日本の文学賞

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和田 務

わだ つとむ

Wada Tsutomu

プロフィール

性別
男性
生誕
1958-04-12 (長野県松本市)
国籍
日本
言語
日本語
居住地歴
長野県松本市(出生) → 東京都(在住)

経歴

職業
小説家, 翻訳家
活動期間
1984年〜
影響を受けた人物
安部公房, 遠藤周作
影響を与えた人物
佐々木直

学歴

早稲田大学
文学部 / 日本文学科
学位: 学士
期間: 1977-1981
卒業年: 1981
国: 日本

受賞歴

新人文学賞
1986
対象作品: 夜の地図
部門: 短編
主催: 新世紀文学会
結果: Winner
中央文学賞
1998
対象作品: 海の影
主催: 中央文学振興会
結果: Winner

受賞・候補エディション

  1. 受賞作: 文五捕物絵図、小さな世界

    テレビ演出の仕事として評価された作品群で、時代劇的な物語性と小さな世界の精密な人間観察が並ぶ。映像表現における演出の密度が受賞文脈の中心にある。

    文五捕物絵図、小さな世界は、和田勉の表現が受賞時の評価と結びついた作品である。

    テレビ演出時代劇人間観察

作品

代表作

海の影

1998年 長編小説 320ページ

漁村を舞台に、過去と現在が交錯する家族の物語。孤独と再生を静謐な筆致で描く。

家族喪失自然
映像化・舞台化
  • [映画] 海の影 / 山本洋 (2002)
翻訳
  • 英訳: Shadow of the Sea (2001)

夜の地図

1986年 短編集 180ページ

都市に生きる人々の断片を集めた短編集。記憶と孤独を巡る短篇群。

都市孤独記憶

砂の梯子

2005年 短編小説 140ページ

失われた場所を巡る旅を通じて、主体の再構築を描く中篇。

喪失再生場所

全著作

  • 夜の地図 (1986)
  • 海の影 (1998)
  • 砂の梯子 (2005)
  • 風の記憶 (2014)

翻案

  • 海の影 — 映画化 (2002)

作品の翻訳

  • 海の影 — 英語版: Shadow of the Sea (2001)
  • 風の記憶 — 中国語版 (2016)

作風・主題

文体
抒情的で詳細な自然描写内面の心理描写を重視する落ち着いた文体
頻出モチーフ
孤独記憶境界

評価・遺産

家族と自然を主題に、静謐な文体で現代日本文学に独自の位置を占める作家。地域文化の描写に定評があり、映像化も数作行われている。

記念館・博物館

  • 和田務文学記念館 長野県松本市 2018年開館

関連学会

  • 現代文学会

資料所蔵先

  • 早稲田大学図書館(和田コレクション)

大衆文化への影響

  • 海の影の映画化で地域観光が話題に

引用

  • 海は答えをくれるわけではない。ただ、聞き続ける者に何かを返すだけだ。
    出典: 海の影 (1998年)

豆知識

  • 大学在学中に短編でデビュー
  • 趣味は釣りと写真
  • 作品に登場する漁村は出身地の風景が基になっている