終戦期の陸軍大臣・阿南惟幾を題材に、その選択と責任を追う評伝的な調査報告。

終戦史責任軍人評伝

全著作

  • 見たこと考えたこと・ヨーロッパからわが子へ
  • さまよう愛国心
  • 東独のヒルダ
  • 遠い愛の道
  • ダビデの星 パスポート四万キロ
  • 風の鳴る国境
  • アマゾンの歌 日本人の記録
  • ブラジルの日系人 新天地に生きる血と汗の記録
  • 墓標なき八万の死者 満蒙開拓団の壊滅
  • 甘粕大尉
  • 責任 ラバウルの将軍今村均
  • 閔妃暗殺 朝鮮王朝末期の国母
  • 味に想う
  • 悲しみの島サハリン 戦後責任の背景

作家による翻訳

  • ためいきのとき(アンヌ・フィリップ著)訳

作品の翻訳

  • 閔妃暗殺(点字版、佐藤みどり作)

作風・主題

文体
丹念な取材に基づくルポルタージュ的文体事実検証重視の記述
頻出モチーフ
戦争と責任個人の運命と歴史海外日本人の軌跡

評価・遺産

角田房子は綿密な取材と史料検証に基づく歴史的ノンフィクションで知られる。戦争・外交・海外日本人を題材に多くの作品を残し、複数の文学賞を受賞した。

関連学会

  • 日本ペンクラブ

資料所蔵先

  • 国立国会図書館(所蔵)
  • 新潮社 著者プロフィール・アーカイブ

豆知識

  • ソルボンヌ大学へ留学したが第二次世界大戦の勃発で中退して帰国した。
  • 夫は毎日新聞の社会部長を務めた角田明である。
  • 2010年1月1日に死亡(95歳没)、同年3月に死去が公表された。
  • 新田次郎文学賞、新潮学芸賞など多数の受賞歴がある。