日本の文学賞

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十代目 柳家 小三治

やなぎや こさんじ

Yanagiya Kosanji (10th)

別名: 郡山 剛藏(本名) / 柳家小たけ / 柳家さん治
ペンネーム: 土茶俳号(東京やなぎ句会)

プロフィール

性別
男性
生誕
1939-12-17 (東京府 東京市 淀橋区 柏木三丁目)
死没
2021-10-07 (東京都 新宿区) 81歳
国籍
日本
言語
日本語
宗教
浄土真宗 洗礼名: 昇道院釋剛優
居住地歴
出生:淀橋区柏木(現・新宿区北新宿) → 晩年・没地:東京都新宿区

経歴

職業
落語家, 俳優, エッセイスト
活動期間
1959年〜2021年
所属
落語協会, 柳家小三治事務所(オフィス532), 東京やなぎ句会
所属団体
落語協会
影響を受けた人物
五代目 柳家小さん, 六代目 三遊亭圓生, 三代目 桂米朝
影響を与えた人物
柳家〆治, 柳家はん治, 柳家福治, 七代目 柳亭燕路, 柳家禽太夫, 柳家一琴, 柳家三三, 柳家三之助, 柳家小八

学歴

東京都立青山高等学校
期間: 〜1958年(卒業)
卒業年: 1958
国: 日本
高校卒業。東京学芸大学入試に失敗し、落語家の道へ進む。

受賞歴

放送演芸大賞
1976
主催: 放送演芸大賞
結果: 受賞
芸術選奨 新人賞
1981
主催: 文化庁(芸術選奨)
結果: 受賞
芸術選奨 文部科学大臣賞
2004
主催: 文化庁
結果: 受賞
紫綬褒章
2005
主催: 日本国政府
結果: 受章
重要無形文化財保持者(人間国宝)
2014
対象作品: 落語
部門: 保持者
主催: 文化庁
結果: 認定
旭日小綬章
2014
主催: 日本国政府
結果: 受章
毎日芸術賞
2015
主催: 毎日新聞社
結果: 受賞
新宿区名誉区民
2015
主催: 新宿区
結果: 選定
朝日賞
2019
主催: 朝日新聞社
結果: 受賞

受賞・候補エディション

作品

代表作

死神

落語

死を扱った滑稽で人情味のある古典落語の一つ。死神という設定をめぐる噺で、人間の生や死、機知が描かれる。

生と死人情ユーモア

野ざらし

落語

旅や放浪を題材にした噺の代表例の一つ。人生のはかなさや人間関係がユーモラスに描かれる。

人生の哀歓人情

百川

落語

人間模様や誤解、情の機微を織り交ぜた噺。小三治の持ちネタとして知られる。

人情誤解コミカルな描写

全著作

  • ま・く・ら
  • もひとつ ま・く・ら
  • バ・イ・ク
  • どこからお話ししましょうか 柳家小三治自伝
  • 小三治名席
  • 柳家小三治の落語(全3巻)
  • 柳家小三治 新選独演会(CD/DVD等)

翻案

  • ドキュメンタリー映画『小三治』(2009年、監督:康宇政)
  • テレビ番組・ドキュメンタリー(NHK『プロフェッショナル』等)

作風・主題

文体
飄々とした語り口ぶっきら棒だが流麗な語り導入(マクラ)の巧みさ
頻出モチーフ
日常生活の細部人情味観客の自然な笑いを誘う技巧

健康

  • リウマチ(両手首に症状)
    50代頃から
    51歳で両手首のリウマチを発症し、バイク運転をやめるなど日常生活に影響があったが高座は続けた。
  • 心不全(死因)
    2021年10月(突然死)
    2021年10月7日に心不全のため死去。

評価・遺産

十代目柳家小三治は、五代目柳家小さん門下として滑稽噺を受け継ぎ、落語協会の理事・会長を歴任。2014年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定されるなど、東京落語界の大看板となった。特に「マクラ(導入)」の名手として知られ、弟子を多く育てた。

関連学会

  • 東京やなぎ句会

資料所蔵先

  • 柳家小三治オフィシャルホームページ(アーカイブ)
  • NHK人物録(柳家小三治)

大衆文化への影響

  • ドキュメンタリー映画『小三治』(2009年)やNHK特集、各種追悼番組
  • 『プロフェッショナル 仕事の流儀』『情熱大陸』等での特集

引用

  • 落語は本来が面白いものなのできちんとやれば笑うはずだ。無理に笑わせるものではない。
    出典: インタビュー/人間国宝認定時の発言(要旨) (2014年)

豆知識

  • 前座名は「小たけ」、二ツ目時代は「さん治」を名乗った。
  • 俳号は「土茶」。東京やなぎ句会のメンバー。
  • 若い頃はバイク愛好家でツーリングチーム『転倒蟲』に参加していた。
  • 『マクラの小三治』という異名があるほど導入(マクラ)が巧み。
  • 2014年に重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。